R子さんの作品
手記(11)
「いやっ! いやぁっ!」
わたしは大声で叫びました。でも・・・そんなこと言ったって無駄でした。
3年生は、一人ずつ、わたしの耳元で「ごめんね」
「練習のひとつだから、我慢して」と言ってから、わたしの体を思い切り平手で打ちました。
全身に激痛が走りました。胸やおなかが、あっという間に赤く腫れ上がりました。
3年生が全員打ち終わった時、わたしはぼう然として、何がなんだか分からなくなっていました。
すると、先生がまた、わたしの顔をのぞき込むようにして言いました。
「ゆか子さん、股間が・・・また濡れてきているわよ」
「い、いやっ!」
慌てて、股間を両手で隠しました。てのひらに、ねっとりとした液のようなものがつきました。
先生は、またにやっと気味の悪い笑みを浮かべました。
「裸を見られて、変な気分になったのかな? あなたって、もしかしてマゾの気ある?」
「そ、そんな・・・」
「ふふっ、そんなにうろたえることないのよ。その方が、うちの部でうまくやっていけるんだからね」
そう言って・・・先生は、股間からわたしの両手を剥ぎ取るようにどけました。
「あっ・・いやっ、見ないで・・・見ないで下さい!」
泣き叫ぶわたしを無視して、先生は・・・脱脂綿のようなもので、
わたしの股間の、ワレメの線になっている部分を、ゴシゴシと強く拭き始めました。
痛かったので、「ん・・・んぐぅ・・・」とうめいてしまいました。
それでも、先生はなかなかやめてくれませんでした。
そのうち・・・先生は、ワレメの中に指を差し込んで、上下に動かすようになっていきました。
「い、痛いです・・・やめ、やめて下さい・・・」
「我慢するのよ。これも試練なんだからね」
やがて、痛みだけでなく、変なことに、気持ちよさを感じるようになっていきました。
でもだからといって、こんなことされて嫌なことに変わりありません。
わたしは泣き叫びました。「あっ・・・うぐ・・ああっ・・・」と変な声ももらしてしまって、すごい嫌でした。
それからしばらくたって、わたしはようやく解放されて、パンツと短パンだけ、はくことを許されました。
でも、すぐには無理でした。
股間が、ねっとりとした液でびしょびしょに濡れていたからです。
思い出すと、本当にレイプされたような気分でした。
わたしは素っ裸のまま、同じ1年生の子に肩をかしてもらって、トイレに行きました。
トイレで、ホースの水を使って股間を洗い流しながら、また泣きました。
「こんなひどいことはそう滅多にないから、元気出して」
その1年生の子は、そう言って慰めてくれました。
でもその後・・・少し怖いことを口にしました。
「大丈夫・・・ゆか子ちゃんもそのうち・・・慣れるから」
(おわり)