R子さんの作品

手記(7)



 怖かったです。
 もう、頭の中が混乱していました。
自分が今どうなっているのか、それさえもわからなくなってしまいそうでした。
 服を脱がされた時までは、すごく恥ずかしかったけれど、覚悟していたことなのでどうにか我慢できました。
でもその後、裸で写真を撮られて、メジャーで胸の大きさを測られて、数値まで読み上げられて・・・、
しかもそれだけじゃなくて、乳首をいじられて、おっぱいを強くもまれるなんて・・・
すごいショックで、立っているのもつらいです。
 まだ呼吸が少し乱れていました。
えっと、それに・・・乳首も立ってしまって、それから、股間のところが熱くて、湿ってきている感じで・・・
自分の体が変になってしまったような気がして、気持ちが悪かったです。
 早く解放して欲しいって思いました。
これ以上何かされたら、わたし、わたし・・・もう、壊れてしまいそうで・・・。

 ゆか子は、目に涙を浮かべながら懸命に恥辱に耐えていた。
さっきまさぐられ、痛めつけられた乳房は、私の指の跡で赤くなっている。
それでも、もう恥ずかしい部分を隠すことなく、両手を体の横につけて、少女は立っていた。
 私は、ゆか子以外の部員達に、いつもどおり練習に取りかかるよう指示を出した。
そして、ゆか子に「あなたはもう少し付き合ってね」と言って、そのかわいらしい頬を右手ですっとなでた。
 少女は自分より少し背の高い私の顔を、怯えたような目で見上げた。

「あなたはもう少し付き合ってね」
 先生の言葉に、わたしは目の前が真っ暗になった気分になりました。
 そんな、今までも十分嫌なことされたのに・・・まだ、まだ耐えなきゃいけないの?
 それでも・・・わたしは「はい」と返事しました。
この部活を選んだのは、自分なのです。
こういうことをわかっててそれでも入部を決めたんだから、それに自分だけじゃなく、
他のみんなもこういうことに耐えているんだから・・・今さら逃げ出すわけにはいかないんだ・・・
そう自分に言い聞かせました。
 先生は、他のみんながこの場から散ると、わたしの肩にぽんと手をのせて言いました。
「あなた、事故にあったんだってね」
「えっ、あ・・・はい」
「それでしばらく、リハビリするからって、部活には出られなかったのよね」
「はい」
「それなら・・・体のバランスが崩れていないか、見る必要があるわね」
 嫌な予感がしました。何か、また恥ずかしいことしなきゃいけないんじゃないかって・・・。
 そしたら、先生は自分のバッグからまた何かを取り出しました。
それがビデオカメラだと分かった時、わたしは「ええっ・・・」と声を上げてしまいました。
 そんな、また・・・撮られるの? こんな恥ずかしい格好撮られるの、さっきで終わったんじゃなかったの・・・?
「心配しないで。部外の人には絶対見せないから」
 先生が、慰めるようなことを言いました。
「それに、さっきから言っているけど・・・他のみんなも同じように撮ってるから」
「はい」
 そんなふうに言われると、拒否することなんてできません。
わたしは結局、従うしかありませんでした。
 先生はビデオをセットし終えると、手前の床にはりつけられているビニールテープのラインを指さして、
「そこをまたいで立って、こちら向きにまっすぐ歩いてみて。
歩く時の体のバランスを見るから」と指示しました。
わたしは言われるまま、ラインに沿って五、六歩くらい歩きました。
胸を隠すと叱られるので、恥ずかしいけれど、両腕は体の横につけていました。
「はい、ストップ」
 そう言って、先生はビデオを止めて、一度再生してうまく撮れているかどうか確認していました。
これで終わりなのかな・・・そう思ったのもつかの間、先生は言いました。
「うーん・・・これじゃあはっきりとは分からないわね。
もう一度撮影し直さないと。ゆか子さん、もう一度さっきのところに立って」
 仕方なく、わたしはさっきの場所に戻って、またラインに沿って歩き出そうとしました。
すると、「ああ、ちょっと待って」と先生に止められました。
「さっきと同じように撮ったら、また分からなくなりそう。だから、今度はね・・・」
「あっ、あの・・・」
 わたしが「どうすればいいでしょうか?」と言いかけた時・・・先生は言いました。
「下も、脱いでしまいなさい。短パンも、パンツも」
 信じられなくて、わたしは一瞬声を失ってしまいました。


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