ルークさんの作品

ひろ子 第7話


泣いていた沙弥加の気持ちをすぐに察したひろ子も涙を流す。
そして娘に精一杯応えるべく悲壮な決意をする。

「沙弥加様、どうかこの牝豚ひろ子を厳しく躾けてくださいませ。」
「ひろ子のお尻は沙弥加女王様の所有物です、至らないときはいつでもお仕置きをくださいませ。」

ひろ子は額を床に擦り付け、扁平で横広な大きなお尻を高々と掲げ前後左右に揺すって淫豚の誓いを立てた。

ひろ子はこの日から一切の散髪を禁じられた。
今はまだカツラに頼っているがいつかは地毛で女装していかなければならない。
そのためには女性らしい髪の長さになるまで伸ばし続けなければならない。

「髪の毛はこれから少しずつ伸ばしていくとして、あとはヒゲと体毛よね。
毎日剃るのも面倒だし永久脱毛しかないよね。」

沙弥加は本気で父・広樹を「女・ひろ子」に作り変えようとしている。
もちろん費用は広樹が稼いできている給料から賄われる。
この家の稼ぎ手は広樹(ひろ子)だが、この家の主はすでに娘・沙弥加である。

沙弥加の目はサディストに変貌していた。
これが果たして学校で虐められている娘であろうか?


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