ルークさんの作品
メイドの反乱 第１４話
相原家で起きた反乱は同時に白鷺家でも起きており、またメイドを雇っていた他の屋敷でも同じことが起きていた。
広範囲にわたり水面下で発生したこの事件はのちに「メイド・レボリューション」と呼ばれた。
レズＳＭ系サイトで知り合ったＳ嗜好のある若い娘達のうち、
立場のある身分の高い美女を貶めたいという歪んだ嗜好のＳ女達により闇のサークルが結成された。
彼女達は夫を亡くし女ばかりとなった資産家の家を隅々までネットで調べ上げた。
そして女当主しかいない屋敷にメイドとして配置され、一斉に反乱を起こしたのだ。
「ほら、泉美、お前も良く知ってる上流階級の方々よ、仲間がいて嬉しいでしょ？」
「そ、そんな･･･」
白鷺家に集められた令夫人令嬢たちは泉美や純、沙織や由貴だけではない。
他にも大勢の令夫人や令嬢達が全裸に剥かれ自分達のメイドに跪いていた。
泉美はかつての上流階級の仲間達が奴隷に堕ちている姿を見て絶望した。
「ほら、純、お前のクラスメイトの子も何人かいるんじゃないの？」
「あ･･･あああ･･･」
純もまた知っているクラスメイト達の何人かが奴隷に堕ちている光景を見て絶望している。