タカさんの作品

班長には逆らえない


<17>

 「福村さんは、眠気も何も吹っ飛んで、じっと下を向いているだけでした。
「上司に尊敬の念を持って接しろって、一寸前に言ったばかりだろう。コーヒーやお茶酌みは誰の仕事だよ?」
「・・・・」
「誰だよ? 言ってみな!」
「わ、私です。」
「そーだろうが。お前って、本当に学習能力の無いバカだね〜。
言っても解らない人にはお仕置きして解らせるしかないネ!」と由香里さんは言い放ちました。
それを、聞いて福村さん、年下に無能のバカ呼ばわりされて何処にも持って行けない
怒りとどんなお仕置きだろうという恐怖で顔を上げたり俯いたりして、オロオロした態度で私の方に
救いの目を向けてきす。
(ゴメンナサイ。私の良かれと思ってした好意がこんな事に成るなんて、・・・
でも、私の方を見てもどうにも成らないんですよー。
お願いだから、そんな目でこっち見ないで・・・)
「イクコ。 ちょっとロッカー室にきて!」といい終わるとトットとロッカー室の方に歩いて行きました。
そして、足取り重くその後を福村さんは付いて行きました。」 

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