山女さんの作品


妄想です 

 女子高の同級生でひどく苛められていた子がいました。
ほっそりとした美人で、近寄りがたい雰囲気のある転校生でした。
成績はよかったのに、親の都合で学期の途中での転入になったので、
こんな底辺校に来たのです。
 私が虐めを知ったときには、もうかなりエスカレートしていました。
いちばん若くてちょっとハンサムだった先生の授業の時、教壇の上にパンティが
置かれていたのです。
先生が、いったいなんだ、これ、と言った感じで持ち上げたそのパンティには、
あの子の名前が書かれていました。
 虐めを察知したこの先生は、白い紙をみんなに配り、知っていることを何でもいいから
書くように、と、その授業をつぶしてしまいました。
放課後、虐めの首謀者たちが呼び出され、こんど苛めたら停学だと、厳重に注意されたのでした。
 その夜、虐めグループの一人から電話がありました。
次の日曜の朝、今はもう使われていないブラスバンドの練習場に来るようにと
言うのです。
クラスのみんなが来るわよ、もしこなかったらチクったのはあんただと判断する、と。
恐ろしさに脚が震えました。
 そして日曜の朝、ほこりっぽい部室にクラスのみんなが輪になっていました。
輪の中にはあの子が正座させられて、静かに泣いていたのです。
「服を脱ぎな」と、みんながそろうと、虐めグループの子が命令しました。
 もう何を言っても無駄だと諦めていたのでしょう、あの子は静かに上から、
最後にパンティも、
少し躊躇しながら脱いだのでした。
「立って、手を頭の上にあげな」
 あの子は泣きながら言われたとおりにしました。白い胸にかかる髪が、
揺れながら泣き顔を隠していました。
「みんな、一人づつ、こいつの下の毛をむしるんだ。躊躇したヤツが裏切りもんだ」
 私たちは出席番号順に並ばされ、あの子のヘアを抜いてはグループのリーダーの
持つ紙の上に置かなければならないのでした。
「2本? お前、こいつに同情してるのかよ」
 そう言われてあわててむしりなおす子もいて、あの子の下はすぐに薄くなっていった
のです。
むしられるたびにあげるあの子の悲鳴は今でも耳に残っています。
私は名字が「ま」はじまりだったので、とてもヘアは残ってはいないと思われ、
少し安心したのでしたが。
「よし、じゃあ四つんばいになれ」
 あの子は何かを察したのか、泣きながら動けません。
「なれよ」
「…」
「じゃあ、お前の家と近所に、あの写真をばらまくぞ」
 あの子はしかたなく、と言った感じで四つんばいになりました。
 そしてヘアをむしらなかった私たちに、イチジク浣腸が回ってきたのです。
一人一個づつ、この子のおしりに入れろ、と。
 あまりのことに泣き出した子がいて、可哀想に、その子がいちばんにやらされること
になりました。
私も……あの子のおしりに入れたのでした。押しつぶした瞬間、
あの子は小さなうめき声を上げました。
 全部で9本も入れられそのまま正座させられました。
 顔色がみるみる青ざめていくのがわかりました。
「トイレに、トイレに…」
 あの子は哀願を始めました。
「裸でいくのか?」
 そして虐めグループの一人が新聞紙を床に投げ、
「お前のトイレはこれだろ、ここにしろよ」
「いやです、トイレに行かせてください」
「だから、これがお前のトイレなんだよ。それともそのまま漏らすか?」
 あの子はおなかを押さえて苦しみ抜いたすえ、ついに決心したようにして、
新聞紙の上にまたがったのでした。滑稽な格好でした。
 虐めグループは拍手喝采しました。
「恥ずかしいとは思わねえのかよ」
 私たちはまた一人づつ、この子をなじるように強要されました。私は、
「臭いわねぇ、便秘だったでしょ」
 と半ば本気で言いました。
「よおし、みんなは帰っていいよ。あとは死なない程度にたっぷりシメる。
みんなも共犯だってことを忘れるなよ」
 こうして私は帰ってきたのでした。
 あの子がそのあとどんな目にあったのか、噂では聞きましたが、
とてもここには書けません。
一週間学校を欠席し、出てきたときには前にも増して、虐めグループの従順な奴隷に
なったあの子は、きちんと卒業して東京の大学に進学したのでした。
帰省したときなど、かつてのグループのリーダーにこっそりラブホで会っていると
いう噂です。

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