山女さんの作品

シリーズ「読者妄想」2


「私の受けたいちばんひどいいじめを紹介します。
コンビニにノーパンでパンティを買いに行かされました。
参考にしてください」

解りました。以下、妄想を膨らませたものです。

 もう卒業した先輩が車を貸してくれるようになって、私への虐めはいっそうひどくなりました。
隣町の街道沿いのコンビニの近くに車をおき、私にパンティを買ってくるようにと命令するのです。
私は泣いて、許してくれるようにお願いしました。
なぜなら、車の中で、私は着ているものすべてを取り上げられていたからです。
 ここに来る前、私が脱ぐ一枚一枚を、美紀は走る車の助手席の窓から捨てていきました。
 あとの二人は後ろの席で、抵抗する私から無理矢理服をはぎました。
 最後の白い一枚が夜の闇に飛んでいくのを、私は絶望の涙にうるんだ目で見ていました。
「おい、パンティくらいはかせてやろうか?」
 私は頷きました。
「買ってこいよ」
 美紀は私の財布から千円を出すと、100メートルほど向こうのコンビニを指さしたのでした。
「いや! そんなのできない」
「じゃ、ここにこのまま捨てていくぞ」
 後ろの席の二人は、美香の無言の命令を理解して、ドアを開け、私を道に放り出したのです。
私は必至に抵抗しましたが、他の車のライトが近づいてきて、気を取られたすきにドアは
閉められてしまったのです。
 運転席の窓が開き、そこから千円札がヒラリと落ちました。
「5分で帰ってこい、5分たったら置いていくぞ」
 他の車が来て、私はドアの下に隠れました。
「何してるんだ30秒経ったぞ」
 冷酷に言い放つ美香の顔を見て、もう逃れられないと思い、私は千円札を拾うと、
全速力でコンビニに走りました。裸足の足にアスファルトが痛かった。
しかもコンビニは掃除中で、飛び込んでいった私は床にまかれたワックスに滑り、
転んで、大股開きを若い男の店員さんにさらしてしまったのでした。
驚いた店員さんは何も声をかけてきませんでした。
 私はパンティを探すと、すぐレジに持っていき、店員さんの顔も見ずに千円札と
一緒に差し出しました。
 そしてぎりぎり5分で車に帰り着いたのでした。
「おい、おつりはどうしたんだよ」
 美香に言われ、頭から血の気がスーッと引きました。
「もう一回だな」
 美香はにやりと笑ったのでした。

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