ゆみたんさんの作品

逆恨み(1章)


由美は都内の会社に勤めるOLです。そんな由美の毎日の楽しみは会社帰りにショッピングを
楽しむことでした。
そんなある日、由美はお店で女子高校生が万引きをするところを見てしまったのです。

由美はその女子高校生に近づいていき「ちょっと万引きはよくないわよ」
女子高校生(正子)「万引きなんかしてないよ」と逆ギレしてきました。
その時です。正子の後ろでもう一人の女子高校生(博美)が商品を受け取って店から出ていきました。
しかし由美はその事に気がつきませんでした。
由美は「カバンの中に隠してるんでしょ」と強気に言いました。
正子は「証拠も無いのに何言ってるのこのおばさんは!」とあくまで無実を言い張りました
そこに騒ぎを聞きつけた店長が来て二人の話を聞くことになりました。
由美「店長さんですか?その高校生は万引きしましたよ」
正子「してないって。なんなら身体チェックでもする?私がここで裸になればいいの?」と正子は強気です。
由美「ふん。大げさに言っちゃって。どうせカバンの中でしょ」
店長「ちょっとカバン開けてもらってもいいですか?」
正子「どうぞ。御自由に」
10分が経過して・・・
店長「お客さん、この子万引きなんかしてないですよ」
由美「え!でも私確かに取るところみたんですよ。」
店長「まあまあ。お店としては被害は無いので構わないのですが、彼女に謝っといてくださいね。
うちの大切なお客さんですから」店長は無駄な時間を費やしたような顔で言った。
由美「ごめんね。私の勘違いだったみたいで迷惑かけちゃって・・・」
正子「最低。疑われた身にもなってみろよ。このおばさんが!」と言って走って店を出て行ってしまった。
店長「お客さん。」
由美も渋々と店を出て駅に向かって歩き始めた時、由美の背後で「おばさん」って声が聞こえた。
それはさっき由美が万引犯扱いした正子だった。

正子「さっきはどうも。すごい傷ついたな」
由美「だからごめんね。って謝ったでしょ。何かまだ用でもあるの?」
正子「慰謝料1000万ちょうだい。だってもうあの店に行きづらいもん・・・」と先程とは違う寂しそうな声で
言ってきた。
由美「ほんとごめんね。でもそんな大金私は持ってないのよ」
正子「・・・だったらお姉さんOLさんでしょ。服とか何着かちょうだいよ。
私年頃だから服とかには興味あるんだ」
さっきまで「おばさん」と言ってた高校生が「お姉さん」って言ってきたことにはさすがに驚いた由美だったが、
きっとさっきは逆上して「おばさん」って言ったけど本当は素直な子なんだ。
だったら服とか何着かで慰謝
料が0円になるなら安いかなと思い。
由美「いいわよ」と答えてしまった。
正子「やった。ねえねえだったら今から取りに行ってもいい?」
由美「今から・・・(別に一人暮らしで待ってる人もいなかったので)わかった。いいわよ。」
正子「ほんとに。嬉しい。どんな服持ってるの?」
由美はまるで妹と話してるかのように思えてきた。そして妙に親近感がわき、
由美「夕飯まだでしょ。もしよかったら家で食べて行く?洋服はそれからのお楽しみなんてどう?」
正子「ほんとに。ほんと。ちょ−嬉しいなぁ〜」
由美「それじゃ夕飯のおかずでも買いながら私の家に行こうか。」
正子「うん」

しかしこの時、まだ由美は正子の罠に気付いてはいなかった!

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