すばらしい女性になるために(5)
久美は、沙紀に髪を掴まれて、廊下に引きずり出されてしまった。
「教えるから、一回で覚えんのよ!」
「はい!」
もう、すっかり怯えてしまった久美は、涙目で沙紀を見上げた。
「そこに正座する!」
「はい!」
「頭下げて!」
「はい!」
「もっと、下げて!」
沙紀は、久美の頭を踏みつけて命令する。心なしか、沙紀の表情がうっとりしている。
蛙のように惨めな姿にされた久美は、頭を床に擦り付けられながら必死に耐えた。
「1年の久美です!入ります!って言うの。わかった?」
「はい!」
「じゃ、言ってごらん。」
「1年の久美です!入ります!」
「よし、入れ!」
奥から美香子の声が飛んだ。
安心して、立ち上がって部屋に入ろうとした久美に、沙紀が言う。
「こら!誰が立っていいって言った?失礼しますって這って入れ!やりなおし!」
「え?はい!失礼します!」
「そう、這って入ったら、土下座!」
<うう、ごめんなさい。やさしくしてください〜>
「いいよ。久美。」
美香子の声。
「は?」
「先輩のお許しが出たんだよ。立っていいよ。」
「はい、ありがとうございます。」
「でも、ぐずの久美には、お仕置きが必要ね。(笑)」
美香子が自分のベッドに腰掛けて、久美に指でおいでおいでをしている。
「はい!」
久美は、卑屈にも四つん這いで美香子のところに行って、項垂れる。
「立ちなさい。」
「はい!」
久美は、美香子の前に直立する。たった半日で年下の女の子に服従している。
お嬢様育ちの久美には、普通の女性よりも傲慢なプライドがあったが、
経験したことのない、年下の女の子による、執拗な叱責やビンタに自分を失っている。
「お尻たたきの罰よ。(笑)ジャージぬぎましょうね。」
美香子の手によって、久美のジャージのズボンがパンティと一緒に膝まで下ろされた。
「生意気にお毛毛はやしちゃって。(笑)」
美香子に下の毛を撫で付けられて、久美は屈辱に震える。
<女の子のくせに、さわらないでください。>
「ほら、膝の上に乗って。」
久美は、美香子の膝の上に腹を乗せて、お尻丸出しのお仕置きのポーズになった。
「今日は、10回で許してあげる。叩かれたら数を言うのよ。お礼もよ。」
「はい!お願いします。」
「だいぶ可愛くなったわねぇ。久美ちゃん。(笑)いくよ!」
ぱち〜ん!
「い、た〜い!」
県内屈指のセンタープレイヤーのスパンキングは、強烈だった。
尻がぴりぴりして、痛くて痒いような、何ともいえない感触に耐えられなくて、
尻をさすりたくなって伸ばした手を乱暴に払われて、
「数、数える!」
「あ、はい!いち!です。ありがとうございます。」
ぱち〜ん!
「あ、い、にです!あああ、痛い。ああ、ありがとうございます!」
ぱち〜ん!
「きゃ〜!いたい!ゆるして!」
「なんだって?」
「あ、すみません!さんです。痛いです。あ〜ん。」
ぱち〜ん!
「よ、ん、です。うう、ありがとうございます!」
<痛いよ〜!許してください〜!(泣)>
・・・・・
ぱち〜ん!
「じゅうです〜!ありがとうございます〜!」
「はい、よく頑張ったわね。お尻撫で撫でしてあげる。」
「うう」
「こうやってお尻撫で撫でされると、気持ちいいでしょ?」
「はい、気持ちいいです。」
「お仕置きされないように、頑張ろうね。久美ちゃん。」
「はい、よろしくお願いします。」
「可愛い〜(笑)よしよし」
美香子に頭を撫でられながら、久美は、なんだか美香子がお姉さまって感じがしてきた。
<美香子さん、私を可愛がってください。私、頑張ります。>
「でも、久美は、馬鹿でのろまで最低の女だから、しばらくはみんなに泣かされると思うけど、
みんなを好きになって、みんなに喜んでもらえるようにすれば、可愛がってもらえるわよ。
できるわよね?」
「はい、頑張ります。」
「じゃ、全部脱ごうね。」
美香子は、膝の上でぐったりしている久美の衣服を全部取り去った。
「この部屋では、1年以下の久美は、真っ裸で過ごすのよ。
身分をはっきりさせるためにね。(笑)」
「はい、美香子さんに裸を見られてうれしいです。」
「沙紀もいるわよ。」
「あ、はい、沙紀さんにも裸を見られてうれしいです。」
「オナニーでもしてみる?見られるのうれしいんでしょ?」
「え?それは・・・」
「冗談よ。(笑)」
「あ、はい。」
<オナニーだなんて・・・、赤面です〜>
「でも、聞分けないとやらせるかもよ。」
「はい、何でも言うこと聞きます。」
「じゃ、そこに正座しなさい。」
「はい!」
何をやらされるのか、びくびくしながら久美は、美香子の顔を見上げる。
「靴下ぬがして。」
「はい、美香子さん。」
「さん付けじゃあ、だめね。美香子様って言いなさい。沙紀にもね。
久美は、奴隷以下だもんね。(笑)」
「はい、美香子、さま。」
「誰が手を使えって言った?」
「え?はい、どうすれば・・・」
「口でぬがせてよ。頭悪いわね。」
「はい、すみません、美香子様。」
<美香子さま〜!美香子さま〜!美香子さま〜!>
「足、マッサージして。久美。」
「はい、美香子様。」
「気持ちいい〜、上手なのね、久美。今度は、指を舐めて。」
「え?はい、舐めさせていただきます。美香子様。」
「そう、指の間もちゃんと舐めてよ。お風呂入ったから汚くないから。くすぐったい〜。
今度は、練習の後に舐めさせてあげる。(笑)」
久美は、美香子に喜ばれたい思いで、必死に舐めた。
「せんぱい〜、私も舐めさてたいです。」
「沙紀も?いいわよ、ちょっと待って。ほら、久美、沙紀が呼んでるよ。」
「こっちいらっしゃい。久美!」
「はい!沙紀様。」
久美は、素っ裸で四つん這いになって、沙紀の目の前まで這っていく。
「これが欲しいんでしょ?久美。」
沙紀は、靴下を脱いだ足で、久美の鼻をつついた。
「はい、沙紀様の足を舐めさせてください。」
「かわいい〜!ほら、お舐め。」
沙紀に嫌われないように、一心不乱に足を舐める久美。
「きゃあ、こいつ舐めてる。くすぐったい〜(笑)」
<いつまで続くの?でも、美香子様、沙紀様に可愛がられたいです。>
「もう、いいでしょ。(笑)こっちおいで、久美!」
「はい!美香子様。」
久美は、また、よたよたと四つん這いで美香子の前に這って行く。
「沙紀もこっちおいでよ。こいつの体、点検しよ。」
沙紀は、美香子のとなりに腰を下ろした。
「久美、立って後ろ向いて。」
「はい、美香子様。」
「足広げて!もっと!もっとよ!」
1メートル近く足を広げられて、前に手を付くように命令された。
「もっと、お尻つきだして!」
「きゃあ、恥ずかしくないの〜、久美。何もかも丸見えよ。(笑)」
「ああ、沙紀様、はずかしいです。」
「やっぱ、恥ずかしいか。(笑)そうだよね。これじゃあね。」
「久美のお尻の穴、どれ?私達子供だからわかんな〜い。(笑)」
「あの、これです。美香子様。」
と、自分の肛門を指差す。
「よくわかんな〜い。指で押してみて。」
「あ、これです。」
「あっはっは、こいつ肛門押してるよ。ははは」
<美香子様が押せって言ったんじゃないですか。>
「じゃ、今度は、久美の恥ずかしいとこ広げてみて。」
「はい、これでいいですか?」
「これ、きれいな方?久美に聞いてんだよ。」
「はい、きれいな方だと思います。美香子さま。」
「こいつ、自分で言ってるよ。(笑)まわり、黒くなってないし、きれいな方なんだろうね。」
「でも、濡れてないね。こんな格好させられて、感じないの?」
「え?わかりません。美香子様。」
「先輩、こいつレズっ気はないみたいです。さっき、こいつ、
風呂場の前で1年に素っ裸で立たされてたとき、触ってみたけど、全然濡れてなかったです。」
「へ〜、そうなんだ。沙紀、あんたの方がレズっけあるんだ。(笑)」
「恥ずかしいですけど、先輩だから言いますけど、久美って可愛いし、犯してやりたいです。(笑)まじで。」
「へ〜、沙紀、そんな趣味あったんだ。じゃ、久美の丸出し見てどうなの?」
「どきどきですよ〜(笑)私の方が濡れてますよ〜。」
「きゃははは、そうなんだ。ははは、沙紀、誰にも言わないからね。はっはは。
こら、久美!沙紀がお前のこと好きだって。レズ奴隷にしてもらえば?うれしい?」
「はい、美香子さま。よくわかんないですけど、沙紀様、可愛いし、うれしいです。」
「沙紀、聞いた?うれしいって。恋人できちゃった?何、顔赤くしてんの?ははは」
「先輩、からかわないでくださいよ〜。」
「ごめん、ごめん。でも、笑っちゃう。誰にもいわないからね。はははははは」
「先輩、もう。」
「きゃはははっは、わりい、ごめん、はまっちゃった。久美は、あそこ丸出しのまんまだし。ははははは」
「・・・・・」
「まじ、ごめん、笑いすぎた。じゃ、沙紀、ここいじって濡らしたい?」
「思いますけど、先輩の前だとできませんよ〜。」
「そうだよね。(笑)キスくらいならできる?」
「先輩の前でですか?う〜ん、できるかな。」
「見せて、見せて。久美!沙紀がキスしてくれるって。いつまで、丸出しにしてんのよ。
こっち向いてすわりなさい。」
「はい、美香子さま。」
「沙紀のこと好きだよね?久美。」
「はい、沙紀様好きです。」
「沙紀、相思相愛じゃん。ははは、顔真っ赤じゃん。久美は、さっきも言ったように、
沙紀にサポート任すって言ったでしょ?久美の教育係は沙紀なのよ。
レズ入ってもいいから、ちゃんと教育するのよ。」
「はい、先輩、なんかうれしいです。久美を自由にしてもいいんですよね?」
「当然、でも、可愛がってばっかりだと問題あるけど。」
「はい、びしびしやります。」
「じゃ、キスして見せて。」
「はい、先輩。久美、こっちおいで。」
「はい、沙紀様。」
沙紀は、久美の顔を両手ではさんで、上を向かせて、唇を合わせた。
<沙紀様、うれしいです〜。私、完全に奴隷?>
「舌出して。」
沙紀に言われて、舌を出した。
「もっと。」
久美は、思いっきり舌を伸ばした。
沙紀は、久美の舌に自分の舌を絡めて、むさぼり吸い上げた。
久美は、目を閉じて身を任せる。
「すご〜い。いやらしい。興奮しちゃうよ。」
沙紀は、うっとりした顔で、
「先輩、久美可愛いです〜。」
「そうなんだ。こっちまで興奮しちゃうよ。(笑)久美は?」
「あ、はい、沙紀様のキス気持ちいいです。」
「ああ、もう好きにすれば〜(笑)私、ロビーでテレビ見てくるから、久美のこと任せるよ。」
「はい、お気遣い、ありがとうございます。先輩!」
「じゃね、ほどほどにね。(笑)」
あきれた美香子は部屋を出て行った。
「久美、おいで。」
沙紀は、自分のベッドに久美を誘った。
沙紀の心拍数は試合中でもならないほど高まっている。
「はい、沙紀様。」
つづく