ゾロさんの作品

セブンティーン


<14>

「はずかしい……」
「犬だろ!お前は…何恥ずかしがってんだ!ほら、ちゃんと四つん這いになれよ」
 典子が、リードを引っ張りながら、犬の裕子に言う。
 屋外で3人の中学生の前で全裸に剥かれた裕子は、恥ずかしさと屈辱で全身を真っ赤にして
四つん這いの姿勢を取った。
「お前が絵里にしようとしたことだろ?」
 彩が腕を組んで裕子を見下ろしている。
「……はい……すみません……もうしません……ゆるして下さい……」
「だから、ゆるせねえって言ってるだろ」
 典子が裕子の裸の尻を蹴り上げながら言う。
「あうっ…いたい……」
「散歩させてやんなよ」
 彩が典子に笑いかけた。
「はい、彩さん」
「ほら、散歩すっぞ。膝つけるな!けつ上げろ!股開け!」
 典子は、裕子をトイレの裏のじめじめした木陰を引きずって四つん這いで歩かせた。
「あそこが丸見えじゃん」
 美紀は、後ろから裕子の裸の尻をぴしゃぴしゃ叩いて追いたてる。
「きゃははは……みじめだねぇ裕子、中学生に裸にされて、犬にされて、散歩させられて
……それも外で……恥ずかしくないのかよ」
 恥ずかしいに決まっている。
 逆らえないから仕方なくやっているだけだ。
 年下だけど、けんかでかなわないから…年下だけど怖いから…ぼこぼこにされるのがいやだから…
ぼこぼこにされるより、奴隷の方がましな気がするから…
 年下に敬語を使って、年下から命令されるのは、すごくくやしいけど、ぼこぼこにされるよりはましな気がする。
「よし、裕子、おすわり!」
 散々引きずり回されて、荒い息の裕子はほっとして、しゃがんだ。
 和式トイレの姿勢を取って、地面に両手を揃えて置いた。
「舌出して、犬みたいにしろ」
 裕子は、舌を出して犬のまねをした。
 はっはっはっはっ……
「やってるよ、こいつ、プライド無いのかねえ」
「だって、犬だもん、こいつ……きゃはははは……」
 典子と美紀は、全裸でおすわりをする高校生の裕子の頭を小突きながら笑っている。
「裕子、お手!」
「……」
 裕子は、典子の差し出した手のひらに自分の手を乗せようとした。
 しかし、典子は、手を引っ込めてしまった。
「裕子、おかわり」
 裕子は、反対の手を典子の手のひらに乗せようとした。
 また、典子の手は引っ込められてしまった。
 怪訝な表情の裕子が典子の顔を見上げる。
「お前の手、ばっちいから」
「きゃははは……」
 裕子の目から涙がこぼれた。
「あれ?こいつ泣いてる。きゃはははは……泣いてるよ、こいつ」
「なんで、なんで?お手が空振りしたから?」
「ははは……わけわかんねぇ」
「お前、何泣いてんの?」
 美紀が裕子の髪の毛を掴んで聞いた。
「……」
「なんで、泣いてんのか聞いてんだよ!」
「あ、う、なんか……なんか……悲しくなりました……」
「何言ってんの?こいつ……さっきから充分悲しいだろ」
「はははは……ほんと、自分がどんな格好してるかわかってんの?」
「お前、後輩に真っ裸にされて、いじめられてるんだよ。」
「……」
「おねえちゃん、何してるの?」
 不意にトイレの影から子供の声がした。
 彩たちは、ぎくっとして声のする方を見た。
 二人の3、4歳の子供がこっちを見ている。
「おかあさんは?」
 彩がどぎまぎしながら子供に聞いた。
「おうちにいるよ」
 彩はほっとして子供達を手招きした。
「ぼく?おじょうちゃん?こっちおいで。ワンちゃんがいるよ」
 裕子は、生きた心地がしなかった。
 こんな格好を子供達に見られるのは、恥ずかし過ぎる。
 しかし、美紀に髪の毛を掴まれているし、典子がリードを持っているので、逃げることができない。
 逃げることができたとしても、後で何をされるかわかったもんじゃない。
 結局、裕子はじっとしているしかない……
「どこに?」
 子供達が近づいてきてあたりを見回した。
「ここにいるじゃん」
 彩が、全裸でお座りしている裕子の頭を撫でながら言った。
「このおねえちゃん、どうして裸なの?」
「これは、ワンちゃんだよ」
「ちがうよ、ワンちゃんじゃないよ、おねえちゃんだよ」
「え〜〜?ワンちゃんだよ。お手ってやってごらん」
「お手!」
 子供が裕子の目の前にかわいい手を差し出した。
 典子が裕子の耳元で何か囁いている。
「わん」
 裕子は、子供の手に握りこぶしを乗せた。
「わ〜、お手した」
「ね、ワンちゃんでしょ?」
「う〜ん……わかんない」
「いい子いい子してみて」
「いいこいいこ」
 子供は、裕子の頭をぽんぽん叩きながら喜んでいる。
「ねえ、なんでこのおねえちゃん泣いてるの?」
「うれしいからよ。ほら、ワンちゃんのほっぺ叩いて叱ってやって」
「こら、泣くな!」
 子供は、彩に言われた通りに裕子の頬を平手打ちして叱った。
「ははは……」
 彩達は、子供に叱られている裕子を見て笑っている。
「おねえちゃん、また泣いてる。こら、泣くな!こら!」
「うう……」
 子供に頬をぺしぺし叩かれながら叱られて、裕子は情けなくて涙があふれてきた。
「ははは……ワンちゃん、悪い子ね。今度は、お馬さんになってもらおうね」
「うん、お馬さん乗る」
「じゃあ、ワンちゃんに命令しないとね。四つん這いになれ!ってね」
 子供は、うれしそうに彩を見上げて聞いている。
「ほら、言ってごらん。四つん這いになれって」
「よつんばいになれ!」
 子供が腰に手をあてて仁王立ちになって、裕子に命令する。
 典子が、裕子の頭を叩いて四つん這いにさせた。
「こっち、来てごらん」
 彩は、子供達を四つん這いの裕子の後ろに呼んだ。
「ワンちゃんのお尻の穴だよ。ばっちいね。お尻叩いて叱ってやって」
 ぺちっ
「ばっちい!」
 ぺちっ
「ばっちい!」
 子供達は、代わる代わる裕子の尻を叩いている。
「ははは……ワンちゃん、反省したかな?」
 子供が裕子の前にまわって顔を覗き込む。
「おねえちゃん、泣いてるよ」
「だめねえ、このワンちゃん」
 ばしっ!
「あうっ」
 彩が、裕子の尻を思いっきり平手打ちした。
「お馬さんやろうね。ワンちゃんの背中に乗ってもいいよ」
「お馬さん、乗る」
 子供達は、うれしそうに全裸で四つん這いの裕子の背中にまたがった。
「お尻叩いて命令しないと歩かないよ。前の子は、頭叩いて命令するのよ」
 ぺしっ
「歩け!」
 ぺしっ
「歩け!」
「きゃははは……ほら、歩け」
 典子が厩務員よろしく首輪から伸びたリードを引っ張って、四つん這いの裕子を歩かせた。
 裕子は、子供達に尻や頭を叩かれながら、あたりをぐるぐる引き回された。
 くやしいやら、情けないやら、恥ずかしいやらで、顔は涙でくしゃくしゃになっている。
「は〜い、おしまい」
 彩は、子供達を裕子の背中から下ろして言った。
「楽しかった?」
「うん、たのしかった」
「また遊ぼうね」
「うん、あそぼうね」
「じゃあ、またね」
「ばいばい……」
 子供達が手を振りながら走って行った。
 直後、裕子は、わんわん声を上げて泣き出した。
「まだ、終わってないよ」
「うぇ〜〜〜ん、うぇ〜〜〜ん」
「裕子、いつまでも泣いてんじゃねえ!」
「うぇ〜〜〜ん、うぇ〜〜〜ん」
「殴るぞ!」
「……ひっ……うう」
「しょんべんしろ!足上げてやれ!」
「で、出ません……」
「聞いてねえ……出るとか出ないとかの問題じゃねえよ。出せ!」
「はい……」
 3歳も年下の彩に命令されて、裕子は四つん這いの右足を持ち上げて犬のおしっこの体勢になった。
「きゃははは……みっともね〜〜〜」
「あそこ丸出し〜〜〜ははは……」
「みじめすぎる〜〜〜ははは……見てる方が超はずかしい」
 典子と美紀の罵声を聞きながら、裕子は屈辱に震えている。
「早く出せよ」
「あ、はい、すみません、今……」
「早く出せ!」
「ああ、すみません……」
「出せ!」
「すみません、少し待ってください」
「待てね〜」
「すみません……」
「殴る」
「いや、待ってください。殴るのは許してください」
「お前、さっきから要求ばっかじゃん。やることやってから言えよ」
「すみません……」
 よくわからないけど、謝る裕子。
 早く出してしまいたいのだが、見られながらの排尿、それもオス犬の格好で、後輩達の
前でなかなかできるものではないし、頻繁に急かされて気が散ってしまう。
「いい加減、出さないと切れるぞ」
「ああん、すみません……」
「手伝ってやるよ」
 典子が拾ってきた松葉で裕子の尿道の入り口をちょんちょんと刺激した。
「あ、ひっ、くすぐったい……」
「出ないのかよ」
「ああ、出そうです。今のやってください……」
 典子は、笑いながら松葉でこちょこちょいじってやった。
 チロチロ……
「うわっ、出てきた!」
 典子は、びっくりして後ずさりした。
 ジョーーージョーーー
「犬のションベンだ」
「こいつ、人間じゃないね」
「きゃははは……犬だって言ってんじゃん」
 典子と美紀の言葉弄りがまた始まった。
「いつまでしょんべんしてんだよ。とめろ!」
「え?とまりません……」
「2秒以内に止めろ」
「え?できません」
「いち、に」
 ばしっ!
「きゃっ痛い……あああ……」
 裕子は、彩に蹴り飛ばされて仰向けに転がってしまった。
 排尿が止まらないのが恥ずかしい。
「きゃはははは……噴水かよ」
「ばかじゃん、こいつ」
「うぇ〜〜〜ん、うぇ〜〜〜ん」
「きゃははは、上と下、同時に噴水だよ」
「あらら、止まっちゃった」
「つまんねえ、ほれ」
 美紀が、ローファーで仰向けで泣いている裕子の膀胱をちょんちょんと踏みつけた。
 ぴっぴっと尿が漏れた。
「あはははは……見た?また出たよ」
「下は止まったけど、上はまだ出てるね」
「いつまで泣いてんだよ。トイレ行って拭いてこいよ」
 裕子は、泣きながらよろよろと立ち上がって、全裸のまま、表にまわってトイレに入っていった。
 表にまわると、誰かに見られるかもしれないが、裕子にはそんな余裕さえなかった。
「ちゃんと拭いたのかよ」
 トイレから戻ってきた、まだ泣いている裕子に彩が聞いた。
「はい……」
「制服着ろよ」
「はい」
「お礼は?」
「あ、ありがとうございます……」
「典子」
 のろのろと脱がされた服をつけている裕子の脇で彩が典子に言った。
「はい」
「今日、こいつ貸してやるから、好きにしていいぞ」
「あ、はい、ありがとうございます」
「裕子」
「は、はい」
「今日は、お前、典子の奴隷だかんな。逆らったらぶっ殺す」
「はい」
「典子に許してもらったら、報告しろ」
「はい」
「じゃ、後はたのむ」
 彩は、3人を残して去っていった。
「失礼します。彩さん、ありがとうございました」
「ありがとうございました」
 典子と美紀は、後輩である彩の背中に向かって深々とお辞儀をして言った。

「裕子、これから家に来て、ねえちゃんに謝ってもらうからな」
「は、はい、典子さん」
「典子のねえちゃんが許してくれなかったら半殺しにしてやるよ」
「……」
「服着たのか?」
「はい」
「パンツ脱げ」
「え?あ、はい」
 穿いたばっかりのショーツを脱いで典子に渡した。
 典子は、ショーツを丸めてトイレの屋根の上に投げてしまった。
「お前にパンツはいらねえ」
「はい」
「行くぞ」
 典子と美紀の後ろにノーパンの裕子がとぼとぼとついて公園を後にして、典子の家へ向かった。



つづく

メニューへ 妄想小説へ 次へ進む

動画 アダルト動画 ライブチャット