ゾロさんの作品

セブンティーン

<4>

 授業の終わりを告げるチャイムが鳴った。
程なく、取り巻きが世話を焼きにきた。
 絵里は、それどころじゃない。
「ごめんね、今日は、ほっといて。」
「どうしたんですか?絵里さん・・・」
「いいから、あっち行って!」
 悪いとは思ったが、そんな気持ちになれなかった。
<私は、女王様じゃないのよ。私は、奴隷なのよ。どんな顔して歩けっていうの?>
 取り巻きは、怪訝な顔をしながら、絵里に一礼をして去って行った。
<早く行かなきゃ。綾香さんに叱られる。>
 絵里は、急いで綾香の1年生の教室へ急いだ。

「遅〜い!先輩!」
「ごめんなさい、綾香さん。」
「もう、先輩、愚図なんだから〜」
「・・・すいません。」
 ほかの1年生が不思議そうな顔で二人を見る。なぜ、絵里さんが綾香なんかに
ぺこぺこしてるのだろう。
そんな感じで、二人を見つめている。
「じゃ、先輩、行くよ。」
「あ、はい」
 ぽかんとした顔をした1年生達を尻目に、綾香は意気揚々と絵里を従えて下校して行った。

 歩きながら、綾香は、絵里の顔を覗きながら、
「絵里、私に調教されるのうれしい?」
「え?あ、いや、あ、う、うれしいです。」
 小柄な綾香のすぐ後ろを長身でスタイル抜群の絵里が俯き加減について行く姿は、
見方によっては、異常に見えるかもしれない。
「私、一人暮らしなんだ。長野の中学校でいじめに遭ってて、親がこの学校に入れてくれたんだ。
美咲様みたいな豪華なマンションじゃないけど、一人暮らしでよかった。
絵里のこと、誰にも邪魔されずにたっぷり調教できるもんね。」
 楽しそうに話す綾香の一言一言が絵里を憂鬱にさせる。

「ここよ。部屋狭いけどね。さ、入って。」
「あ、はい、おじゃまします。」
 綾香の部屋は、6畳程度の広さのワンルームだった。
いかにも少女の部屋と言う感じのかわいらしい部屋だった。
 綾香は、鞄を机の上に置くと、ベッドに座り、絵里の顔を見ながら、フローリングの床を指差した。
「絵里、座りなさい。」
「はい」
 絵里は、仕方なく鞄絵を床に置いて、綾香の前の床に正座した。
満足そうな綾香の視線を感じながら、屈辱で涙が出そうになる。
「ご挨拶なさい。絵里。」
「あ、はい、え〜と・・・」
「ん?わかんない?絵里は、私の奴隷なの。その挨拶よ。」
「え?奴隷って・・・」
「ああ、そうか。絵里は、美咲様の奴隷になった覚えはあるけど、私の奴隷になった覚え
はないって言いたいのね。でも、ちがうよ。後輩奴隷は、先輩奴隷の奴隷なの。
わかる?」
「・・・あ、はい」
「わかったら、さっさとご挨拶しなさい。」
「はい、あの、えっと、奴隷の絵里です。よろしくお願いします。」
「だめだよ、そんなんじゃ。もう、先輩って頭悪いのね。じゃ、私が言うとおりに言うのよ。」
「はい」
「じゃ、言うよ。わたくし、鈴木絵里は、美咲様の命令に従い、綾香様の奴隷として、
精進親します。
綾香様の命令には、一切逆らいませんので、存分に私を調教して下さい。はい!」
「わたくし、鈴木絵里は、美咲様の命令・・・うう、命令に従い、
綾香様の奴隷・・・ど、奴隷として、精進いたします。ううう・・・」
「何、泣いてんのよ。いらいらする。ほら、つづき!」
「ああ、え〜と・・・」
「綾香様の命令には、一切逆らいません!でしょ!」
「あ、はい、あ、綾香様の命令には、一切さからいません。・・・逆らいませんの
で、存分に私を調教して下さい。うう」
「はい、よく言えました。ははは」
 満足気に絵里の頭を撫でながら、新たな命令を授ける。
「さあ、奴隷の絵里には、服は不要ね。全部脱いで素っ裸になりなさい!」
「あ、いや、あ、許してください。」
 ぱちん!
「きゃっ痛い」
「あんた、年上だからって、私のことなめてんの?さっき言ったことうそ?なに逆らってんの?
奴隷のくせに。」
「あ、ごめんなさい。うそじゃないです。」
「じゃあ、早く脱ぎなさいよ!私の前で真っ裸になりなさいよ!」
「はい、うう・・・」
 絵里は、泣きながら、年下の綾香の前で、セーラー服脱いでゆく。
「さっさと脱ぐ!ほんと愚図だよ、お前は!」
「すみません。」
 年下の女の子に罵声を浴びせられながら、急いでスカートを脱ぐ。
年下の女の子に泣かされて、鼻をすすりながらブラをはずしてゆく。
「全部脱ぐ!さっさと脱ぐ!」
「はい」
 絵里は、とうとう、自分で素っ裸になってしまった。なんで自分が、こんなことしてるのか、
よくわからなくなっていた。
ただ、命令されて、逆らうと叱られるので、従う。
「隠さない!気をつけ!」
「はい」
 綾香は、憧れの絵里先輩を好きなように弄んでいることで、有頂天になっている。
これから、絵里先輩をどんな風にいじめてやろうか、心臓ばくばくで倒れそうなくらい
興奮している。
「そういえば、絵里、トイレ行ってないでしょ。我慢してるの?」
「・・・いえ、まだ、したくないので・・・」
「あ、そう、じゃ、しばらく大丈夫ね。したいって言ってもさせてあげないってね。
ふふ」
「・・・・・」
「じゃ、奴隷には、とりあえず、足でも舐めてもらおうかしら。」
 綾香は、ルーズソックスをぬぐと、絵里に指で指図した。
 絵里は、鼻をすすりながら、膝をついて、綾香の足を両手でささえて、親指に口をつけた。
つんとした匂いに咽ながら、思い切って指を口に含んだ。しょっぱい味がする。
靴下のかすが舌の上でうっとおしい。味がしなくなるまで一心不乱に舐めた。
綾香のもう一方の足は、絵里の股間を狙って、下の毛を弄んでいる。
「はい、こっちも」
 絵里は、また、一心不乱に舐めた。
今、この子に逆らいさえしなければ、痛い目に遭う事もない。
とにかく、時が過ぎるのを待つ。
「絵里、こっち見て舐めて。私の顔見ながら舐めてみて。」
「!」
 絵里は、心を見透かされた気がした。
綾香の足を舐めながら、綾香の顔を見た。
<ああ、今、私は、この年下の女の子の足を舐めさせられているんだ。>
 現実に引き戻された。屈辱感を呼び戻された。涙が出てきた。
 満足気な勝ち誇ったような綾香の顔を見ながら、一心不乱に足を舐めた。
綾香の顔が涙でぼやける。
ぼやけても見ながら舐めた。
もう、自分の唾の味しかしなくなるまで舐めた。
「いいわ、今度は、オナニーしなさい。」
「・・・・・はい」
 綾香が足を引っ込めるまで、気がつかずに足の指にむしゃぶりついていた絵里は、呆け
た顔で返事をした。
<やらないと許してもらえないのよね。やります。綾香さん見て。>
 フローリングの床に尻をついて、足を広げて、指であそこをいじり始める。
「はあ、はあ、はあ・・・」
「ははは、絵里がオナニーしてる。いやらしいね。お尻あげてもっと見せて!」
 絵里は、左手で体を支えて、尻をせり上げて、局部を綾香によく見えるように突き上げた。
美咲に教えられた通りに、あそこを忙しなくいじった。
「あああ、あああ、あん、あん、あん・・・」
「すごいね、絵里。幻滅!絵里がこんなにHだったなんて。」
 絵里は、オナニーの経験も美咲に強制されるまでなかった。
初めてのオナニーが人に見られながの異常な体験だったせいか、見られながら、
それも年下の女の子に命令されてやるオナニーが、現実離れした、
倒錯的な、極度な屈辱の・・・言い表せない快感になりつつある。
「あっ、あっ、あっ、は、あああ〜〜〜っ」
 絵里は、脱力して、尻を床にぺたっとつけて、体が弛緩している。
「ん?いったの?絵里」
「はあ、はあ、はあ・・・」
「いったのかって聞いてんの!このいんらん!」
「あ、はい、いきました。」

「じゃあ、犬になるための調教してあげるね。」
「???」
「お返事は?」
「はい」
「おすわり!」
「・・・・・」
「おすわりって言ってるでしょ?犬のお座りみたことないの?」
「は、はい」
 絵里は、和式トイレスタイルで、両手を前につく。
「そうよ、舌出して、犬みたいにしなさい。」
「はっ、はっ、はっ・・・」
「はい、よしよし」
 綾香は、絵里の頭を撫でながら、満足そうに微笑む。
 絵里は、綾香の機嫌を損ねないように必死で命令に従っていたが、
知らず知らずのうちに、涙があふれていた。
ちょっと考えたら、年下の女の子に裸にされて、犬のようにお座りをさせられているなんて、考えられない。

「今日の最後の仕上げするね。」
 綾香は、絵里の裸体をベッドの上に大の字に拘束した。
 絵里は、何をされるのか、どきどきしながら目を閉じていた。
 綾香は、絵里に覆いかぶさるようにして、絵里の唇に自分の唇を合わせた。
舌を差し入れて、絵里の舌を吸ったり、絵里の歯茎に舌を這わせたり、
口の中のすべてを舐めまわした。
 あえぐ絵里の顔を満足そうに見ながら、絵里の鼻の穴も舐めた。鼻の穴に唾が溜まるくらい舐めた。
鼻の頭を口に含んで吸い上げたりもした。
 絵里は、されるがままに耐えた。
鼻を執拗に舐められてすっぱいにおいがするのも黙って耐えた。
 綾香は、憧れの絵里のすべてを今奪いたい衝動で狂ったように、絵里の体を攻めた。
 耳の穴も執拗に舐めた。
おぞましい音とともに、くすぐったい感覚に絵里は、鳥肌が立っている。
 首筋から、脇の下、乳首、へそ、わき腹、どてと執拗に舐められた絵里は、
経験したことの感覚に気が狂いそうになっている。
 いよいよ、絵里の女の部分が攻められた。
綾香は、絵里の内腿をさすりながら、下の唇の輪郭を舌でなぞる。
なぞりながら、少し舌を入れてみる。
「絵里、濡れてる。ふふ」
 今度は、深く舌を入れてみる。上下に激しく動かす。
 ぴちゃぴちゃといやらしい音が、部屋に響く。
「ああ、はあ・・・」
「気持ちいいの?絵里。」
 上気した顔で綾香は、一層力を込めて絵里のあの部分を執拗に舐め上げる。
 綾香は、指を入れて出し入れしたり、蕾を吸い上げたり、やりたい放題で、絵里を何回もいかせた。

 ぐったりした絵里に、友達の家に泊まると家に電話を掛けさせて、まだまだやる気満々の綾香。
「絵里、かわいい。」
 年下の女の子に頬を撫でられながら、放心状態だった絵里は、尿意を覚えてあせった。
さっき、言われたときもしたかったけど、恥ずかしくて我慢してた。
「あの、トイレいかせてください。」
「あら〜?したくないって言ったじゃん。」
「あ、さっきは、そうだったんですが、したくなりました。」
「うそついてたの?絵里」
「いえ、さっきはしたくなかったんです。うそじゃありません。」
「やっぱ、うそついてたんだ。」
<ちがうってば!>
「今、したくなったんです。」
「今、したくなったんなら、もう少しがまんできるね。」
「・・・え、いえ、ごめんなさい。うそついてました。さっきからしたかったです。
でも、
もう限界です。」
「やっぱり、うそついてたんだ。我慢しなさい。罰よ。」
「ああ、すみません、トイレ行かせてください。ぎりぎり我慢してたんです。」
「だから、もう少し我慢しなさい。」
「ああ、そんなあ・・・」
「尿瓶持ってきてあげようか?」
「いやです!トイレに行かせてください。」
「ばかねえ、尿瓶なんかないわよ。ははは」
「ああ、出そう。」
「仕様がない子ね。感謝しなさいよ。」
「はい、感謝します。ありがとうございます。」
 思わず卑屈になってしまう自分が恥ずかしい。いじめられることに慣れてしまったのか、
簡単に年下の女の子に媚を売る言葉が出ることに情けなく思った。
 綾香は、絵里の拘束解いて、トイレに連れて行く。トイレといっても、
狭いユニットバスの中にあるトイレである。
 絵里を便座に座らせて、足を開くように命じた。
「ああ、見ないでください。」
「いやよ、絵里のおしっこ見たいもん。早くしなさいよ。」
 綾香は、便座の前にしゃがんで、絵里の股間を見つめる。
 ぽたっ、ぽたっ、じょじょじょ〜〜〜!
「ああ、見ないで・・・」
 開いた足は、閉じることを許されず、顔を手でかくして、恥ずかしさに耐えていた。
 綾香は、絵里のももに手を添えて、絵里の放尿を憑かれたように凝視している。


つづく

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