ゾロさんの作品

セブンティーン

<6>

 放課後、綾香に連れられて、美咲のアパートへ向かう。
 初めて美咲に会った時のことを思い出していた。
 美咲にいんねんをつけてたこと・・・逆にぼこぼこにされて裸にされたこと・・・
恥ずかしい写真を撮られたこと・・・オナニーさせられたこと・・・
犬のようにちんちんさせられたこと・・・次々に思い出して、恥ずかしくて胸が苦しくなった。
 今日は、どんなことされるのだろうと考えると憂鬱になってしまう。

 美咲のアパートに着いた。10階建ての高級アパートである。
 綾香が、呼び鈴のボタンを押す。
 ピンポ〜ン
 少し待つと、中から鍵が開けられた。美咲の顔が見えた。
「いらっしゃい。さ、入って。」
「失礼します。」
 綾香と絵里が、奥のリビングに入ると、ソファーに女の子が踏ん反り返っていた。
 絵里は、あのときの女の子だと、すぐに思い出した。
「絵里、紹介するね。私の友達の香。前に会ったことあるわよね。」
「え、ええ・・・」
 美咲は、ソファーの香のとなりに座った。綾香は、ソファーの端の床に正座した。
 絵里は、一人香の前に立たされた。
「絵里、香にご挨拶して。」
 香は、にやにやしながら絵里を見上げている。
「あ、はい、あの、鈴木絵里です。あの・・・・」
「先輩、服着たまま挨拶するんですか〜?」
 香は、馬鹿にしたような顔で絵里に言った。
「え?・・・・・」
 絵里は、助けを求めるように、美咲を見た。
 美咲は、傍観者を決め込んで、無言で薄笑いを浮かべていた。
 絵里は、観念した。やはり、香にも奴隷として扱われるのだ。
この年下の女の子にも、いじめられて、泣かされるのだと思うと気か重くなった。
「どうしたんですか〜?先輩?」
「・・・はい・・・脱ぎます・・・」
 絵里は、あきらめたような表情で制服を脱ぎ始めた。
 くすっと、美咲が笑うのが聞こえた。3人の年下の女の子の前で裸になる屈辱で、
足が小刻みに震える。
 パンティを脱いで裸になった絵里は、香の前に正座した。
 もう、何度も、裸にさせられたが、恥ずかしさと屈辱感は、弱まることはない。
「ご挨拶は?」
「あ、はい」
 絵里は、前に手を突き、項垂れて唇を噛む。
「あの・・・鈴木絵里です・・・香さん、よろしくお願いします・・・」
「よろしくね。絵里先輩?ふふ」
「・・・うう・・・」
「先輩、顔を上げてよく見せてください。」
 絵里は、言われるままに、顔を上げて香の顔を見た。楽しそうに笑う、可愛らしい
香の顔が見えた。
この年下の可愛らしい女の子に裸で土下座させられていることを自覚させられる。
 美咲は、香と絵里の顔を交互に見て、楽しそうに、にやにやしている。
 香は、前屈みになって、絵里のあごに手を掛けて顔をさらに上向かせた。
「先輩の顔、よく見せてくださいね。」
 香は、上向かせた絵里の顔をじっくりと見た。
「きれいな顔してる〜。さすがにS女の女王様ね。キスしたくなっちゃう。」
「・・・・・」
 絵里は、あごを掴まれたまま、何をされるのかと、怯えた顔を香に向けていた。
「じゃ、今度は、立ってみてください?先輩?気をつけしてください。」
「・・・はい・・・」
 立ち上がり、気をつけの姿勢になった絵里を見ながら、香は、また背もたれに寄りかかって、
言葉遣いとはうらはらに横着に踏ん反り返った。
「先輩、体もきれいですね。おっぱいは、まだみたいだけど、お尻の形もいいし、足
も長いし、下の毛の生え方もきれいだし。」
「・・・・・」
 絵里は、年下の女の子に裸で立たされて、体を批評されるなんてと、くやしさと恥ずかしさで
顔が真っ赤になってしまった。
「先輩、当然自分でもきれいだと思ってますよね?」
「・・・え、いえ・・・」
「うそですよね?先輩?顔も体も自信持ってますよね?」
「いえ、そんなことないです・・・」
「本当のこと言ってくださいよ。先輩?自分は美しいって思ってるでしょ?町中の男はみんな自分に
憧れてるって思ってるでしょ?男だけじゃなく、そこら辺の女の子は、みんな自分に憧れてると思ってるでしょ?」
「・・・いえ、思ってません・・・」
 香の追求に、涙目になりながら、痛いところを突かれたと思った。
自分の傲慢さを、この中学生に見抜かれている。
しかし、認めるわけにはいかない。
「先輩って、強情張りですね。恥ずかしくて、本当のことが言えないのかな?・・・
だって、自信があったから、美咲が許せなかったんでしょ?この町でちやほやされるのは、
自分一人で充分だと思ったから、美咲のこと、ぶったんでしょ?」
「・・・・・」
 絵里は、何も言えなかった。
「うそばっかりの先輩には、お仕置きかな?」
「え?・・・許してください・・・」
「じゃ、本当のこと言いますか?せんぱ〜い?」
 お仕置きという言葉に気持ちが揺れた。観念して白状してしまった方が得策だと思った。
「はい、うそついてごめんなさい。私は、自分のこと自信持ってました。」
「ました?過去形?先輩わかってますぅ〜?」
「あ、はい、すみません。自信持ってます。美咲様がちやほやされるの見て、悔しくて、
美咲様にあんなことしてしまいました。反省してます。」
 美咲は、満足そうに微笑んでいる。過去のことは、気にしていないようだ。
もっとも、100倍にして仕返しはしているので、美咲にとっては不満はない。
 香も満足そうに笑っている。
「じゃあ、先輩?先輩の自信の体よく見せてもらいますね。」
 絵里は、ソファーの前に寝かされて、両膝を抱えるように言われた。赤ちゃんがおしめ
を取り替えるときのポーズである。気が遠くなりそうになった。
大きなため息と共に涙が出てきた。
「先輩、いい格好ですね。うあ〜、見てる方が恥ずかしいですよ〜!オ○ンコもお尻の穴も丸見えですよ〜!」
 美咲も顔を近づけてきた。
「オナニーやらせてるから、少し形が変わったかな?(笑)」
「でも、きれいだよね。自信持ってるだけのことはあるわね。お尻の穴もかわいい。」
「うう・・・・」
 絵里は、嗚咽を漏らしながら、耐えた。
「動かないでくださ〜い、先輩?もっと、足広げてください。」
「あ、お尻の穴がひくひくしてる〜!きゃははっ」
「あら〜?先輩、泣いてるんですか?顔こっちに向けて、よく見せてください。」
 絵里は、頭を持ち上げて、涙でくちゃくちゃの顔で、またの間から香の顔を見上げた。
「私の目を見てください。先輩の泣き顔よ〜く見せてください。」
「・・・うう・・・」
「恥ずかしいとこ見られて、どんな気持ちですか〜?」
「・・・は、恥ずかしいです。」
「そうよね〜、恥ずかしいわよね〜、恥ずかしくなかったら変態だもんね〜。」
「・・・はぁ〜〜〜・・・」
「先輩?年下の女の子にこんな恥ずかしいことさせられて、どんな気持ちですか〜
?」
「・・・みじめ・・・みじめです。」
「うれしくないんですか〜?」
「?・・・あの・・・いえ・・・」
「ははは、正直に言っていいですよ。怒らないから、安心してください?」
「・・・はい、うれしくないです。つらいです。」
「じゃあ、もう少しうれしくないことしましょうね。ははは、先輩可愛いから、もっと泣かせてあげますね。」
「あああ、いや〜〜〜〜〜!」
 絵里は、声をあげて泣き出した。
「あははは・・・何もしてないのに、泣き出しちゃった。だけど、みっともないよね、
大きな口開けて子供みたいに泣いちゃって。こんな先輩は、尊敬できないね。
敬語使う価値もないわね。美咲、どう思う?」
「ははは、敬語もなにも、散々いじめといて、尊敬って、面白い〜ははは」
「そっか、ははは」
「おい!絵里!もう、おまえのこと先輩として扱ってやんない。もう、敬語疲れた。」
「あははは、だから、最初から扱ってないって。ははは」
 美咲が、ちゃちゃを入れる。
「絵里!ここ広げてみろ!」
 本性を現した香が足の指で絵里の肛門を突いた。
「ひっ!あ・・・」
 絵里は、突然の感覚に驚いて、手を離してしまい、体勢が崩れた。
「おまえ、なに勝手に動いてんだよ!」
 ぱちん!
「はっ!いた!」
 香は、絵里の尻を思いっきり叩いた。鬼の形相を綾香に向けた。
「こら!綾香!お前、どんな躾してんだ!」
 香が綾香を睨んだ。
「ひっ、申し訳ございません!」
「わざとらしいんだよ!こっち来い!」
 顔面蒼白で綾香は、膝立ちで香の前へ急いだ。
 ぱちっ、ぱちっ!
 綾香は、香に髪を掴まれて往復ビンタをもらい、恐怖で固まっている。
「お前は、相変らず使えないねえ。後輩奴隷の躾もできないのかよ!?」
「すみません!私は、一所懸命やってるんですが、絵里が言うことを聞かないんです
う!」
「馬鹿か!お前!言うこと聞かないってことは、お前が舐められてんじゃないか!
人のせいにするんじゃないよ!ちゃんと躾けろよ。ぼけが。」
「はい・・・」
 憧れの絵里の体を貪ることに囚われて、躾はおろそかになっていたのを思い出した。
「さっさとやれよ!絵里にけつの穴開かせろ!」
「はい!」
 綾香は、一つ年下の香をもう後輩だとは思っていない。
香だけでなく、美咲も自分を支配している絶対に逆らえない、自分より上の人だと思っている。
「絵里!おまえ、よくも私に恥をかかせてくれたわね〜。」
 綾香は、床で縮こまっている絵里に近づき、背中に蹴りを入れた。
「あ!う、痛い!」
 絵里は、のけぞって綾香を見上げた。恐怖で顔が引きつっている。
 綾香は、絵里の髪の毛を掴んで持ち上げた。壁際に膝立ちの姿勢になった絵里の頭を壁に打ち付けた。
 ごつん!
「ああ、ごめんなさい〜、ゆるしてください〜〜〜〜」
 絵里は、涙をいっぱい溜めた眼で綾香に哀願する。
「許せないよ!」
 相手がいくら憧れの絵里でも、矢張り自分の身の方が可愛い。
保身のためには容赦しない。
 ぱちん!ぱちん!
「あああ・・・」
「香様がけつの穴広げろって言ってんだろ?何でできないんだよ!変態のくせに!」
 ぱちん!
「ああああああ、うう・・・・・」
 ぼこっ!ばちっ!ぼこっ!ぼこっ!
「げほっ、ぐえ、ぶはっ!」
 常軌を逸した綾香は、絵里に殴る蹴るの暴挙に出た。
「馬鹿!やめろ!綾香!殺す気か!」
 美咲のハイキックが綾香の後頭部を捉えた。
 綾香は、もんどりうって床に倒れて痙攣している。
絵里は、ピントの合ってない視線で天井を見上げながら、荒い息とともに、床に水溜りを作ってしまった。


つづく

メニューへ 妄想小説へ 次へ進む

動画 アダルト動画 ライブチャット