ゾロさんの作品

セブンティーン


<7>

 美咲は、あまりの恐怖で失禁してしまった絵里をやさしく抱いて、バスルームへ向かった。
「おしっこ、漏らすほど怖かったの?絵里?」
「・・・はい・・・うう・・・怖かったですう・・・」
 鼻をすすりながら、俯いて答える。自分が漏らしたおしっこでお尻を濡らしたまま、
美咲に抱かれてよろよろと歩いている。
 どっちがお姉さんだか、わからない。
「かわいそうにねえ、よしよし。」
 絵里は、年下の女の子に頭を撫でられて、やすらぎを感じていた。
 さっきの地獄から開放された直後のせいもあるかもしれない。
 しかし、絵里は、美咲に対してのプライドが、だいぶなくなってきたことに気づいていた。
 年下だけど、自分より強くて、偉い人、時々やさしいおねえさんみたいな人・・・
<美咲様・・・たすけてくれて、ありがとうございます・・・私のこと、可愛がってください・・・>

 香は、床に美咲の蹴りで気絶している綾香の口に手を入れて、口をこじ開けた。
 舌でもかまれた日には、目も当てられない。
 タオルを濡らして、蹴られた後頭部を冷やしてやる。
 綾香の顔を2、3発ビンタすると、綾香が目を覚ました。
「ああ・・・」
「ああ、じゃねえよ。手加減しらないあほだよ、お前は。」
「・・・すみません。どうかしてました。」
「ほんと、どうかしてるよ。絵里がしょんべん漏らすまでぼこぼこにしやがって。」
「・・・・・」
「絵里の漏らしたしょんべんきれいにしな!」
「あ、はい!」
 雑巾を渡されて、綾香は、絵里の漏らしたおしっこを掃除した。
 綾香は、絵里のおしっこは、汚いと思わなかった。
 舐めてきれいにしろと言われるのを密かに期待していたくらいだった。
 香もそんな綾香の心のうちはお見通しで、喜ぶことは、やらせなかった。

 バスルームでは、大理石の浴室に四つん這いの絵里の股間を美咲がシャワーで洗っていた。
 シャワーをかけながら、素手で、絵里の股間を必要以上にいじくり回して洗っている。
<美咲様〜、気持ちいいですぅ・・・>
 絵里は、股間をいじられながら、美咲に身を任せて、とろんとした目になっている。
「はい、きれいになったかな?」
 美咲は、シャワーを止めて、バスタオルで絵里の股間を拭いてやった。
「洗ってもらって、気持ちよかった?絵里?」
「はい、気持ちよかったです。」
「どこが気持ちよかったの?」
「え、あの、あそこです・・・」
「ははは、あそこってどこ?中学生にはわかんない。(笑)」
「あの・・・お・・・お○んこです。」
「ははは・・・お○んこが気持ちよかったの?絵里って、Hよね。」
「はい、変態です。」
「じゃあ、お尻の穴は?変態の絵里は、お尻の穴いじられるの好きよね?」
「あ、はい、お尻の穴も気持ちよかったです。」
「ねえ、絵里?絵里って高校3年生だよね?」
「はい・・・」
「私は、いくつか知ってるよねえ?」
「はい、美咲様は、中学3年生です。」
「くやしくないの?」
「あ・・・いえ・・・く・・・いえ、私は、美咲様の奴隷なので・・・」
「くやしくないの?」
「はい」
「なんか、つまんないなあ。簡単に奴隷になっちゃうなんて。
聞き訳がいいのは、かわいいけど、いじめ甲斐がなくなっちゃう・・・」
「私、美咲様のことが好きなんです!」
 絵里は、自分の言動に驚いた。
<私、何言ってんの?・・・美咲様のことが好きだなんて・・・>
「ははは・・・絵里は、私のこと好きなの?3つも年下の私のことが好きなの?」
「・・・はい、大好きです・・・」
「じゃあ、年下だけど、大好きだから、裸にされたり、ビンタされてもくやしくない
の?」
「はい・・・それと・・・さっき、助けていただいた時、うれしくて、美咲様が特別な存在に思えてきました。」
「特別な存在?」
「あ、はい・・・美咲様は、強くて、きれいで、私には、到底適わない、お姉さまのような気がしてきました。」
「お姉さま?あはははは・・・私には、絶対逆らわないってことね?」
「はい」
「良い心がけね。妹みたいに可愛がってあげてもいいけど、痛い目に遭いたくないばっかりのうそだったら、
どうなるかわかってるんでしょうね?」
「はい!」
「いいわ。可愛がってあげる。」
「ありがとうございます。美咲様〜。」
 うるうるして美咲を見つめる絵里にチュッとキスして、お尻を軽く叩いた。
「さ、部屋にもどるよ。」
「はい」

 リビングに戻ると、香が綾香を土下座させて、頭を踏みつけていた。
「美咲、ラブラブやってたの?」
「ははは、ちょっとね。絵里も段々可愛いこといいだしたよ。」
「そうなんだ〜、こいつは、いつまでたっても可愛くないねえ。」
 香は、憎憎しげに、ぐりぐりと綾香の頭を踏みにじる。
「うう、ゆるしてください、香様!」
「ゆるさねえ!立て!」
「はい!」
「パンツ下ろせ!」
「はい!」
「スカートまくれ!」
「はい!」
 ぱち〜ん!
「いったああああ・・・」
「ほれ、もうかたっぽの尻」
 ぱち〜ん!
「ああああ・・・いたい・・・」
「あははは・・・手形ついたよ。こら、美咲に見せてみろ!」
 綾香は、美咲の方向にひりひりする尻を突き出した。
 美咲に見せるということは、絵里にも丸見えなのがくやしかった。
「あはは・・・きれいに手形ついてる〜。絵里も見てごらん?」
「はい」
「絵里、どう思う?」
「痛そうです。」
「おい、綾香!絵里が痛いか?って聞いてるぞ!」
 香が、綾香をいたぶる。
「・・・はい・・・痛いです・・・」
 後輩奴隷の前で、いたぶられて、屈辱で涙が出た。
「綾香!お前も裸になれ!後輩奴隷の躾ができないやつは、ここで一緒に躾けてやる。」
「・・・え?・・・でも・・・」
「脱げ!!」
「はい!」
「素っ裸になれ!」
「はい!」
「生まれたまんまの姿になれ!」
「はい!」
「年下の前で、全部脱いで真っ裸になれ!」
「はい!」
「年下の前で、裸になって犬になれ!」
「ううう・・・はい・・・」
 綾香は、香の執拗な口撃に絶えられなくて、泣き出してしまった。
「さっさと脱ぐ!」
「はい!」
「年下の命令で全部脱ぐ!」
「あ〜ん、はい!・・・うう・・・」
「お前の裸なんか、誰も見たくねえんだよ!恥ずかしがるたまか!」
「はい!」
 忠誠を誓っている綾香でも、香の言葉弄りには、いつも泣かされる。
「その汚いパンツも早く脱げ!」
「はい!・・・あっ!」
 最後の一枚を脱ぐときに、足に引っ掛けてしまった。
 綾香は、無様に尻餅をついて、大きく足を広げて転倒した。
「ほんとに、おまえは、何やっても不細工だねえ。」
「いた・・・すみません・・・」
「立たなくていいよ!そのまま、オナニーでもしてろ!」
「ああ・・・はい・・・」
「ほら、真面目にやれよ!ん?絵里に見られてるのが気になるのか?」
「あ、はい・・・絵里に見られたくありません。」
「贅沢言ってんじゃねえよ!後輩奴隷に手本を見せてみろよ。」
「ああ・・・・」
 やがて、ぴちゃ、ぴちゃっといやらしい音がしてきた。
 綾香が、呆けた顔で、すごい勢いで自分の股間をいじり倒している。
「ああ、はあ、はあ、あ、あ、あ、はあ、はあ、あ、あ、あ、あ、あ・・・」
 匂って来そうな、湯気が立ちそうな、壮絶なオナニーを見ながら、一同興ざめしてしまった。
「もう、いい!やめろ!きもいよ、おまえのオナニー。」
「ああ、そんなぁ〜」
「やりたきゃあ、外で一人でやって来いよ。」
「・・・・・」
 絵里の前で、オナニーまでしたのに・・・綾香は、絵里に対する復讐心で燃えていた。

「さ、絵里?さっきの続きだよ。けつの穴広げてみろ!」
「あ、はい!」
 もう、開放されたのかと思っていたが、考えが甘かった。
 絵里は、観念して、香の前でさっきと同じポーズを取った。
 膝のウラを抱えるかわりに、尻の肉を両手で開いた。
 肛門が少し左右に伸びて中が見える。
「お尻の穴見られてうれしいのかよ。」
「はい、うれしいです。」
「まじかよ。お前露出狂?マゾ?ああ、両方か。」
「・・・・・」
「返事は!」
「・・・はい!・・・あ、え?わかりません!」
「わかんないって、なめてんのか!」
「ひっ、いえ、わかんないけど、美咲様と香様だったら、うれしいです。」
「意味わかんねえ。」
「香、あのね、絵里は、私のことが大好きになったんだって。だから、年下でも、私とか、
香の命令だったら、くやしくないんだって。」
 美咲が、助け舟を出す。
「へ〜、そうなんだぁ。」
「私のこと、お姉さまみたいに感じるって言ってたよ。(笑)」
「へ〜、年下のお姉さまかぁ。(笑)」
「絵里も可愛くなったでしょ?」
「そうだね。綾香に比べれば、十分可愛いね。」
 綾香は、二人の会話を聞きながら、怒りで震えていた。こんなに尽くしてるのに、
見た目きれいで、うそばっかりの絵里が可愛がられてる。
 私を差し置いて、美咲様や香様に媚を売って取り入ろうとしている。
 許せないと思った。絵里のやつ、おぼえてろ・・・。

 美咲と香は、ソファーに座ってバラエティ番組を見て笑っている。
 絵里は、裸のまま、美咲の太ももに頬擦りして、猫みたいに甘えている。
 美咲は、絵里の頭をやさしく撫でながら、香と談笑している。
<美咲様、可愛がってください・・・>
 綾香は、矢張り裸のまま、香の足置きになっている。
 綾香は、くやしかった。絵里は、可愛がってもらってるのに、自分は、四つん這い
にな
って香のフットレストになっている。
 みじめだった。どうせ、自分は、ブスだ、可愛くないんだと思った。
 男から見れば、十分可愛い綾香だが、小柄でぽっちゃりなので、この3人には、
コンプレックスを感じていた。
 香は160pくらい、美咲も164p、絵里は167pでスレンダーできれいな体の線をしている。
 自分は、おなかがぽっこり出て、幼児体型なのがいやだった。
 男からみれば、顔も可愛いし、そんな体型も可愛いと思うのだろうけど、3人の圧倒的な美しさに、
自信を喪失している。


つづく

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