ゾロさんの作品

テニス部のゆみ6

<完>

「ゆみ先輩、今日は、つらかったですね」
 普通の後輩に戻った春奈が歩きながら話しかけてきました。
「うん、今日は、ちょっとね」
 私も先輩口調に戻ってますけど、心の底では、奴隷です。
「私、自転車、取りに行くね」
 和美だけ、自転車通学なんです。自転車置き場に向かいました。
「はい、和美先輩」
「はい、和美先輩」
 春奈と奈美子は、後輩口調に戻って言います。
「でも、ゆみ先輩、泣くのは、まずいですよ」
 奈美子が偉そうに言います。
「ごめんごめん、ちょっとこらえられなくて、今度から気をつけるよ」
 この子たち、先輩先輩って、明日の部活が始まったら、また、泣くほど私のこといじめるくせに、よく言うわよ。
私が、先輩だってことを忘れさせないためにわざと言ってるんでしょうか?
そうだとしたら、この子達大した曲者です。
「じゃ、またね〜」
 和美が自転車で坂道を風邪を切って降りて行きます。
「お疲れ様でした〜和美先輩〜」
 和美も自分が、この子達の先輩だってことを痛いほど感じて、この子達に泣くほどいじめられるのよね。
悲しい先輩です。もちろん私も……
 バス停に着くと、3人で小屋のベンチに腰掛けました。
 うちの学校、小高い丘の上にあるんです。
まわりにほとんど民家がないんですけど、町から通う生徒用にバス路線があります。
この時間帯だと、1時間に1本しか走ってないんです。
バスが来るまで、ベンチで、おしゃべりです。
「ゆみ先輩」
「なに?春奈」
「私、経験できないから、聞くんですけど〜、後輩の前で全裸にされるってどんな気持ちなんですか?」
 なんてこと聞くの、この子は……はい、あなたには、経験できないことですよ、確かに。
「そりゃあ、すごく恥ずかしいよ」
 当たり前のこと聞かないでよ……
「奈美子もそのうち、全裸かな」
「春奈さん……」
「あれ、春奈、部活終わったのに、奈美子のこと……」
「ええ、奈美子は、奴隷でもないのに、自分から子分にしてくれって言ったから、普段も子分です。
そうだよね?奈美子」
「あ、はい、そうです。春奈さん」
 そうなんだ〜、春奈ってすごい。
私も、普段から奴隷の方が気が楽かなって思ってしまいます。
春奈のこと、後輩だって、思えなくなったら、少しは楽なのかなって思います。
「ゆみ先輩、今日は、ゆみ先輩の体、全部見せてくれてありがとうございました」
 何言い出すのよ。あなたが命令したんじゃないのよ……
「ううん、別にお礼なんか言わなくてもいいのよ」
「そうですか、ゆみ先輩の毛の生え具合とか、オマンコの形とか、お尻の穴とか、いっぱい見せてもらって、
うれしかったです」
 ああ、この子、敬語使ってるけど、私のこといじめてるんじゃない……
「私の方こそ、春奈にいろんなとこ見てもらってうれしかったよ」
 んなわけないじゃん……
「そうなんですか、春奈うれしい、あ、それに、お外で全裸でおしっこもよかったです。
滅多に見られないですもんね、あんな恥ずかしい女性の姿」
 ああ、もう許してよ、この子、先天性のサディストなのかしら……
「でも、おしっこは、かなり恥ずかしかったかな」
「やっぱり、恥ずかしかったですか。そりゃあ、そうですよね。後輩の前で、外で全裸で
オマンコ丸見えでおしっこするんだから」
 どこまで、私を弄べば気が済むのよ!
「うん、やっぱり、あれは、泣きそうになったよ」
「ふ〜ん、それと、ゆみ先輩、和美先輩に指でいかされたじゃないですか、あれって、気持ちよかったですか?」
 いちいち思い出させないでよ〜
「もう、許して、春奈」
「だめですよ、ゆみ先輩」
 ああん、言葉遣いが敬語になっただけで、言葉弄りには変わらないよ……
「気持ちよかったよ。すーって気が遠くなるみたいな変な気持ちだった」
「そうなんですか、いったの初めてなんですか?」
「うん、初めて」
「よかったですね、女のよろこび体験できて」
 よくないわよ!和美の指が初めてだなんて……
「うん、気持ちよかったしね」
「じゃあ、今度は、どんなことして欲しいですか?」
 え、私にリクエストさせるの?どんなことしていじめて欲しいか、私に言わせるの?
「別に、何もして欲しくないよ」
「だめです、ゆみ先輩」
「だめ?」
「だめ」
「春奈の好きなことしていいよ」
「たとえば?」
 だから、勝手にやってくれって言ってるのよ!
「たとえば……マッサージとか…」
「だめです」
「やっぱり」
「ゆみ先輩は、全裸が基本なんですよ」
「基本なの?」
「そう、基本です。でも、ゆみ先輩、私に裸見られたいでしょ?」
 ちょっと、待ってよ……
「うん、春奈に見られるとうれしいかな」
 私も何言ってんのよ!
「じゃあ、ゆみ先輩が、恥ずかしいって思うことさせてあげますね」
「うん、期待してる」
 ああ、最低……
 バスが来ました。
 3人でバスに乗り込みました。
 後ろの方の窓際に私を座らせて、隣に春奈が座りました。
「もう、君達が最後かな?」
「はい、もういません」
「じゃ、出発します」
 バスが出発しました。夜の山道をバスが町へ下って行きます。
「ゆみ先輩、パンツ脱いでください」
「え、まずいよ、春奈」
「脱いでください」
「わかったわよ」
 私は、少し腰を浮かせて、パンツを下ろしました。そして、春奈の手の上に座るように言われました。敬語で……
「ゆみ先輩、駅につくまで、気持ちいいことしてあげますね」
「あ、うん、ありがと」
 もう、やめてよ……
「ああ、はぁ、はぁ、もう、やめて……」
 春奈の指が私のぬるぬるになったオマンコの中で動き回ります。
 前の席の奈美子が後ろを向いて、運転手の死角を作ります。
 ああああ、やめてよ
「気持ちいいですか?ゆみ先輩」
「ああ、はう、はぁはぁはぁ、春奈さん、許して……」
「ゆみ先輩、部活は終わってるんですよ、さん付けはやめてくださいよ」
「あう、春奈、たのむからやめて」
「だめです」
「ああ、どうしたら許してくれるの?」
「ゆみ先輩がいったら許してあげます」
「ああ、ああん、ああん」
 奈美子が私の声を運転手に気づかれないように、意味のない話をしたり、大きな笑い声を上げています。
「あああ、ゆるして、あんあんあん、だめ、春奈、許して」
 バスが、駅に着きました。
「終点です」
「さ、降りますよ。ゆみ先輩」
「あ、あう」
「パンツ上げて」
「あ、はい」
 私が座っていた座席には、変なしみができていました。
 バスから降りると、春奈がまず、帰って行きました。
「ゆみ先輩、失礼します」
「奈美子、またね」
 春奈が、表向きの顔で可愛く帰って行きました。
「春奈、またね」
「春奈さん、失礼します」
 春奈は、駅前の開業医の娘です。家では、いい子なんだろうなって思います。
 奈美子と二人になりました。ここからが怖いんです。
「ゆみ、うち、寄ってく?」
「いえ、今日は、帰ります」
「ゆみ、うち、寄ってく?」
「はい、少しだけ」
 結局、断われないんです、校内でばれなきゃ、奴隷に何やってもいいって思ってる奈美子です。
 奈美子の家は、お母さんと二人暮しで、小さな小料理屋をやっています。
2階が住居になっています。
 時々、2階の奈美子の部屋で連れ込まれて、全裸にさせられていじめられています。
 ああ、また今日も、後輩の奈美子に全裸にされて、いじめられるのかと思うと憂鬱です。
 店の前までくると、お店の明かりが消えています。
「あ、お母さん、具合悪いのかな、今日は、帰っていいよ」
 奈美子は、慌てて、外階段で2階に上がって行きます。
 私は、あの奈美子でも、お母さんの心配するんだって、変に感心すると同時に、開放されたことで、
ほっとしています。
 今日は、後輩達にいっぱい恥ずかしいことさせられて、気持ちが普通じゃないけど、
寝られるかなって不安になりながら、家路につきました。


おわり

メニューへ 妄想小説へ 次へ進む

動画 アダルト動画 ライブチャット