ゾロさんの作品

セブンティーン

<15>

「ほら、入んなよ」
 紀子は、あごで裕子に入るように促した。
「はい」
 典子の部屋に入ると、裕子は服を脱いで正座するように言われた。
「そのままで待ってるんだよ。美紀、こいつ見といてね」
「おーけー」
 典子は、姉の祥子を呼びに部屋を出て行った。

「ねえちゃん、いる?」
 引きこもりの姉が外出などするわけはないのだが、一応聞いてみた。
「……」
「入るよ」
「……」
 祥子は、ベッドで布団をかぶっている。
「ねえちゃん、裕子捕まえてきたよ」
「いや〜〜〜許してください〜〜〜裕子さん〜〜〜」
「違うって、ねえちゃん。謝りに来たんだよ」
「いやよ〜裕子さん怖いよ〜〜〜」
「大丈夫だって、ね、ちょっと来て」
「いや〜〜〜」
 姉は、首を激しく振っていやいやをしている。
 顔は、恐怖で引きつっている。
 典子は、大きくため息をついて思案顔になった。
「ねえ、裕子のこと、もうしめちゃったから安心して」
「いやっ!」
「大丈夫だって」
「いや〜!」
「ねえちゃん、いい加減にしてよ」
「いやよ、怖いよ。ほっといてよ〜!」
 ばしっ!
「いい加減にしなさいよ!」
「ごめんなさい、でも、ゆるして……」
「許さない。裕子より私の方が怖いかもよ」
「え?」
「ねえちゃんのこと裸にしてぼこぼこにしてやろうか」
「いや、やめて〜、許してください〜、典子様……」
「じゃあ、言うことを聞きなさい」
「……」
「わかった?」
「……」
「わかったの?ねえちゃん」
 祥子は、こくりと頷いた。
「じゃあ、来て……」
 祥子は、とぼとぼと手を引かれながら、典子の部屋へ向かった。
 典子は、それにしても、いくら怖いからって、実の妹を様呼ばわりするとは……と情け
なくなっていた。
 典子の部屋のドアを開けると、祥子の目には裕子の顔が飛び込んできた。
「ああ、裕子さん、ごめんなさい……ゆるしてください〜〜〜」
「違うってば、ほら、ねえちゃん見てごらんよ」
「いや〜〜〜、許してください〜〜〜」
「ちょ、ちょっと、美紀、手伝ってよ」
「あいよ」
 暴れる姉の祥子を美紀と二人がかりで押さえつけて、説得を続ける。
「ねえちゃん、ほら、見てみなよ。裕子の格好」
「……」
「ね、裸で正座してるよ。ねえちゃんに謝るために裸になってるんだよ」
「……」
「こら、裕子、早く謝れよ!」
「あ、はい、祥子さん、すみませんでした。ひどいことして、すみませんでした。許して
ください。」
 裕子は、床に頭をつけて謝った。
「ね、見える?裕子、謝ってるよ」
「……」
「怖くないでしょ?裕子なんて怖くないでしょ?」
「……」
 祥子は、ただ呆然と土下座する裕子を見つめている。
「ほら、こんなことだってできますよ」
 美紀が、裕子の髪の毛を掴んで頬をビンタした。
 ぱちん
「お礼は?」
「あ、はい、ありがとうございます」
 ぱちん
「ありがとうございます」
「ね、こいつ弱っちいでしょ?」
 美紀は、裕子の髪の毛を掴んだまま、祥子によく見えるように裕子のあごに手を当てて
言った。
「ねえちゃんもビンタしてみる?」
 祥子は、弱々しく首を横に振った。
「ううん、いい……」
「どうして?こいつ、やっつけてやろうよ」
「もう、いいの……ありがと、典子……」
「……」
 祥子は、落着いた様子でそう言うと部屋に戻って行った。
「ねえ、ねえちゃん、学校は?」
「明日から行く」
 ほっとした典子だったが、美紀に向き直って、首をすくめた。
 美紀の頭の上にも、いくつもの?マークが飛び交っている。
「よくわかんないけど、ねえちゃん、許してくれたみたいだぞ」
 典子は、裕子の後頭部を平手で叩いて言った。
「ありがとうございます」

「ねえちゃん、本当にこれでいいのかなあ」
「う〜ん、わかんない」
「裕子、ついて来い。ねえちゃんの部屋に行くぞ」
「あ、はい」
 祥子の部屋の前まで来て、裕子を四つん這いにさせた。
「ねえちゃん、いい?裕子が謝り足りないって」
 ドアを開けると、祥子は、机に向かっていた。
 目の光も戻っているようだ。
「すみませんでした、祥子さま。私にビンタをください……」
 裕子は、四つん這いで部屋に入り、典子に言い含められた文言を言った。
 祥子は、四つん這いの裕子を蔑んだ目で見下ろしている。
「ねえちゃん、裕子がこんなこと言ってるよ」
「もう、いいって……」
 祥子は、裕子を見るのも汚らわしいという感じで視線をはずして机に向き直り、裕子に
背を向けた。
「だって……ねえちゃん……」
 典子は、祥子の背中と裕子の裸の背中を交互に見ながら言った。
「ありがと、典ちゃん。もう大丈夫。もういいから、こいつ連れて行ってよ」
「うん、わかった。こいつ学校でねえちゃんのパシリにさせるからね」
「わかったよ、気が向いたら使うよ」
 典子は、うれしかった。
「裕子、行くよ」
 典子は、裕子の裸の尻を蹴飛ばして言った。
「失礼します。祥子様」
 裕子は、祥子に一礼して典子の部屋へ戻った。

「裕子、せっかく裸になってんだから、何かやれよ」
 ベッドに腰掛けている美紀が床に裸で土下座している裕子の頭を小突いて言った。
「オナニーしろ!ねえちゃんに許してもらってうれしいだろ?お祝いにオナニーしろ!」
「許して……」
「お前、ナメてんのか?」
「彩さんに言いつけっぞ」
「ああ、やります。」
「私のオナニーを見てくださいって言え!」
「うう、私のオナニーを見てください」
「誰に見て欲しいんだよ!」
 裕子は、美紀に頭を蹴られて怯えた顔になっている。
「典子さんと美紀さんです」
「ちゃんと言えよ、たこ!」
「はい、典子さん、美紀さん、私のオナニーを見てください」
「なんで、典子が先で私が後なんだよ」
 美紀が裕子の頬にビンタして言う。
「すみません……美紀さん、典子さん……」
「こら、なんで美紀が先なんだよ!」
 典子に頭をぶたれて、半泣きになった。
「え?ああ、典子さん……美紀さ…」
 ばしっ!
「だから、何で典子が先なんだよ!」
「ほえ、どうしたらいいんですか?」
 裕子が泣き出した。
「自分で考えろ!同時に言えばいいんだよ」
「同時?」
「同時に言えよ」
「の、み、り……言えません……」
「言え!」
「……できません……うぇ〜〜〜ん」
「何泣いてんの?同時に言えるわけないじゃん。ばっかじゃないの?」
「ははは……こいつ、まじばか」
「いつまで泣いてんだ、こら」
 美紀が足で裕子の頭を小突いた。
「早くオナニーしろよ」
「はい……」
 ベッドに腰掛ける典子と美紀の前で、全裸の裕子は、床に尻をつけたままオ○ンコをい
じりだした。
「脚広げろ!」
「はい……」
 裕子は、オ○ンコがよく見えるように脚を広げた。
「尻上げろ!」
「はい……」
 左手と両足で体を支えて尻を持ち上げた。
「広げて見せろ!」
「はい……」
 右手の人差し指と中指で小陰唇を広げて濃いピンク色の内部を見せる。
「こっち見ながらやれ!」
「はい……」
 裕子は、眠そうな目で美紀の方を見ながら、恥部をいじりだした。
「お前、目開けてオナるのかよ!目閉じてよがれ!」
「はい……」
 典子の叱責にあわてて目を閉じる。
 ばしっ!
「こっち見ろって言ってんのがわかんねえのかよ!」
「ああ……はい……」
 美紀に内腿を平手打ちされて、驚いた顔で美紀の顔を見る。
 ばしっ!
「目開けるなって言ってんだろうが!」
「ひえ、ごめんなさい〜〜、わかりません〜〜」
「片目で美紀を見ながら、片目閉じてオナれ!」
「はい……」
「いけ!」
「はぁ、はぁ、はぁ……」
「いったのか?」
「……はぁ、はぁ、はぁ……」
「いったのか?」
「……はぁ、はぁ、はぁ……」
「聞いてんだよ!」
「……わかりません……ああ……」
「わかんないってよ、こいつ」
「美紀、わかるの?」
「わかんない。典子、いったことあんの?」
「ないよ。オナニーなんかしないもん」
「はははははは……じゃあ、わかんないじゃん」



 その後、典子と美紀に全裸のまま、2時間近くいじめ倒された。
 オナニーの後は、壁にもたれて逆立ちさせられて、股を開いて、ゴム鉄砲の標的にされ
た。
 典子が脱いだ靴下を丸めて投げて、裕子に四つん這いで口で取りに行かせた。
「ほら、裕子、取って来い!」
「ワン」
「早くしろ!」
「うう」
「おせ〜よ」
 ばしっ!

 足を舐めさせながら、足の裏でビンタした。
「足、舐めろ!」
「はい……」
「指の間もきれいにしろよ」
「ふぁい」
「聞こえねえ」
「はい」
「誰が舐めるのやめていいって言ったんだよ!」
 ばしっ!

 尻の穴に指を入れさせて、その指を舐めさせたりした。
「指、入れてみろ」
「はい」
「もっと」
「はい」
「もっと、深く入れろ!」
「はい」
「こいつ、尻の穴に指入れてんぜ。きゃははは……」
「指を抜け!」
「はい」
「匂ってみろ」
「はい」
「臭いか」
「はい」
「舐めろ」
「はい」

 最初は、大泣きしていた裕子も、最後の方は、無表情で命令をこなすようになっていた。



つづく

メニューへ 妄想小説へ 次へ進む

動画 アダルト動画 ライブチャット