えりさんの作品

えり 断章〜14〜 上A えりの気持ち



  「で、次は?」
 「は、はい・・・き、きちんと、足の指を舐めてきれいにできず反省しています」
 藤巻くんが強力な山形クリップで乳首やクリトリスを潰れるほど挟みます。
 昔もこれだけは本気で逃げ出したい激痛でした。だから中学のいじめっ子もたまにしかやりませんでした。
 でも大学生は容赦ありません。
 いったん歯止めがなくなると、スゴい・・・・。
 「で、次は?」
 私は乳首とクリトリスを挟まれながら次の反省を言わなければならないのです。
 「め、命令されたのに、すぐ、全裸にならずにお待たせしてしまい、、お許しください」
 原田くんが見たこともないギザギザ歯の魚うろこ取りで、背中と脇腹の皮膚をズタズタにします。
 そこへ河本く んが殺虫剤用スプレーにいれた唐辛子液を身体全体に向けて噴射しました。
 さすがにその時、私は自分の体を抑えていた男子を突き飛ばす勢いで、
 わけの分からない叫びをあげて、床を転げまわりました。
 みんなが笑いながら手を叩いて見下ろしています。
 これが、大人の・・・イジメ。
 気が遠くなりながら、私はおとなの現実を受け止めました。
 
 「じゃあ、開会の辞はこれで終了か。」
  すでに悲鳴をあげすぎて、「ありがとうございました」という私の声はかすれていました。
 「まだ始まったばかりだぜ。主役からの、参加者への挨拶だ」と島くん。 
 「奴隷の挨拶くらいは、分かるだろう?」
 このサークルの女子で、私だけに仕込まれていること。
 私は、それを自分から言いました。
 「は、、、はい、みなさまの、、、、おちんちんに、奴隷の口でご挨拶をさせてください」
 かすれた声でつっかえながらも、近くに居た藤巻くんの前に膝立ちになり、
 私はスラックスとトランクスをおろします。
 彼らにとっては朝早くからイベントで汗をかき、打ち上げも盛り上がった一日です。
 代謝の早い若い男の性器はかなりの異臭を放っています。
 でもひるむことなく口に含みます。異臭さえも助け舟に感じて私を酔わせます。
 この惨めさ、屈辱に浸るためには、おちんちんは匂いがキツいほどいいのです。
 そして、一人でも大勢の人たちに見られるのがいいのです。
 そして、えりを欲望の対象としか見ない男の子たちの中に、少数でも、
 そんなえりを一段も二段も下に見て喜ぶ、何不自由なく育ったお嬢さんの目があると、
 私は、芯から燃えることが出来るのです。
 奴隷の胸に燃え広がる火に、白濁した油を注いでくださる藤巻くん。
 ううん、彼一人じゃない。
 私、みんなの受け止めます。

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