sinさんの作品

えり 断章〜14〜 下



 虫こと金田えりは、藤巻、江田、小笠原、河本となんの躊躇もなく18〜20歳の男のおちんちんを咥え、
しゃぶり、玉袋まで舐めつくした。
 奈美枝は、風俗嬢でもここまではしないのではないかと思った。
 そして、土居のトランクスを下ろした時、男たちの失笑が聞こえた。
見たくも無いが土居の性器は包茎だった。
 「おい!いま嫌な顔をしただろう!」 島純一がいきなり怒鳴った。
 えりはブンブンと頭を振った。  
「そんなことありません。嫌なこと無いです」  と、小さな包茎ちんぽを口に含んだ。 
が、島がフェラチオしようとするえりの髪をつかんで土居から引き離した。
 「ふざけんなよ! 奴隷の分際で!」
 奈美枝から見ても、とくにえりは嫌そうなそぶりも見えなかった。
要するに言いがかりだ。 
島はいかにもうれしそうに、右手のスタンガンをかざした。
 「てめえみてな、奴隷以下の、虫けらが一丁前にちんぽをえり好みするんじゃねえ」
 バチバチと、火花を散らすスタンガンをえりの太ももに押し当てた。
 悲鳴は、かすれてよく聞こえない。
 「さあ、言ってみろ。包茎ちんぽの恥垢をすべて舐めとります。
ザーメンを飲ませてくださいってな」
 電気ショックをくらった右足を引きずりながら、土居の股間の前に戻ると 
「肉奴隷に土居様の包茎ちんぽの恥垢を味あわせてくださいませ。
一生懸命ご奉仕いたします。
精液をこの奴隷の口に恵んでください。
すべて飲み込ませていただきます」  と再びフェラチオを開始する。
 男たちは、満足気にそのさまを見ていた。

 奈美枝は、正直驚いていた。
金田えりが、こんなにも男の性の玩具として違和感無く従属できることに。 
天性のモノなのだろうか?それともかつての「中学時代の地獄」が彼女を堕としたのか?
 どちらにしろ、これからも虫はサークルのために役立ってくれることだろう。
 それが一番重要だ。  
 この反省会も、山場はこれからなのだ。
 金田えりなら、最後までやり遂げるだろう。
 すでに精液と血にまみれたえりは、まだ土居のおちんちんにしゃぶりついていた。


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