sinさんの作品

えり 断章〜15〜 上



 代謝の早い若い男のおちんちんを7人分、次から次へとティッシュで拭くのも許されずしゃぶっていく
金田えりを見ながら、姉ヶ崎奈美枝は感心していた。
 高校時代の同級生の男子が、ホームレス狩りの容疑で調べられた時、
奈美枝の証言で不問に付された事があった。
その代償に手に入れたのが「中学時代の悪い遊びの記念品」であるところの、
女子中学生の暴行写真、奴隷宣言書などであった。
 彼らが14,5歳の女の子に加えたイジメを興味深く思った奈美枝だったが、
まさか大学に入って当の本人に出会うとは想像もしなかった。
 かってに、こんな目にあった人間が社会復帰できるわけがないと思い込んでいたのだ。
 7人のおちんちんをしゃぶり終え、うち4人がえりの口の中に精液を放った。
当たり前のようにのどを鳴らして飲み込み、さらに力を失っていく男性器を丁寧に
舐めてきれいにしてゆく。
しかしその間にえりの身体は、まともなところがないほどにボロボロにされていた。
 「さあ、やっと挨拶も終わりだ。これから本格的に奴隷に反省をさせてやろうか。」
 島純一が、スタンガンを手にえりの前に仁王立ちになりうれしそうに言った。
 「おれ達を喜ばせるための、練習だ。さあ、みんな。奴隷にどうすればいいか教えてやろうぜ!」
 男子全員がその言葉を合図に、全裸になりえりの肉体に群がっていった。
 あっという間にまんこに挿入され、口も手もお尻もおっぱいもおちんちんを押し付けられる。
 完全に身体の自由を奪われ、まさしく肉の玩具という表現がぴったりだ。

 奈美枝は目をそらした。
ここからは単なる輪姦だ。
見ていると嫌な気持ちになる。
他人をいたぶる快感はなく、原始的な性欲の発散だ。
 奈美枝は8人の獣を残し、部屋を出た。
きれいな空気を吸うため、階段を降り旧サークル等の玄関へと向かう。
 自販機でコーヒーを買い、普段は吸わないタバコに火をつける。
深呼吸しながら肺へ煙をとりこむ。
ニコチンが身体のすみずみにいきわたる。
 金田えりはどこまで持つだろう?
 聞いた話では、えりの中学時代ムゴい性的イジメに耐え切れず自殺した子がいたそうだ。
当然だが、今そんなことになれば警察沙汰になるか、マスコミが騒ぐ。
 それは避けなければ、卒業にも就職にも差し支える。
言葉を変えれば、そんな事にならなければ、虫一匹どうなろうとかまわない。
 携帯でスケジュールを確認し、コーヒーを飲み干し、吸殻を灰皿に始末してから奈美枝は笑った。 
 そう、金田えりの存在価値はサークルの男どものオモチャでしかない。
 オモチャを壊してもいいが、捨て場所を間違えれば怒られる、そういうことだ。
 簡単ではないか。タバコは灰皿に、オモチャはゴミ捨て場に。


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