えりさんの作品

えり 断章〜15〜 上A えりの気持ち



 姉ヶ崎さんは目をそらします。
「原始的な性欲の発散ね。きれいな空気でも吸ってくるわ」
 彼女は去ろうとして、犯されている私に振り向きます。
「あなた、どこまで持つの?」
 島くんが私の代わりに答えます。
「関係ないさ。使い切ってやるまでよ!」
 姉ヶ崎さんはもう一本だけここで吸っていくと言って煙草をくわえました。
「聞いた話では、あなたの中学時代、ムゴい性的イジメに耐え切れず自殺した子がいたそうね」
 身体中になめくじが這ったような感触の中で粘膜をかきまわされながら、私は「はい」と答えました。
 私のように汚れるのがいやで、死の世界に旅立った虫3号。
その代わりに、いじめられた事実は誰にも言わず死んでいったのです。
 「今そんなことになれば警察沙汰になるか、マスコミが騒ぐ。
それは避けなければ、卒業にも就職にも差し支える」
 姉ヶ崎さんは煙を吐き出します。
「言葉を変えれば、そんな事にならなければ、虫一匹どうなろうとかまわない」
 痣だらけの身体に野獣の迸りを受けとめながら、私は消え入るように、やっと言いました。
「誰にも・・・言いません」
 姉ヶ崎さんは吸殻を灰皿に始末してから私の顔を見つめました。
そう。弱い者は強い者のために、誰にも言わずに犠牲になっていく。
 男子たちが私に獣欲をぶつけながら笑って答えます。
「こんな姿、誰にも言えねえよなあ」
 私の口にふたたびおちんちんが突っ込まれます。
「奴隷に口なし!」
 一人の男子が私の膣をかき回します。
「はは、この腐れマンコが!」
「劣等人種!」
「捨て場所を間違えなければいいんだよ」
「そーゆーこと!」
 姉ヶ崎さんは無言で「そうね。簡単なことね」という顔で部屋を去っていきました。

 その通りです。姉ヶ崎さん。
 こんな姿を人様に知られて、どうやって生きていけるというんでしょうか。
 3号のように死ぬか、私のように一生奴隷でいるしかないんです。
 あなたたちいじめっこさえいなければ、私にも青春があったかもしれない。
 そう思ったこともありました。
 でも、どこへ行ったってあなたたちのような人たちはいるんです。
 それが、現実なのです。

 私は自分から男子たちを迎え入れて何度も何度も上りつめました。
 そうしながらも、昔3号が犯されている時の汚辱に満ちた表情を思い出し、
自分のそれ以上のみじめさに、知らず知らずまた涙を流していました。
「おい、コイツ泣いてるぜ」
「死んだ昔の奴隷仲間のことを思い出したのか」
 私の涙はちぎれるように飛び散りました。
「どうやら、そうらしいな」
 私は眼を伏せました。
 「お前、恥ずかしくないの? 奴隷になるのがいやで死を選んだやつもいるっていうのによ。
お前はなんでのうのうと生きているんだ?」

 数分後、涙も枯れた私は後と前から貫かれながら、人形のように、繰り返し次のことを言わされました。
「自殺した虫3号、真理ちゃん許して! 私はみじめな奴隷としてこうして恥をさらしています。
でも、これが私のしたかったことなの。
いまの私はおちんちん大好きの臭い女です。
自殺した虫3号、真理ちゃん許して! 私はみじめな奴隷としてこうして恥をさらしています。
でも、これが私のしたかったことなの。
いまの私はおちんちん大好きの臭い女です。
自殺した虫3号、真理ちゃん許して! 私はみじめな奴隷としてこうして恥をさらしています。
でも、これが私のしたかったことなの。
いまの私はおちんちん大好きの臭い女です。
自殺した虫3号、真理ちゃん許して! 私はみじめな奴隷としてこうして恥をさらしています。
でも、これが私のしたかったことなの。
いまの私はおちんちん大好きの臭い女です。
自殺した虫3号、真理ちゃん許して! 私はみじめな奴隷としてこうして恥をさらしています。
でも、これが私のしたかったことなの。
いまの私はおちんちん大好きの臭い女です・・・・・」

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