sinさんの作品

えり断章〜18〜上



 姉ヶ崎奈美枝との勝負に負けた明子は、「罰ゲームをしてもらうわ」という言葉に従った。
常識人としての明子はこの期に及んでも、まだこのサークルの恐ろしさをわかっていなかったのだ。
 いとこに「遅くなるけど心配しなくて良い」という電話をかけさせられたあと、
覚悟を決める暇も無く教室になだれ込んできた男子6人に素っ裸に剥かれた。
「ちょっと!やめてよ、こんなの!ここまでするなんて、あんた達、気は確かなの?」
 暴れる明子だが、もちろん島純一たちは意に介さない。がっちりと手足を押さえ、服は乱暴に破かれる。
「気は確か? あったりまえだろ。お前こそ気をしっかり持てよ。今からお前は、奴隷になるんだぜ。えりと同じ性処理肉奴隷な!」
 嘲り笑う男子。
「罰ゲームって言ったじゃない!なんなのよ、これは!」
「決まってる、お前が虫けらみたいな、奴隷になることが、罰ゲームなのさ」
「まずは、処女膜破りゲームだ! 大学生にもなって男とやったことないんだろ」
「一生忘れられない、ロストヴァージンにしてやるぜ。」
 口々にかってな事を言い合う男子を、明子は息をするのも忘れて見つめた。
 これは夢?こんな残酷なことが本当に私の身の上に起きるの?そう、こんなの何かの間違いよ。
 「さあ、ゲームスタートの準備はOKだな」
 さっきまでのえりと同じように、天井から吊るされ、しかも太ももをさらに縄がけされ、M字に足を開かされた。


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