sinさんの作品

えり断章〜18〜中A



「さあ、お前の初体験のお相手を紹介しよう。こいつだ」
 明子の目の前に、男子がこれ見よがしに突き出したのは、柄のついたタワシ、いわゆる便所ブラシだった。
「サークルの精液便所になるお前にはお似合いだよ。
まあ、このブラシは一年は使ってるから、お前より先輩になるんだけどな」
 また、部屋中に嘲笑があふれる。明子には、もうショックを受け続け、ただ涙を流すだけだった。
 無理やり明子の方を向かされ、その蹂躙されている姿を見せられているえりにも、もちろんかける言葉もない。
 姉ヶ崎奈美枝は、わざと明子に聞こえるようにえりに語りかける。
「藤本さんの、いえ、虫3号の処女膜が便所ブラシの柄で破られるのは可哀想、
なんて思ってるんじゃないでしょうね? 違うわよ、ヴァージンのお相手はタワシの方だから」
 ひぃぃぃぃぃ、、空気を吸い込む音が、明子の悲鳴に聞こえる。
 男子が、ぼろぼろになっているタワシのほうを、明子の股間にこすりつける。
「いや、、イヤアア、、許してください。そんなの、入りません。イタイです。やめてぇぇ!!!」
 ぐったりと、泣くだけだった明子も、今度はあらん限りの力で暴れ始めた。
 それをおとなしくさせるため、またお腹に何発も蹴りや拳骨が入れられる。
 もちろん、「イヤ」と明子が言うたびにえりに加えられる罰は容赦ない。
今度は、お尻の穴に350mペットボトルがねじ込まれた。
「まあ、処女膜破りゲームのスタートだ。
このタワシが3号のマンコに入ると思うヤツは、手を挙げて」
 男子の笑いながらのせりふに、全員が挙手する。
「おお、入ると思うのは、虫2号だけか。じゃあ、8対1で、ゲーム開始」
 えりは、、、、すべてを受け入れる、虚無の表情で、明子の膣に無理やり突っ込まれようとしている、
便所ブラシと、涙と鼻水でグシャグシャの明子の顔を見ていた。


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