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母娘 悦虐の輪舞B



月曜の朝、登校した由美は、2年D組の黒板に「由美はレスビアン」と大きく書かれている落書きを見た。
こんなことをするのは、瑤子と沙也加に違いない。
そう思って二人を見た。
瑤子も沙也加も冷たく突き刺さるような視線を浴びせてきた。
由美は思わず目をそらした。
目を伏せたまま、黙って黒板の落書きを消した。
 二人からの嫌がらせは毎日のように続いた。
由美の机の上にはレズ行為を示すようないやらしい言葉や絵が落書きされた。
消しても消しても新たな落書きがなされた。
「由美はレズなの」
「お姉さま、由美のおまんこなめて」
「由美はおまんこをこすりあわせるのが好きなの」
などの言葉が机の上に乱雑に書かれている。
男子が書いたような字もある。
瑤子と沙也加以外にも落書きをしているようだ。
瑤子と沙也加が男子達に吹聴したのだ。
女性が好きなのに男子達はつき合って欲しいって真剣な顔をして言うのがおかしくって
たまらないと由美が蔭で笑っていたと男子達に告げたのだ。
女子生徒達にも、由美に抱きつかれたとかキスを迫られたとか嘘を並べ立て、
あることないことを話してまわった。
クラスメイト達はうわさ話を何度も耳にするうちに、由美がレスビアンであることを
いつの間にか信じるようになっていった。
 5月も終わろうとしているある日の昼休み、瑤子と沙也加が由美のスカートを後ろからぱっとめくった。
由美の臀部にはり付けているプリント地のショーツが丸見えになった。
男子達が色めきたった。
由美は小さな声できゃっと叫んだ。
瑤子と沙也加は由美のスカートめくりを他の女子達にもさせるようになった。
瑤子と沙也加以外の女子達もおもしろがって由美のスカートをめくった。
由美が悲鳴をあげてしゃがみ込む仕草が滑稽で胸がスカッとするのだ。
男子達の関心を独り占めしていた由美に対して心の中ではおもしろく思っていなかった女子達は、
由美の今にも泣きそうな困った顔を楽しんだ。
クラスのみんなからいじめられている由美を見るのが痛快なのだ。
優等生のどこかお高くとまっていた美少女を虐めることに加担していることは仲間意識を強めていった。
瑤子と沙也加という中心的な虐めの存在に安心感をもった。首謀者は瑤子と沙也加なのだから。
 由美は胸を後ろから女子達に触られ、
「由美はレズだからこんなことしてほしかったんでしょ」と捨てぜりふを投げつけられた。
スカートめくりから始まった行為はより過激になり、ショーツを膝まで下ろされるようになった。
女子達が由美を取り囲み逃げられないようにしてスカートをめくるとショーツを一気にずり下げるのだ。
ショーツをずり下げて取り囲んだ輪を解くのだ。
由美のめくれたスカートが降りきるまでのわずかな時間だが、くっきりと剥き出しの臀部が男子達の目に
触れた。
スカートを下ろし、膝に絡まったままのショーツをなおす由美をクラスメイトはにやにやしながら眺めている。
由美はこのようないじめを受けていることを担任教師に打ち明けられないでいた。
机の落書きもスカートめくりもショーツを下げられることもあっという間にエスカレートして
いったこともあるが、性的ないじめは口に出すことさえ恥ずかしい。
担任教師は定年前の初老の男性である。
クラスのごたごたなどには関わりたくない言動が4月からありありと感じられた。
熱意のない教師に、由美の受けている恥ずかしい行為など相談できるはずもない。


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