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性奴系図108


 しかし美和子を拒絶する勇気はでなかった。
美和子が手に入れた写真の存在とともに、あの忌まわしい過去をこの少女は知っているのだ。
茜の出生の秘密を知っているのだ。
茜に知られるわけにはいかない。
絶対に秘密にしなければならない。
美和子が茜に母親の惨めな過去の秘密を告げることだけは、なんとしても阻止しなければならない。
大切な茜のことを思うと、逆らえなかった。
 美和子がひざ丈のフレアスカートをめくってくる。
「あっ・・・」
静江は唇を噛んで耐えた。
足が震えてくる。
このままではいけない、美和子のいいなりになってはいけないと、本能が危険をささやきかける。
またあの地獄の日々に舞い戻ることになるのだ。
美和子の手をさえぎってこの場を立ち退かなければ取り返しのつかないことになる。
しかしそう思っても震える足には力は入らなかった。
この場を立ち去っても、茜との親子関係にとって取り返しのつかないことになる。
その恐怖の方が怖かった。
 美和子の手がパンストとパンティにかかった。
つるんとパンストと下着が一気に臀部から引きはがされていく。
少女に強制的に下着を脱がされていく屈辱感が胸にどす黒く渦巻く。惨めであった。
「やっぱり想像していたとおり、大きいわ!それにすべすべしてきれいなお尻、形もいいわ。
垂れさがっていないわよ。プルプリしているいいお尻だわ」
美和子の感嘆の声が背後からあがる。
静江は剥き出しになった臀部を娘の同級生の少女に見られていることに激しく羞恥した。
美和子は臀部をまじまじと見ながら、感想を静江に聞かせるのだ。
美和子の声が大きい。緊張した臀部にさらに力が入っていく。
「静江、この大きなお尻、叩いてもいいわよね?」
静江は臀部を差し出し、少女に嬲られる惨めさに黙って耐えた。
黙っていることは、美和子に臀部を叩いてもいいという承諾であった。
「ひいっ!、うっ」
次の瞬間、静江は小さく悲鳴をあげた。美和子の平手が臀部を襲ったのだ。
乾いた音がキッチンに響く。
容赦のない叩き方であった。
システムキッチンの上に置いた指に力が入る。
叩かれる尻肉が弾む。
尻肉全体を震わせて衝撃を吸収するのだ。
ピシャ!
ピシャ!
ピシャ!
ピシャ!
少女に叩かれながら静江は切なげに細腰のくびれをよじった。
淫虐の日々が鮮明によみがえってくる。
臀部をこうやって毎日叩かれた。
瑠美や美紀に臀部を突き出して、平手や鞭で叩かれた日々が、頭に浮かんでは消えていく。
時間が一気に巻き戻されているような感覚に陥る。
今、後ろに立っている美和子が瑠美になり、美紀になり、明美になる。
瑠美が平手打ちをしてくる。
静江は臀部を突きだして叩きやすいようにしなければならない。
脚を開いて、後ろから恥部を露出させながら尻叩きを受けるように躾けられている。
美紀が叩く。もっと叩いてくださいとおねだりしなければならない。
明美の容赦のないスパンキングに、臀部を牝犬のように振って悦びを見せなければならない。
深い深い淫虐の落とし穴に吸い込まれていく自分をもう一人の自分が冷静な目で見ている。
なぜこんな少女の言いなりになって、臀部を叩かれるような惨めな態度をとっているのかと、
もう一人の自分が冷たい声でなじってくる。
「静江、これからもよろしくね。」
美和子の声にハッとする。
そうなのだ、娘の同級生の美和子に剥き出しの尻肉をまかせているのだ。
美和子は
「おまけよ」
と言って、クスッと笑うと、一度静江のたわわな双丘を叩いた。
そのまま、くるりと反転して、その場を走りさっていった。
美和子のミニスカートから伸びる脚が弾んでいる。
 静江は、太腿にストッキングと一緒に絡まっているパンティを戻すと、スカートの裾を直した。
下着を引き上げる指が震えている。
足が萎えそうであった。
なんてことをさせてしまったのか。
歯が震えてかみ合わない。
絶望感が全身を襲ってきた。
奴隷へと堕とされていったトラウマが、静江を襲う。
また奴隷にならなければならないのか。
もう、あのような地獄の日々はいやだ。
茜のためにも、美和子のいいなりになってはいけない。
でも、美和子には誰にも知られたくない秘密を握られている。
どうしたらいいの・・・どうしたら・・・ああ・・・こんなことになるなんて・・・。
臀部がひりひりしている。叩かれた臀部の熱さが現実を突きつけてくる。


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