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性奴系図126


 教室では、他の生徒たちも犬にされた茜を取り囲んで見つめている。
誰も茜を助ける者はない。
虐められている者を助ければ、次には自分がターゲットとなってしまう。
それは幼い頃からずっと学んできた集団生活の中で生きる知恵である。
いじめは、決して無くならない。
いじめ自体が意志を持った生き物のように教室にうごめく。
虐める側にいた者は次は自分が虐められる立場に転落するのではないかとおそれる。
だから、虐める側についていたい、虐める側にいる限り、自分は安心なのである。
そして虐められる立場に落ちた者を決してその立場から逃がさない。
逃がさない限り、自分の立場は安泰なのだ。
だから、生徒たちにとって、茜がいる限り、自分は安心できる立場で居続けることができるのである。
茜が泣き叫べば叫ぶほど、自分の残酷な加虐心を自分であおり立てていく。
茜はずっと虐められる側でいなければならない。
集団の意識は自然と一つになって。茜に向けられていく。
虐めのきっかけなどはどうでもよかった。
虐めること自体が、快感であった。
しかも茜は、やがて、集団の性的虐待に従順になっていった。
茜は虐められることが好きなのだと美和子たちが言った。
誰もがその言葉を信じた。
実際、茜の股間は濡れていた。
虐待を受け入れている証拠だと言われ、その通りだと思った。
茜は嫌がっていても本当は感じているマゾだとクラスのみんなは口にした。
その言葉に虐める罪悪感は完全に消えた。
加虐の快楽のみを、茜のクラスメイトは楽しんだ。
 2ヶ月前、美和子のグループが茜を虐めだした。
それまでは仲のよかった茜に対して、急にいじめが始まった。
茜に対して、嫌がらせが始まった。
茜を中傷するメモ書きが教室に回り出した。
茜の机に落書きがされた。
茜の持ち物にも落書きがされた。
茜の持ち物がなくなりだした。
ゴミ箱から茜の文房具が発見された。
茜が話しかけても無視された。
茜が近づくと少女たちは急によそよそしくその場を離れた。
それでも茜は、美和子たちのグループにしがみついた。
これまで仲のよかったグループで色々なことを話し、笑い、遊んだ。
美和子たちは、茜のよき相談相手であった。
父親のいない茜のことを誰かがうわさすると、美和子たちのグループが守ってくれた。
好きな男性のことを相談し、グループだけの秘密を共有した。
その美和子たちが急によそよそしくなり、茜を避けるようになった。
茜に対していじめが始まった。
小学生の時も、中学生の時も父親がいないことで虐められていた茜には、いじめられる恐怖がよみがえる。
仲間だと信じていた美和子たちに裏切られた思いが強い。
体育から戻った茜のスカートが紛失した。
どこを探してもスカートはなかった。
誰に聞いても教えてくれなかった。
話しかけても誰も返事をしてくれなかった。
授業の始まりを告げるチャイムが鳴った。
茜は、紺色のブルマ姿で次の授業を受けた。
スカートは女子トイレから出てきた。
汚れたスカートを茜は穿いた。
茜が好意を持っている男子生徒の名前が広まった。
グループで秘密にしていたことがみんなにばらされていく。
茜のスカートが、美和子や理江たちの手でめくられた。
パンティをクラスのみんなに見られた。
茜の顔に黒板消しがこすりつけられた。
チョークの粉が髪の毛に振りかけられた。
担任の女教師が気づかないように巧妙にいじめは続けられた。
教師がいないところでは茜は、美和子たちにいたぶられ続けた。
茜はパンティを無理矢理脱がされ、そのパンティをクラスメイトたちが汚いものでもつかむように投げあう。
茜の目の前でパンティが拡げられ、恥ずかしいところに当たっていた布地を男子達が見つめる。
それは自分の恥部をじっくりと見られているのと同じであった。
ノーパンにされた茜の秘部をクラスメイトに強制的に晒すのもそう時間はかからなかった。
茜の漆黒の恥毛に飾られた股間を、クラスの誰もが見た。
茜は虐められる側に定着した。
茜がもがけばもがくほど、虐める側はおもしろがってさらにひどい虐めをしてきた。
茜の感情は無視された。茜の人権は無視された。
茜の心を踏みにじる行為にクラス中が陶酔した。
茜ははじめから虐められるために生まれてきたのだと、美和子が言った。
誰もがそう思った。
茜は虐められるためだけの存在する人間だと思った。
れだけ茜に対しての性的虐待は日に日に過激になっていった。


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