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性奴系図35


 一郎は、音楽を大音量でかけている自室を出て2階のトイレに行こうとした。
はじめて、1階が騒がしいことに気づいた。
トイレを使い、階段を半分下りると、リビングの方向から賑やかな声が聞こえてきた。
夕食前の空腹もあって、一郎はリビングに入った。
姉の同級生だろうか。
多くの姉と同世代の男女が遊びに来ていた。
リビングの男女の若者が一郎を見た。
一郎は軽く会釈してリビングの姉を目で捜した。
姉はなかなか見あたらなかった。
それだけ姉の同級生らしき者の人数は多かった。
リビングの中央に一郎は探し求めていた姉を発見した。
姉は床に仰向けだった。
白い肌が見え隠れしている。
ただ一人だけ、丸裸だった。
一郎は足が止まった。
信じられない光景だった。
姉の上にのしかかっている男がいる。
ズボンを下ろして腰を激しく使っていた。
男女の性行為だということは、中学3年生の一郎にもすぐに分かった。
姉との卑猥な光景が目の前に繰り広げられていることに驚愕した。
姉は、大勢の男女に見られながら性行為をしている。
いや、印象としては強制的に性交をさせられているといった方がよい。
集団強姦だと一郎は思った。
多くの男女がくすくす笑いながら姉の陵辱の痴態を見ていた。
「姉さん!」
一郎が叫ぶと、仰向けの静江は声の方向を見て表情がこわばった。
一郎と目があった姉は、泣き顔の悲痛な表情だった。
姉は男の身体の下で、すぐに反対の方向に顔をそむけた。
一郎は抑えきれない衝動が沸々とわき起こっていた。
怒りであった。どこにぶつければいい怒りなのか、姉を穢すすべての者に怒りがこみ上げてくる。
感情が自制できない。握り拳を作っていた。
一郎は、いきなり走り出し、姉の上に乗って腰を使っている男をめざしていた。
しかし、一郎の怒りは届かなかった。
姉にのし掛かる男にたどり着く前に、足を引っかけられ、転倒した。
いきなりの転倒で顔面を床に打ち付けた。
起きあがった一郎は、男子に拳で殴られた。
そのまま仰向けに倒れた。
後頭部をひどく打ち付けた。
口の中に血の匂いが広がっていく。
一郎は立ち上がると、振り向きもしないでリビングを走り出た。
涙が溢れてきた。
殴られたほおは火箸を押しつけられたようにひりひりしひどく痛む。
はじめて殴られた一郎はショックが大きい。
そのまま玄関を飛び出し、暗くなった外に裸足で走り出た。
郊外の閑静な高級住宅街である。
道路をポケットに手を突っ込んだまま、歩いた。姉の裸身が脳裏に焼きついている。
あこがれの姉だった。
綺麗で聡明な姉は一郎の誇りであった。
友人の中にも一郎の姉にあこがれの気持ちを持っている者は多い。
それが一郎には自慢であった。
その美しい姉が全裸で男に組み敷かれ穢されていた。
姉の乳房が男の腰使いに合わせて揺れていた。
一郎の股間が硬くなってくる。
姉の裸身を見た興奮がおさまらない。
勃起したペニスがズボンの中で窮屈に暴れた。
ポケットに入れた手でペニスを握った。
「姉さん・・・」
一郎は人気のない暗い公園のブランコに坐って、姉のことを想った。
愛しい姉を思うほどにペニスは硬くズボンを突き上げた。
姉の胸が膨らみ始めた頃から一緒にお風呂に入らなくなった。
そのころから姉の身体に興味を持つようになっていった。
姉の胸の膨らみが気になってしかたなかった。
ブラが透けて見えることにひそかに興奮していた。
坐っている姉のちょっとした仕草で、スカートからパンティが見えるとドキンとした。
心臓がドキドキして止まらなかった。
姉の秘部を包みこんだパンティを手に入れたくて、暗い欲望が膨れあがった。
姉の部屋に入り込み、タンスの下着をこっそりとポケットに入れた。
姉の下着をペニスにくるんで、自慰をした。
薄いピンク色のパンティに精液がかかった。
姉を穢したという罪悪感が、一郎を襲った。
しかし姉のパンティを机の引き出しのおくに仕舞い、たびたび自慰に使った。
浴室に入った姉のパンティを更衣室の洗濯機から盗み出したりもした。
姉の匂いがした。
姉の秘部を想像した。
女性の裸身が載せられている雑誌に姉を重ね合わせ、股間を堅くさせていった。
いつ頃からか姉と視線を合わせるのが恥ずかしくなった。
ますます美しくなっていく姉を眩しく見るようになった。
姉の笑顔も声もそして匂いもすべてが好きだった。
ブランコに揺れて、夜空を見あげると流れ星が西の空に流れた。
全裸の姉を見たいという強い衝動にかられた。


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