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性奴系図64


 意識を取り戻した龍夫を慶蔵は強引に退院させた。
担当医は担任させることを反対したが、権力を持った慶蔵の申し出に対してリスクを冒すような
断固たる反対はしなかった。
 龍夫が寝かされている1階の和室には、藤川家の家政婦であった江島雅代が住み込みで介護をしている。
 「あらあら、奥様とお嬢様、お楽しみ中ですか。」
ビクッとして圭子と静江は振り向いた。元家政婦の江島雅代が部屋にいた。
圭子と静江母娘は、地下室の調教用の部屋で全裸であった。
互いの身体を愛撫することを、明美から強要させられていたのだ。
母と娘は乳房をこすり合い、透きとおるように白い太腿を絡め合う濃厚なキスをしていた。
絡め合う太腿の隙間から互いの秘部をまさぐっている。
明美の手にした鞭がすこしでも気を抜くと容赦なく飛んでくる中、母娘で互いの唇を求め合い、
柔肉に指を這わせ、アヌスをも互いに指を挿入させていたのだ。
「あ!雅代さん・・・お願い!見ないで」
圭子は娘との舌を絡め合うレズビアンキスをやめ、全裸の胸と無毛の股間を手で隠してしゃがみ込んだ。
静江も母と同じようにしゃがみ込む。
これまで数々の生き恥をさらしてきた圭子だが、結婚して以来ずっと家政婦として
務めていてくれた雅代の前で惨めな恰好を見られるのは辛かった。
静江にしても生まれたときにはもう藤川家にいた家族同然の雅代である。
元使用人の前で没落した母娘の姿を晒すのは、躯を引き裂かれるようなつらさであった。
「旦那様のことは心配なさらないでくださいまし。
私が面倒を見て差し上げていますから。
それにしてもこれは目のやり場に困ってしまいますわ。
奥様のことはずっと心配していたのですが、お嬢様とこんなにも仲良くなさっておいでで、安心いたしました。」
雅代は笑いをかみ殺して、圭子の前にしゃがみ込んだ。
圭子はさらに身を縮めて、顔を赤らめている。雅代の視線が辛い。
「奥様、私のために奥様の大切なお着物をお売りになってお金を工面してくださり、ありがたかったですわ。
あれから、こちらの旦那様にお声をかけていただきましたの。
お勤め先を心配していただき、助かりました。
私のようなひとり者に働き口などそうあるものじゃありませんから。」
しゃべりかけながら雅代はじろじろと圭子の裸身を見る。
「雅代さん、もうこの部屋から出てください。
お願いです。
これ以上惨めな姿を見ないでください」
圭子が雅代に哀願する。
「何を言っていらっしゃるんですか。
奥様はこのお屋敷にお金で買われた女奴隷でございましょ。
これから先も奥様はお裸をさらして生きていくのですから、
こんなことで恥ずかしがっていてはだめでございますよ。
それに、私はもう奥様の使用人ではございませんのよ。
奥様のような奴隷に指示をいただきたくはありませんわ」
「雅代さん、ひどいわ」
結婚以来、ずっと家族のようにしてきた雅代の言葉が信じられなかった。
家政婦として信頼し、心を許してきた雅代だった。
その雅代が、どうしてこのような態度をとるのか、圭子には分からない。
裏切られた気持ちが強い。
「雅代さん、どうして?」
なぜ、このようなひどいことをいうのかと圭子はこわばった顔で問うのだった。
「信頼してくださっていたのはありがたいのですが、奥様は別世界の人でございました。
信頼関係など私には存在しないことです。
奥様に嫉妬さえしていましたのよ。
おきれいで社長夫人として幸せな家庭をおもちで、私にはないことばかりで、
いつも奥様を恨めしく思っていましたの。
それを顔に出さないでハイ、ハイとご指示に従う毎日はつろうございました。
今、こうやって奥様のその惨めな姿を拝見していると気持ちがスカッとしますわ。
先ほど奥様を別世界に生きる人だと言いましたが、今の奥様は私の手の届くところまで堕ちてきた
・・・いえ、最下等の奴隷として存在していらっしゃいますわね。嬉しい限りですわ」
「雅代さん、そろそろ圭子と静江にあの新しい器具を試してみようと思うんだけどいいかしら?」
明美が声をかけた。
明美が指さした先には、体操の跳馬で使われるような4本の足が付いた丸みを
帯びた台がおかれている。


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