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性奴系図79


 廊下に面した座敷の障子戸を開けて、雅代が全裸の圭子を中に押し入れた。
明るい日差しが障子戸から透けている明るい座敷の和テーブルをはさんで、
慶蔵と藤田浩二があぐらを組み、酒を酌み交わしている。
テーブルの上には、各種の料理が並び、空になった徳利が転がっていた。
その中央に習字用の高級和紙が、これも重厚な龍の細工が施された文鎮で留められておかれている。
硯にはすでに墨が入り、準備はすっかり調っていた。
二人ともかなり酒が入り、赤らんだ顔をしている。
障子戸を開けられ、和室の中に背中を押されるようにして入ってきた圭子を見て
藤田浩二の表情が一変する。
全裸の元社長夫人が、目の前に立ってるのだ。
恥ずかしそうに両胸を腕でかくし、股間を太腿でよじらせるようにして男たちの視線から必死に
隠そうとしている。
その姿はかえって男たちの加虐心に油を降り注ぐことになることなど圭子は気づかない。
美熟女の恥ずかしげなその仕草に男たちの股間は一気に反応する。
匂い立つような圭子の裸体が、残酷なほどに明るい和室に存在感を際だたせる。
圭子は身の置き場もなく佇むばかりだ。
「圭子、藤田君がさきほどからお待ちかねだったぞ。さあ、まずは、あいさつをしたまえ」
圭子は全裸でおずおずと藤田の前に進み出た。
圭子の裸足が、新品にしたばかりの畳を擦る音が小さく響く。
圭子は、恥毛をつるつるに剃り取られている股間をも覆うことは許されない。
藤田浩二がじろじろと圭子を見ている。
元社長夫人のこのような全裸姿を見ることができるとは夢にも思っていなかった。
その思いが酔いも手つだって、圭子の裸体を無遠慮に見つめている。
圭子は、藤田の前で畳にひざまづいた。
次に両手を畳に着いていく。
乳房が浩二の目の前に露出した。
迫力のある90cmのとろけるような柔らかさの中にもぷるんぷるんと弾力のある乳房だ。
「・・・今日は牝奴隷圭子のいやらしい身体を、思う存分お楽しみください。
どうぞもと社長夫人、藤川圭子のおまんこやお尻の穴を心ゆくまでご賞味ください」
圭子は畳に額をすりつけるようにし、屈辱の言葉を吐いた。
慶蔵の訳ありの来客相手に何度となく強制されてきた言葉である。
この言葉を吐くたびに圭子の心の中心で、薄皮のように剥がれ堕ちていくものがあった。
剥ぎ取られていくものがあれば、逆に心の中に溜まっていくものがあった。
「圭子、お前の書道の腕前を話していたのだよ。
藤田君がどうしても見たいというので、酒の余興に呼んだわけだ。
その前に、まずは藤田君にお酌でもしてあげなさい。」
「は、はい・・・」
圭子は膝で進み出て、テーブルのお銚子を手にする。
きっちりと揃えた太腿はミルク色にすべすべして、浩二の男心をくすぐる。
隙間泣く揃えた太腿のその奥に、元社長夫人の花肉が隠されているのかと思うと股間はさらに勃起してくる。
圭子のかぐわしい体臭が鼻腔をくすぐってくる。
甘く妖しい香りである。
いや、美熟女の体内から醸し出される成熟した女の匂いと言った方がいいだろう。
香水とは別の、圭子の匂いであった。
その匂いさえも隠すことはできず、圭子は全裸のまま、浩二にすべてをさらけ出している。
絶望感、屈辱感、女性としての羞恥心、奴隷の身分に堕とされた従順さが、
圭子の表情に見え隠れする。
圭子は時に唇を噛んで苦しげな表情を晒し、頬を朱に染めて恥じ入り、従順さを見せ、
すぐに切なげな表情をしてみせる。
圭子自身も、次々と顔を出しては消え、また新たな感情が顔をもたげてくることに混乱し、
困惑しているのだ。
そのすべてを浩二は楽しんだ。
は虫類のような冷たい目で圭子の表情を観察し、社長夫人だった頃の優美な圭子と比べて
ほくそ笑むのだった。

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