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性奴系図80


 酌をする圭子の伸ばした腕の間で、たわわな乳首が揺れているのを藤田は見つめてた。
「奥様の胸は想像していたとおりのすてきなものですな。乳首にピアスですか。
こんな物をつけられているとは・・・」
浩二が酌をする圭子の乳房に触れてくる。
圭子に羞恥心とともにおぞましい感覚が走る。
生理的に嫌っている藤田の指が乳首を弄んでくる。
耐えられなかった。
元夫の部下の指が乳房を嬲っている。
鈴が藤田の指の動きに合わせて、コロコロときれいな音色を立てるのが、哀れで悲しい。
「藤田様・・・悪戯されたらお酒がこぼれてしまいますわ。
圭子を、嬲るのは後でゆっくりとなさってください。
圭子はあなた様の奴隷でございます。逃げも隠れも致しませんから・・・」
感情を押し殺し、男に媚びを売り、妖艶な瞳をまばたかせて藤田を見る。
それでも火照る顔は、羞恥と屈辱感のいりまじった表情が顔を覗かせてしまう。
それがまたつらいのだ。
できることならばすっかり感情を押し殺し、奴隷として嬲られる自分をすべて受け入れていたいのだ。
従順な奴隷として浩二の前でいたいのだ。
奴隷としての仮面をかぶっている限り、圭子は肉体を嬲られ肉の悶えをさらけ出しても、
それでも自分の心は守ることができるのだ。
しかし、人間としての、女性としての心の悶えをさらけ出すことは、
圭子のすべてを無防備に見せることになる。
心のじくじくした傷口をさらにえぐられることになるのだ。
平静を保っていることができているかわからない。
顔から火が出るほどに恥ずかしい。
惨めな肉体を鑑賞されていることがつらい。
その身が悶え狂うようなつらさを、浩二に知られることはもっとつらい。
「奥様もどうですか」
藤田が返杯をしてきた。藤田の酌で圭子は馴れないアルコールを飲む。
藤田に寄り添い、媚態を振りまきながら酌をし、返杯を数回重ねるうちに、
やがて圭子の肌は紅葉を散らしたような朱にそまる。
圭子はふっと熱い息を吐いて、
「藤田様、圭子はすっかり酔ってしまいましたわ」
と藤田を濡れた瞳で見つめる。
きらきらとした透き通るようなきれいな瞳が浩二の目をとらえて放さない。
このような色っぽい瞳で見つめられたらたいがいの男性は自分に気があるのではないかと
誤解してしまうだろう。
「そろそろ余興をさせようじゃないか。圭子、ここに上がりなさい」
慶蔵が大きな和室用の低テーブルの上の、料理の盛られている皿などを脇に寄せる。
開けられたテーブルの上に圭子は、全裸を桜色にほてらせながらしずしずと上がっていく。
片足をあげ、テーブルにのる圭子の股間が割れる。
無毛の割れ目が浩二の目に露出した。
圭子はさりげなく手で股間を覆い、上がっていく。
股間のクリトリスに連結された鈴もコロコロと鳴きだした。
「おやおや、奥様、変わったところで鈴が鳴っていますな。」
藤田浩二がおちょこをくいっと飲み干しながら圭子の股間を頭を低くして覗く。
テーブルの上に佇立した圭子夫人は、何もかも丸見えであった。
肉芽にも金属製のピアスが乳首と同じく施されているのが浩二の目にも明らかになる。
半年前までは、自分の前では、つんとすましていた社長夫人が、
肉奴隷の惨めな身体に改造されているのが、浩二には愉快でたまらなかった。
この上流社会に生きる女が、自分を嫌っていたことは分かっていた。
この女は、何一つ苦労を知らず、社長夫人として優雅な世界に身を置いていた。
浩二は社長であるこの女の夫に前では低身でつかえ、自分を押し殺してきた。
そんな自分を蔑むような目で見ているこの女が憎かった。
憎いのに圭子夫人の女の魅力には勝てなかった。
スカートから覗くすらりとした脚や、衣服の下で隆起させている柔らかそうなバスト、
スカートの布地を持ち上げて悩ましいほどの肉づきを感じさせる臀部、
そして目鼻立ちの整ったきれいな夫人の顔に、いつも視線を向けていた。
魅力的な夫人が、藤川社長とどのような体位で交わるのかと想像を膨らませていまう。
清楚な圭子夫人が、藤川龍夫に組み敷かれ、髪を打ち振らせて悶えるのかと、
調った面立ちの顔を見ている浩二を、夫人は冷ややかな目で見ていた。
それが今こうして素っ裸で肉奴隷に堕とされた身体を晒して恥ずかしい芸当を見せようとしているのだ。
浩二は愉快でたまらなかった。
加虐の悦びに打ち震える自分を押さえ切れない。
股間はとうに勃起して痛いほどである。


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