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性奴系図81


「圭子には、今日は特別製の筆を用意してやったぞ」
慶蔵が指さした筆は見るのもおぞましい形状をしていた。
大小の筆はそれぞれ前と後ろに差し込む圭子専用の書道のためのものである。
筆の柄は、おぞましい男根の形をしている特注製であった。
「このいぼいぼがあるからこの前にように抜け落ちることはないぞ。」
慶蔵が太い筆を執って、その異様な形をした柄の部分の表面を指でさする。
いくつもの小突起が表面をびっしりと覆っているそれは、
圭子の肉体を嬲るためだけの目的でつくられた太筆である。
その小突起で覆われた太筆を圭子の前に突き出した。
圭子は一瞬それを見ただけで、悲しそうな表情をこわばらせて目を伏せた。
長い睫毛が震えている。
これから、おぞましい淫具を女肉に使われ、女性としての生理的反応を見せることになる。
これまでにも圭子は、耐えることができず、女性の恥ずかしい反応を慶蔵の客人の前でさらけ出している。
今日も浩二の目の前でよがり狂う痴態を見られることになるであろう。
浩二の視線を感じるほどに、圭子の肉体の内側では、被虐のさざ波がわき起こり、
どうにでもなるがいいわといった自虐的な感情に支配され、女肉をとろけさせていくのだった。
浩二の目の前で蜜を吐き、動物のような肉の蠢きを見せることになるであろう。
そう思うほどに、息は荒くなり、押し殺していた屈辱感と絶望感が頭をもたげてくる。
それをまた圭子は心の奥底に沈めようと心の中でもがくのだ。
少しでも気持ちを緩めると、また浩二に知られたくない感情が沸々とわき起こってくる。
奴隷なのだと常に言い聞かせながら、テーブルの上で裸体を晒し続けた。
股間が熱くなっているのがつらく恥ずかしい。
平静を保たなくてはと思うのに、心に被虐のさざ波が打ち寄せ、それは徐々に大きなうねりとなっていく。
さらに追い打ちをかけるように、女性の肉の反応を確実に見せている股間に動揺した圭子を、
押さえつけていた感情が襲ってくる。
自制心をくぐりぬけて、絶望感と屈辱感が被虐感と一体となって膨れあがっていく。
また蜜が吐き出された。
乳首がじんじんと膨れ、電気が走ったようになっている。
鈴の微かな動きさえも充血した陰核はどん欲にむさぼり食うように感じ取っている。
むずむずと小さな虫がいっぱい陰核に群がり這い回り軽く粘膜を噛んでいるような痛痒感が襲ってくる。
「これは、奥様、どちらの穴に使うのですかな?」
酔った赤ら顔の浩二が小ぶりな筆を手にした。
小ぶりとは言え、それは筆の穂先だけであってその柄に当たる男根の形をした張り型は、太く長い。
それにもびっしりと小突起が生えている。
「圭子、説明しなさい」
慶蔵が立ちつくす圭子の下腹部を太筆の柄の先端部分で突き嬲る。
「ううっ・・・そ、それは・・・圭子の後ろに使ってくださいまし」
口を開く圭子はすでにアクメを迎えそうであった。
鈴がまた鳴った。乳首の鈴であろうか。
それともクリトリスにぶら下げられた鈴であろうか。
鈴の動きは圭子をさらに窮地に置いたてていく。
もはや圭子にとって窮地ではないのかもしれない。
被虐の大きなうねりに身をまかせている圭子にとって、女の恥ずかしい反応を見せることさえも
甘美な肉の悦びとなる。
「後ろとはどこですかな。はっきりと申し上げてください、奥様」
浩二が明美が注いだ杯の酒を飲み干しながらにやりとする。
また圭子の伏せた睫毛が震える。
「圭子、藤田社長さんにはっきりと申し上げなさい!」
座敷に呼ばれ、藤田の酌をはじめた明美が厳しい口調で言う。
黒い光沢を放ったエナメルのミニスカートを穿いた明美のパンティが覗いている。
膣口があたっているクロッチの布をじっとりと湿らせたパンティを明美は
恥ずかしげもなく浩二に見せつけながらお酌をしている。
「ああ、そうだ、圭子にも云っておこう。
藤田君は、龍夫が経営していた建設会社の社長をしてくれているのだよ。
再建が思いのほか、早く進んでね。会社名は藤川建設から山野建設になったが、
従業員たちはすべて元通り雇うことができたよ。これも藤田君の働きのおかげだよ。」
慶蔵が浩二に酒をつぐ。浩二は杯を差し出してそれを受ける。


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