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性奴系図86


 志乃が泣いている。
先ほど慶蔵が檻の前で、志乃に告げたことによる動揺が激しいのだ。
それは檻の中にいる奴隷たちの心にも暗い影を落としていた。
慶蔵は志乃を見つめてこういったのだ。
「志乃、お前の引取先がとうとう決まったぞ。」
慶蔵は琥珀色の液体が入ったブランデーグラスを片手に、志乃と静江が入った檻の前にしゃがみ込んだ。
「お前の売り先は中近東だ。
ある王族がどうしても日本人の奴隷が欲しいとブローカーに依頼してきてなあ、
そこでお前の獣姦ビデオを見せたらぜひ買いたいと言ってきた。
驚くほどの高額だぞ。
日本じゃあ、志乃のような年増女はいくらきれいと言っても、もういい値は付かないが、
中近東当たりでは日本人の女は高く売れる。
それに年齢もごまかしやすい。
志乃は30歳として売り込んでやったからな。
それからその王族の男だが、お前を獣姦専用奴隷として欲しいとのことだ。
向こうの王族たちの闇のパーティで催される余興としてどうしても志乃が欲しいのだよ。」
志乃はあまりの恐ろしい話に泣きだした。
すると慶蔵は一枚の絵を見せた。
泣きじゃくる志乃を一喝して写真を見せつける。
志乃の涙で濡れるつぶらな瞳が見ひらかれて驚愕の表情となった。
その写真に写っているのは一人の美しい日本人女性である。
若い女性であった。その女性は、両手も両脚もない。
肩口と足のつけ根から切断されているのだ。
ダルマのような肉体となったその女性は、カメラに向かって引きつったように微笑んでいた。
顔立ちは理知的な美しい女性であった。
たわわな乳房の持ち主だ。
全裸で写真に写っている両手も両脚もないその女性の無毛の割れ目に、黒いバイブが突っ込まれている。
巨大なバイブであった。
寝かされたままの女性は、自らの意志で身体を動かすことも、バイブを抜くこともできない。
慶蔵は、この女奴隷は、志乃を購入した主人への口奉仕中に歯をあててしまった。
その罰として、両手両脚を切断され、まるでオブジェのような肉体にされたという。
だから志乃もこの主人が飼うオス犬の性交用牝奴隷として、精いっぱい尽くすようにと、
ブランデーを飲みながら言うのだ。
慶蔵の口から出るのは、現実のこととは思えない恐ろしい話ばかりだった。
志乃を購入した王族の男に飼われている雄犬は、一匹ではない。
何匹もいるのだ。志乃の肉体は毎日獣姦に使われる。
そのためだけに志乃は買われていくのだと聞かされ、志乃はさらに激しく泣きだした。
静江も志乃のこれからの地獄の運命を思い、抱き合って泣いた。
圭子も隣の檻の中で一郎と薫に身体をまさぐられながら泣いた。
志乃が可愛そうで不憫で、たまらなかった。
「志乃、いいか、決して自ら命を絶つなんてことを考えるなよ。
この契約では、志乃が自ら命を絶った場合は、代わりにお前の可愛い薫とえりを渡すことになっている。
薫を獣姦専用のニュ−ハーフ奴隷にしたいかね。
えりを幼女マニア専用の肉奴隷にしたいかね。
奴隷にされるならまだいいぞ。
薫やえりの臓器めあてだったら、もっと可愛そうなことになるぞ」
志乃は声もなく泣きながら首を横に振る。
うなだれている志乃の瞳から涙がこぼれ落ちていく。
その涙を静江は指で優しく拭った。
うなだれて泣く志乃を眺めながら、慶蔵は、今になってこの女を手放すのは惜しい気がした。
もうとっくに飽きてしまい、娘たちの玩具として払い下げていた女だが、よく見ると、
籐たけた美しさは出産してからさらに磨きがかかっている。
透きとおるような白い肌は、吸いつくようになめらかで、乳房は乳腺が張って大きく突き出ている。
柔らかな上にも弾力に富んだ乳房だ。
乳首からは母乳が滴っている。
細腰から豊満な臀部にかけて、息苦しいほどの肉感的な魅力を発散させている。


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