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綾乃の被虐日記53



「そんなにお尻を振って歩かなくてもいいのに。
亜紀は大きな尻を見せつけてみて欲しいのよね。はははは」
「沙也加ってかわいいでしょ。
私たち、まるでお人形みたいだって言っているのよ。
私たちの可愛い人形。こうするともっと可愛いわよ」
明美さんは私に視線をもどすと沙也加さんの髪を撫でながら言いました。
そして、ポケットから器具を取り出して沙也加ちゃんの顔に装着し始めました。
沙也加ちゃんの口の両端に金属製のかぎを引っかけて左右にぐいっと引き、
後頭部に回したベルトで止めるのです。
沙也加ちゃんは、飼い慣らされたペットのようにじっとしています。
子猫ちゃんのようなペットの女の子は、されるままに顔を変形されていくのです。
沙也加ちゃんの目には涙がたまって今にもこぼれ落ちそうです。
つぶらな瞳が濡れています。
明美さんは、さらに、鼻の二穴にも金属製のかぎを引っかけてぐいっと頭の上に引っ張りました。
沙也加ちゃんの形のいい鼻がかぎで引っ張られて皺を寄せながら上向きました。
そのまま明美さんは沙也加ちゃんの後頭部のベルトに固定したのです。
「どう?可愛いでしょ?」
明美さんは私に向かって笑いかけてきます。
私は沙也加ちゃんの無惨な顔を黙ってみていました。
沙也加ちゃんのつぶらな瞳から涙がこぼれ落ちました。
口を左右に割り裂かれ、鼻はまるで豚のように上向きにされているのです。
上唇まで引っ張られて、上歯も剥き出しになっています。
あのあどけなさの残るかわいい沙也加ちゃんの顔が、すっかり変形してしまいまいました。
 母が、足枷の鎖に歩幅を制限されながら、よちよち歩きで冷たいジュースを運んできました。
おぼんのコップがカチカチと音をたてて揺れています。
リビングに戻ってきた母は、惨めに変形している沙也加ちゃんの顔を見てギョッとした表情です。
でも何も言わないで視線を低テーブルに落とすと、動きにくい身体をしゃがませて
ジュースの入ったコップを配り始めました。
私も小百合さんもソファから立ち上がって母の手伝いをしました。
小百合さんも拘束された手足を精いっぱい動かしてジュースを配っています。
そのジュースを明美さんは沙也加ちゃんに勧めています。
沙也加さんはコップに目を落とすと、悲しげな表情を浮かべましたが、それは一瞬で、
すぐにコップを手に取りました。
器具によって口を大きく左右に裂かれたまま、沙也加ちゃんはジュースを飲みました。
リビングのみんながその沙也加ちゃんを見つめてクスクス笑っています。
「あら、行儀の悪い子ね」
「ジュースをこぼすなんてみっともないわよ!」
沙也加ちゃんのブラウスの胸元にジュースがこぼれてしまっています。
無理もありません。
左右に割り裂かれた沙也加ちゃんの口は開いたままで、そのままジュースを飲むように明美さんは
命じたのです。
沙也加ちゃんはまた、涙をこぼしています。
上向いた豚にような鼻が哀れです。
涙が、頬を伝わってテーブルに落ちています。
その姿を見つめる母も小百合さんも悲痛な表情で、下を向いています。
「亜紀と小百合もジュースを飲みなさい!」
母と小百合さんは、明美さんの声にビクッとしたように反応し、すぐにコップを手に取り口に運びました。


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