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淫虐の十字架10
「そ、そうね、早く寝ることにするわ」
景子は紗英を見てうなずいた。
「母さん、食欲ないみたいだね。少しでも食べるといいよ」
和志が、食卓の下で、そっとむっちりとした太股に触れながら言った。
ストッキングを脱いだ生足を撫でるのだ。
景子はほとんど食事に手をつけていない。
バイブで嬲られているうえに、和志の精液を呑まされたばかりなのだ。
その直後に食事をする気分にはなれなかった。
「玲子姉さんも食欲がないのよ。さっきから全然食べていないの」
紗英が玲子を見た。和志も玲子を見た。清楚な美しさをもった玲子は、うつむき加減に座っている。
「はい、姉さん、口を開けて・・・あーん」
紗英は自分の箸でつまんだほうれん草のおひたしを玲子の口に近づけていく。
玲子は素直に口を開けていった。
仲の良い姉妹、そう映る姿だ。
紗英は玲子にほうれん草のおひたしを食べさせる。
その直後、玲子は微かにうめき声を上げた。
紗英の手にしているリモコンのスイッチが入ったのだ。
玲子は、一瞬であるが苦悩の表情を浮かべた。
「ごめんなさい。奥まで入れすぎたかしら」
紗英は箸を玲子の喉奥にまで差し入れてしまったみたいだと謝るのだが、
玲子にうめき声をあげさせている原因を当然知っている。
自分が手にしているリモコンによって、玲子の女性器に差し込んでいるバイブが
振動をともなってくねりだしたのだ。
和志もポケットの中のリモコンのスイッチを入れた。
景子は口に手を当てて、うめき声が漏れるのをこらえた。
美しい母娘が同時に、バイブの刺激で身体を震わせて耐える姿を交互に見て、
紗英も和志も目を合わせるとニヤリとした。