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アナル夫人40



亜由美は正座していた姿勢をくずした。教室の床に両手をついて、犬の姿勢になったのだ。
「惨めなかっこうね。これが社長令嬢の成れの果てだなんて、痛快だわ」
「パンツ、まる見えにしちゃって、いやらしいわね」
「あのパンツ、穴が開いているわよ」
「知らないの?亜由美はね、パンツ1枚しか持っていないんだって。
それも理彩さんに貸し与えられた物だそうよ。
亜由美は衣服も下着も一枚も持っていないのよ。だから、毎日あのパンツを穿いているんだって」
亜由美の穿いている白いパンティは、古くなってほつれが目立っている。
黄ばみも出てきている。少女たちが言うとおり、
亜由美に許された下着はこの古びたパンティ一枚だけなのだ。
ブラは一枚も与えられていなかった。理彩は、
「お前の母親は、パンティ1枚も穿かせてもらっていないんだからね。
パンティを穿かせてもらえることに感謝するんだよ」
と笑うのだ。嘲笑を受けながら、亜由美は一日はいていたパンティを脱ぎ、
明日のために手洗いする毎日であった。
 四つん這いになった亜由美は、転がっている唐揚げを見つめた。
お腹が鳴った。昨日から食事を一切与えられていないのだ。
理彩が立ち上がって、唐揚げを靴底でぐりぐりと踏んだ。
そしてつぶれて床にはりついた唐揚げに唾を吐きかける。
「さあ、美味しそうでしょ。早く食べなければゴミ箱に捨てちゃうわよ。
そしたら今日も食事抜きよ。ふふふふ。いつまで耐えられるかしら。」
耐え難い恥辱だ。令嬢として女王様のように扱われていた亜由美のプライドは、
生きるためには捨て去らなければならない。
一切のプライドを捨て去ったあと、心にぽっかりとできた空白。
その空白を何で埋めればいいのか、亜由美にはまだそれが見つかっていなかった。
ぽっかりと開いてしまった空白で、心がつぶれそうであった。
華やかだった社長令嬢として過ごした日々、それだけに、プライドが捨てきれないでいたのだ。
理彩の靴が亜由美の右手の甲に載せられる。
じわじわと理彩は力を込めて亜由美の手を踏みつけてくる。
「早く食べるのよ、ワンちゃん!」
亜由美は、口をつぶれた唐揚げにつけていった。涙がこぼれてきた。
「本当に食べたわ!」
「本物の犬ね。」
「この子って、何でもやるのね。」
「もう人間、やめているのかしら・・・」
嘲笑の中、亜由美は咀嚼し呑み込んだ。
少女の一人が、卵焼きを転がした。
もう一人がウインナーを転がした。
女子たちはそれらの食べ物を踏みつけ、唾を吐きかけた。
「ワンちゃん、食べるのよ」


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