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さゆり夫人56



「さゆり、どの犬がお気に入りかしら?」
全裸のさゆりの目の前に突き出されたカタログは、獣姦可能な犬を紹介するものである。
美紀からの指示で、さゆりは獣姦ショーを見せ物にすることが決まったのだ。
「やっぱり、この犬が一番大きくてたくましいわよね。
どう、さゆり、これにする?そうしなさいよ、ちょっと値段は張るけど、
美紀さんからのプレゼントだそうだから多少高くてもいいわよ。
それに元社長夫人と雄犬の絡みだったら、DVDにしてもよく売れるだろうって美紀さんが言っていたわ」
紅薔薇館のSMショーの座長を務める麗華がさゆりに薦めているのは、
カタログの一番最後に載っているグレートデンである。
巨大な犬で、体高は90cm、体重は65kgと記されている。
さゆりがもっとも目をそむけたくなるのは、このカタログの犬たちは勃起した
ペニスのサイズがよくわかるように撮影されていることである。
グレートデンの勃起状態のペニスの大きさは尋常ではなかった。
成人男性の腕の太さほどもあるペニスは、真っ赤にそそり立っているのだ。
「これがさゆりのおまんこにはいるかと思うと、もうそれだけで濡れてくるだろ?」
麗華はそう言って、さっそくに電話連絡をしはじめる。
グレートデンの注文である。
人間と性交可能なように調教済みのグレートデンの値段は高級車が一台購入できるほどの値段である。
それでも美紀にしてみればポケットマネーの範囲内であった。
「美女と野獣」の絡み合いを見てみたいという美紀と麗華の冗談から始まったことであった。
「さゆりに獣姦ショーをさせてみよう」ということに話は進んでいったのだ。
 獣姦専門の動物を扱う業者に注文をして2週間後、グレートデンが紅薔薇館に届けられた。
カタログで見るよりもずっと、そのグレートデンは大きく、迫力があった。
紅薔薇館で働く女性たちは、その圧倒的な威圧感に気おされて、近づくこともできない。
4歳の雄犬は、胸筋がたくましく発達して盛り上がっており、堂々と立つ様は威厳さえ感じさせていた。
調教師としてしばらくの間、30歳半ばほどの男性がグレートデンの世話から
獣姦の指導をするために派遣されていた。
名を香川健太といった。
さっそく、さゆりとの対面が行われることになった。
楽屋にさゆりが呼ばれた。
さゆりは全裸で、紅薔薇館のステージの掃除をしていたところである。
楽屋に入ったさゆりの表情が一変した。
目の前に恐ろしいほど大きな犬がいるのである。
その犬はじっとさゆりを見つめている。射すくめられるような視線であった。
「さゆりの相手が、今届いたのよ。大きいでしょ?」
麗華がさゆりと雄犬を交互に見た。紅薔薇館で働くSM嬢たちも興味津々でいる。
「まあ、大きいわ」
そう叫んだのは、ステージでさゆりとコンビを組むことの多い美帆である。
美帆が指さした先をその部屋にいる女性たちが見た。
グレートデンの股間から、真っ赤なペニスが飛び出しているのだ。
人間の女性に対して性的反応を見せるように幼犬の頃から調教されてきたグレートデンは、
素っ裸のさゆりを見て、すぐに反応を見せたのだ。
調教師の健太を引きづるようにして、さゆりに近づいていく。
さゆりは恐怖に顔をこわばらせ、後ずさりしていくのだが、やがてドアに背をつけ、逃げ場を失った。
雄犬はくんくんと鼻先をならしながら、さゆりの股間に顔を近づけてくる。


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