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さゆり夫人66
「こんなおもしろいステージは見たことがないわ。おかしくって涙が出そうよ」
美紀が声を立てて笑い出した。理彩も亜由美をねちねちと嬲りながら同じように笑う。
「早く亜由美にも同じことをさせてみたいわ。セーラー服で交尾させたらきっと人気者になるわね。ふふふふ」
「お母様、逢いたかったわ・・・わたし・・・さみしくて・・・つらくて」
亜由美は母の胸で泣いた。
「亜由美・・・ごめんなさい・・・こんなママを許して・・・亜由美に申し訳ない・・・ごめんね」
胸に顔を埋めて、しくしく泣く娘をさゆりは抱きしめて、その髪に頬をすり寄せる。
娘を抱きしめる腕に力がこもった。
「ううん・・・お母様は悪くない・・・お母様は悪くないの・・・」
「亜由美・・・ごめんね・・・ごめんね・・・・亜由美にまで・・・亜由美を守ることもできないママを許して・・・」
頑丈な鋼鉄の檻の中で、さゆりと亜由美の美しい母娘は、強く抱き合った。
さゆりも亜由美もパンティ一枚許されない全裸で抱き合っているのだ。
ここは紅薔薇館に、新たにつくられた地下室である。
さゆりと亜由美の母娘を収容するために、檻も設置された。
床はすべてタイル張りの部屋の一角に置かれた檻は、立って歩くことなどできない狭く、そして低いものだ。
薄暗い地下室の片隅の檻の中で、白い裸体が浮かび上がっている。
「もうじき出産ね・・・あゆみ・・・だいじょうぶよ・・・怖くなんかありませんよ。ママがついているわ」
抱きあう娘の腹部の膨らみが、さゆりの腹部に当たっている。
さゆりは娘の腹部をやさしく撫でた。不憫でならなかった。
わずか17歳で、誰とも分からない男性の子を身籠もったのだ。
そればかりではない。
豊胸手術をされた乳房は異様な大きさである。
娘のクリトリスは表皮を完全に剥け出て、露出しており、その肥大化を隠すことなどできない。
しかも乳首と陰核には金属のリングが貫通して装着させられている。
そんな肉体に改造された娘を、もう一度強く抱きしめた
「お母様、痛いわ」
さゆりの胸の中で、亜由美がつぶらな瞳で見上げてくる。
愛らしいその顔は、少しも変わっていない。
「亜由美・・・ママの大切な子・・・私の宝物・・・」
「お母様・・・私たち、これからどうなるのかしら・・・ずっとこのままここで生きることになるの?」
さゆりは、娘の問いに答えることができなかった。
紅薔薇館から逃れるすべなどないのだ。
女奴隷としてここで商品価値があるまで飼われる身分なのだ。
その現実を娘に語ることなどできなかった。
「でもお母様といっしょだったら・・・わたし・・・生きていけるわ」
胸の中の亜由美が、さゆりの乳首をそっと口に含んだ。
亜由美の舌が乳首をやさしく転がしてくる。
亜由美の性的な舌技に、さゆりは戸惑いを見せた。
「まあ・・・大きな赤ちゃんね」
さゆりはかすれた声で小さくささやいた。
「赤ちゃんなんかじゃないわ。わたし・・・お母様の恋人になりたい・・・」
亜由美はそう言って、また美しい母親の乳首を口に含んでいく。
やさしく、そして強く乳首を吸い、舌で転がしてくるのだ。
はっきりとした性技であった。
もう片方の手で、さゆりの乳房を愛撫し始める娘の指は巧みであった。
性奴メイドとして木村泰造の自宅で飼われていたときは、
毎晩、女教師奴隷の井上遥香とレズ行為を見せ物として強制されてきた。
遥香の身体をとおしてレズ性技を身につけていた妊婦美少女は、
母のさゆりの身体を熱く燃えあがらせていくのだった。