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さゆり夫人76



「さゆり、皆さんは紅薔薇館がどういうところかお知りになりたいんですって。
詳しく教えて差し上げなさいよ。
あなたが毎日どういうショーをしているか、皆さんは興味がおありなのよ」
美紀が、バイブを作動させた。
椅子に押しつけているバイブは深く膣と肛門に入っている。
それが同時に作動を始めたのだ。
「あう・・・ああっ・・・ああ」
さゆりの身体がビクッとして、妖しく揺れ出す。
「さゆりさん、教えてくださらないかしら。
私たち、すごく興味があるのよ。
あなたのような美しい女性が演じるSMショーってどんなことをするのかしら?」
亜紀子が、クスッと笑った。
他の夫人たちもクスクスッと笑う。
さゆりは、バイブの刺激をこらえるのに必死である。
そのさゆりの首の後で結んだ深紅のドレスの結び目を解いたのは、美紀であった。
深紅のドレスがはらりとさゆりの首から滑り落ち、胸があらわになった。
ブラをしていない乳房がレストランの個室の照明に晒される。
つんと上を向いている乳房の乳首には、真珠のイヤリングが装着されていた。
レストランに着く前に、高級車の中で美紀が飾り立ててあげると言って乳首にイヤリングをはめたのだ。
イヤリングの螺子は強く回され、さゆりの乳首にすっかりくい込んでいる。
「さゆりはこういう女性なのよ。借金で縛られた牝奴隷なの」
美紀が、露出した乳房を揉んできた。
さゆりの身体は、被虐の快楽に敏感である。
そういうふうに染められてきた肉体は、バイブと美紀の乳房を揉みあげる指の刺激で、
アクメへと追い立てられていく。
アクメの寸前というところまで登りつめたさゆりの股間に突き刺さっているバイブが振動を止めた。
美紀の指も乳房から離れていく。
「さゆりがどんなショーをしているのか、早く話さないと、ここで素っ裸にしてしまうわよ」
「まあ、美紀さん、そんなことをしてもいいの?」
亜紀子が笑いながら美紀を見た。
「だいじょうぶですわ。さゆりは、もう奴隷なんですから、何をしてもいいのですよ」
美紀は、そう言ってワイングラスの赤ワインを一口飲んだ。
元家政婦の美紀の奴隷になっているさゆり夫人を哀れだと思っている女性はこの個室には一人もいない。
むしろ哀れなさゆりを見るほどに加虐心に火がつき燃えさかるのだ。
もっと酷く虐めてさゆりのすべてを惨めに堕としてやりたいと思ってしまうのだ。
「待ってください。お話しします・・・ですからここで裸にはさせないで・・・」
美紀が胸を露出したままの深紅のドレスをさらに取り去ろうとすると、
さゆりは狼狽して、毎日の恥辱の行為を話すと誓うのだった。
「わたし・・・借金を返すために紅薔薇館に・・・身売りされました・・・それで・・・
裸になって・・・それで・・・縛られたり・・・鞭打たれたりするSMショーに出演しています・・・」
さゆりはすすり泣くような細い声で、話し始めた。
それを夫人たちは高級料理を食べながらニヤニヤしながら聞いている。
「それだけかしら?」
美紀が、深紅のドレスを引っ張る。ここで、裸に剥くという脅しである。


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