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さゆり夫人82



「ごめんなさい。お水をこぼしちゃったの。拭いてくださらないかしら」
美紀が若いウエートレスに声をかけた。
美紀の指さした床に水たまりを確認したウエートレスは一旦個室を後にした。
「あの娘、きっとさゆりのおしっこの匂いに気づくでしょうね。
その時は、さゆりからお漏らししてしまいましたって言うのよ!きちんと謝りなさいね!」
ウエートレスがフキンを手にして戻ってきた。
さゆりが腰掛けていた椅子の上を拭き始める。
そのウエートレスの手が止まった。怪訝な表情になる。
美紀がさゆりの脇腹を肘で突いた。
ウエートレスに事実を告げよという合図である。
「あ・・あのう・・・それ・・・み、水をこぼしたのではなくて・・・お、おしっこを・・・
お漏らししてしまったんです・・・ごめんなさい」
さゆりは羞恥に頬を染めながら、若いウエートレスにか細い声で告げた。
さゆりが恥辱にまみれながらに謝る姿を、美紀も亜紀子も晴美もその他の夫人たちも、
ニヤニヤしながら眺めている。
あまりにも多量の小水である。
若いウエートレスの手にしたフキンでは処理できない。
「たくさんのお漏らしでしょ。あなた一人では大変よね。他のウエートレスにも来てもらったらどうかしら。
おしっこを拭いてもらうんだから一人2万円ずつのご迷惑料を支払いするわよ。
これはまずあなたに渡しておくわね」
美紀は2万円を高級バックの中の財布から取り出して、手渡した。
手の切れるような新札である。ウエートレスの表情が綻んでいく。
小水を拭き取るだけで、大金をもらえたのだ。
「かしこまりました。」
ウエートレスは深々と頭を下げると、一旦個室を出ていった。
「さゆり、あなたがおしっこを漏らしたために、予定外の出費をしてしまったわ。
奴隷のしたことは、飼い主の責任だから仕方がないわね。
さゆり、おしっこを漏らしたことをちゃんと謝るのよ。そうしないと亜由美を今夜から働かせるからね」
先ほどのウエートレスが、すぐに二人のウエートレスとバケツを手にして戻ってきた。
「申し訳ありません・・・我慢できなくておしっこをお漏らししてしまってお店を汚してしまいました・・・
本当にごめんなさい・・・」
さゆりは、3人に増えたウエートレスにもう一度謝罪をした。
「山口様・・・」
ウエートレスの一人がさゆりを見つめた。さゆりにも見覚えのある娘である。
社長夫人であった頃、家族で食事をしていたときに、その娘は料理皿をテーブルに置くときに、
グラスに手が触れて水をこぼしてしまったのだ。
水はさゆりの衣服を濡らした。
恐縮して謝るその娘に対して、さゆりは気にしないようにと優しい声をかけたのだ。
美紀は新たに加わった2人の女性に2万円ずつを手渡していった。
3人のウエートレスは、床の絨毯に染みこんだ小水を、雑巾で拭き取っていく。
その3人の姿をさゆりは立ったまま、見ていなければならなかった。
辛そうな表情のさゆりを美紀がさらに羞恥地獄に突き落とす。
さゆりの耳元でささやきかける美紀の顔をさゆりは見つめた。
「あ、あのう・・・私の・・・こ、股間も・・・そ、その雑巾で・・・拭いてくださらないかしら・・・」


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