keikoさんの作品


母娘 残菊物語 1



鍵は郵便受けの中にある。そう聞かされていた。
学校から帰ると、すぐに郵便受けのとびらを開けて中を見た。
何も入っていなかった。うそだったのだ。
裕美のうしろがさらに疼いた。
学校から歩いて帰宅する間もうしろに挿入されている異物が裕美を嬲っていた。
(ああーっ・・・つらい・・・お尻が疼いて・・・こんなのってつらすぎるわ)
郵便受けのドアを閉めた裕子は、母親が中に入っていた鍵をどこかに仕舞いこんだのではないかと思い直し、
玄関のドアを開けた。
「ただいま・・・ママ・・・あのね・・・」
リビングの母親に、
「鍵が郵便受けの中に入っていなかった?」
と訊いてみる。
「かぎ?入っていなかったわよ。かぎってなんなの?」
「ううん、なんでもない・・・」
怪訝そうな母親とまともに顔を合わせないで、すぐに二階の自室に上がっていく。
疲れていた。このままベッドに横になって眠りたかった。
学校での出来事が頭の中を駆け巡ってくる。
ベッドに横になった裕美は、涙をにじませた。
消し去ろうとしても頭から離れない恥辱の行為に、胸は張り裂けそうになる。
 今朝も恒例となっている行為を強制させられた。
強制したのは、本田亜紀と坂下恵理だ。
裕美は、2年D組の教室の前に進み出た。
登校した生徒たちがニヤニヤと見つめている。
それぞれ教室のおもいおもいの場所で数人のグループを作ってたむろしている生徒たちは、
毎朝、裕美が恥ずかしい行為を強制させられ涙ぐむ姿を見て楽しむのだ。
「わ、わたしの・・・パンティを・・・どなたかもらってください」
裕美はスカートをおずおずとまくり上げていく。
毎日強制させられているのに決して慣れることのない死にたくなるほどつらい時間だ。
「もっと派手にまくり上げろよ!」
「あんよをもっと開かないと見えないな」
野次が飛ぶ。紺色の襞スカートは、とうとう腰までたくし上がって、裕美のパンティが露出した。
白いパンティだ。その中心部の恥肉を覆っている膨らみが誰の目にも晒される。
足を閉じてはいけないのだ。足は肩幅に開いて教室の前に立つ。
そう決められていた。
 男子生徒たちが集まってきた。
裕美はぬけるように色の白い美少女だ。
すらりとした肢体、スリムだが胸や腰周りには、すでに女性特有の曲線美が備わっている。
高校二年生の裕美は、青い果実が実をようやく柔らかく芳香を漂わせはじめている、
成熟した女性へと肉体を脱皮させている過程にある。
「早く脱ぎな!」
男子生徒の指示に、裕美はパンティに手をかけた。
たまらなく恥ずかしかった。
目の前で男子たちが半円を描いて取り囲んでいる。
後ろで女子生徒たちが軽蔑した蔑む視線を送っている。
亜紀と恵理は教室の最後部で腕を組んでニヤニヤ笑いながら裕美を見つめていた。
パンティが恥骨を通りすぎていく。
裕美の恥毛が露出した。
漆黒の艶やかな若草のような恥毛は薄毛で、恥肉が透けて見える。
男子のすべての視線が集中しているのが分かる。
このまま消え去りたいと思う。
身を裂くような羞恥とともに、裕子に戸惑いを覚えさせる感覚が湧き起る。
子宮のあたりがジーンとして熱くなり、その熱い塊がふくれあがっていく。
体中が敏感になって、乳首は微弱な電流を流されビリビリとした痺れたようになっている。
オーガズムに似た感覚なのだ。


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