keikoさんの作品


母娘 残菊物語 22



犯されている姿をビデオ撮影されていた。
写真も撮影された。志乃の全裸姿だ。
二人の男の精液で汚された裸体をあらゆる角度から撮影された。
前からも後ろからも、両足を強引に開かれた姿もカメラに収められた。
「娘がどうなってもいいのか!」
そう脅かされ、カメラに顔を向けた。
「目を開けろよ!おい!言うことが聞けねえのか!」
凄みがあった。
暴力の世界に生きてきたものだけが身につけている匂い、
身の破滅も恐れない男たちだと、志乃は肌で感じていた。
逆らってはいけない男たちなのだ。
志乃は、カメラに向かって目を開けた。
「元女優だろ?そんなしけた顔していないで、笑って見せろよ!」
カメラを構えている男が低い声で言った。頬に冷たいものがあてがわれた。
「ひっー!」
悲鳴をあげた。
無意識の悲鳴であった。
頬にあてがわれた金属の冷たい感触・・・ナイフであった。
刃渡りの長い、殺傷能力の十分にあるナイフに志乃は戦慄した。
「笑えよ!久しぶりに男を味わったんだ。
うれしいだろ?おい!笑えって言っているんだ!」
志乃はおびえ、無理やりに笑顔を浮かべた。
カメラのシャッター音がする。
何度もシャッターが切られ、志乃の裸体が映されていく。
「そうだよ。そうこなくっちゃ・・・お前はもう俺たちの女さ。
二人の男にレイプされましたって世間に言いふらしたいなら話は別だが、
秘密にしてほしいなら俺たちの女になるんだぜ。
いつでもおまんこを開いて俺たちを迎え入れるんだぜ!」
ナイフが頬にピタピタと当てられ、志乃はおびえた表情で小さくうなずいた。
「もっとも母親なら絶対に秘密にしなければいけないよな。
もし警察にでも駆け込んだりしたら、娘は間違いなくあの世行きだぜ。
俺たちは人を殺すことなんか、なんとも思っちゃいないからな。
娘のはらわたにこのナイフをグサッと刺してこうやってえぐるのさ。
そうすると、腹の中で娘の腸が千切れて、ひどく苦しむことになるぜ。
すぐには死にはしないさ。苦しんだ挙句にあの世に行くのさ」
ナイフを持った男は手にしたその凶器を両手で空に突き刺し、刃を反転させた。
志乃は脚が震えるのをとめられなかった。
 男たちは背中に入墨があった。
やくざ者だった。
まだ若い。
二十代だろうか。
もしかするとまだ十代後半かもしれない。
ヤクザ社会ではまだチンピラ扱いされる年齢だ。
 レイプされた翌日、二人の男は自宅に押しかけてきた。
裕子が登校した直後であった。
玄関で大きな声でわめくのだ。
「早く開けろよ!お前は俺たちの女なんだぜ」
「早くおまんこにはめてやるぜ。
昨日はお前もすごくよがって俺たちにしがみついてきやがっただろ。昨日の続きをしようじゃないの」
玄関で大きな声でわめかれたら、ドアを開けるしかなかった。
隣近所の目が気になる。警察に訴えることはできなかった。
レイプされ、男たちが帰って言った後、受話器を手にしたが、どうしても警察にかけることはできなかった。
娘の身が案じられるのだ。
撮影された恥辱の写真やビデオが世間にばら撒かれたらと思うと警察に電話することはできなかった。
志乃は玄関のドアを開けた。


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