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被虐の日々P


美樹は慶子を横目で見ながらリモコンのスイッチを切ったり入れたりしている。
そのたびにおむつの中に排泄をし続ける慶子の身体がビクンと動く。
「先生、何か匂いませんか?」
美樹がいきなり立ち上がって教壇の教師に声をかけた。
「うん?美樹、どうした?」
50歳代の男性教師が眼鏡の奥から生気のない目を美樹に向けた。
「このあたり、臭いんです。言いにくいんですが、まるで誰かがお漏らししたような・・・ウンチ臭いんです」
慶子が机の上に置かれたノートの切れ端に書かれた文面をもう一度見た。
お漏らしをしている最中に美樹が机の上に置いた紙切れ、そこには慶子への指示が書いてあった。
慶子は力なく立ち上がった。
おむつがずっしりと重く、慶子の排泄物をたっぷり含んでいることをいやでも感じさせられた。
「・・・ご、ごめんなさい・・・この臭い匂いの原因は・・・わたしです・・・。
お、お腹の調子が悪いので・・・う、うんちを・・・漏らしてしまいました。
私の臭いうんちの匂いをみんなに嗅がせて・・・ごめんなさい・・」
教師の鼻腔にも慶子の便臭が届いたようだ。
神経質そうな面持ちの教師は、綺麗に折りたたんだハンカチをポケットから出して
鼻に当てると顔をしかめながら慶子にトイレに行くように言った。
慶子の短いスカートから露出したおむつはオシッコと軟便をたっぷりと吸い込んで
重く垂れ下がっているぶざまな格好だ。
教室の後ろのドアを開けて出るがに股気味の慶子の背中にクラスのみんなの嘲笑が突き刺さった。
眼鏡の教師が皆に教室の窓を開けて喚起をするように甲高い声で指示した。
 休み時間になるまで慶子はトイレの中で声を立てないで泣いた。
ずっしりと重くなったおむつはまだ慶子の臀部を覆っている。
気持ち悪かった。
でも勝手におむつを脱ぐことは許されていない。
排泄物の重みがよけいに慶子を惨めにさせた。
さらに慶子の排せつ物の匂いが追い打ちをかけた。
涙が流れて止まらなかった。
授業の終了を告げるチャイムが鳴った。
慶子は涙を拭いた。
トレイに美樹達の取り巻きの少女達が喜々としてやってきた。
トレイの慶子を連れ出した。
廊下には授業を終えて休憩に入っている他のクラスの生徒達もいた。
一人一人に慶子は恥ずかしい言葉をかけなければならなかった。
「慶子は授業中におしっことウンチを漏らしました。
臭い慶子のウンチの匂いを嗅がせてごめんなさい」
一人一人の前で謝り、深々と頭を下げた。
その後ろでは美樹の取り巻きの生徒が慶子を監視した。
慶子に謝られた生徒達は苦笑したり漂う便臭にあからさまに顔をしかめたりした。
 やっと教室に戻された慶子は教壇の上に立たされた。次は亜紀子の授業である。

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