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被虐の日々26


早く立ち去りかったが、美樹たちはその場を移動する気配などない。
「そんな謝り方しかできないの?」
美樹が言う。
亜紀子は一瞬躊躇したが駅前のブロックの上で土下座した。
肛門のサラミがふくらはぎに触れて痛みが走る。
通行人達に後ろから丸見えになっているのではと思ったが、早く謝ってこの場から逃げたかった。
「皆様、お許しください。遅くなって申し訳ありませんでした」
亜紀子の声が小さくて聞こえないと佐織に叱られた。
もう一度言わなければならない。
少女達にむかって大人の女性が土下座して謝っている場面に遭遇した通行人は
その成り行きにかなり興味を持って見ている。
土下座している女性は、かなり短いスカートを穿いており、下着が見えそうになっている。
土下座するとストッキングを穿いていない太腿がそのつけ根まで露出しているのだ。
その姿に特に男性達が淫らな視線を浴びせかけている。
その女性はスカートの短さとともにジャケットの合わせ目から見える薄いブラウスはかなり透けており、
乳房が見えるのだ。土下座した女性の乳房がぷるんぷるんと揺れている。
少女の一人が土下座した成人女性の頭を叩いた。
言いがかりをつけられているのだろうか。
女性が少女のはいたブーツを舌を出してなめた。
舐めているのは目鼻立ちの整った綺麗な女性だった。
となりの少女が突き出したシューズにも舌を伸ばして舐めている。
シューズに顔をつけている女性のお尻があがってスカートがずり上がっている。
なんだ?あの尻尾のような物は?
「亜紀子、手を出しなさい」
亜紀子が両手の手の平を上に向けて差し出した。
美樹がその手の上に唾を吐き出した。
亜紀子は駅前で土下座した姿を通行人達にさらしたまま手の平に落とされた唾を舐めた。
「おいしい?」
「は、はい、おいしいです」
亜紀子は残さないように舌で手の平の唾を舐めとった。
亜紀子と慶子はペットだから、飼い主の匂いを憶えさせるために舐めさせるといいと佐織が以前、
言ったのだ。
それはいいと靴や足を舐めさせていた。
唾も舐めさせていた。
亜紀子は教え子達の唾を舐めながら本当にペットなんだと思うようになっていた。
美樹の唾を舐めとると次の子が唾をたらした。
亜紀子は舐めながら涙が出てきた。
亜紀子は突然泣き出すことがある。
感情のコントロールがうまくできなくなっているのだ。
今もそうだった。涙が出て止まらなくなっている。
「泣くほど嬉しいんだね?」
そう聞かれて亜紀子は「はい」と答えた。
どうして急に涙が出て止まらないのか亜紀子には理解できない。
(嬉しいわけじゃない・・・でもそう言いきれる自信がない・・・)
やがて亜紀子は立ち上がり、美樹達の後ろを歩いていった。
膝にはブロックの上で正座した跡が赤くくっきりとついている。
サラミを揺られると鋭い痛みが走るのだが、「ああん」と甘い声を出した。
媚びた姿を皆に笑われた。
 美樹達はデパートのトイレに入った。
トイレには30代の女性が鏡に向かって化粧直しをしていた。
キャッキャ騒ぎながらトイレに入ってきた美樹達をその女性は迷惑そうな表情を
一瞬見せながらちらっと視線を送った。

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