keikoさんの作品

美母恵子、受難の宴103



恵子とは定期的につきあいのある本田淑子と鈴木志保が、複雑な表情で妊娠した恵子を見る。
二人は恵子の夫が、3年前に他界したことを知っている。
そして恵子が再婚したという報告を聞いていない。
前回3人で会ったのは、1年半ほど前だ。
ケーキのおいしいお店で待ち合わせをして、午後からずっとおしゃべりをして楽しんだ。
そのときには、再婚をするなどいう話は出なかった。
それ以来、恵子とは、会っていない。
しばらくすると連絡がとれなくなった。
いつも留守電であった。
「恵子、どうして再婚したことを教えてくれなかったのよ。水くさいじゃないの」
淑子と梓帆が、冗談交じりに咎める口調で言う。
「・・・ごめんなさい・・・でも・・・再婚・・・していないの・・・」
恵子は正直に答えていく。
もう恵子は観念している。
これから恵子は肉奴隷の姿を晒すのだ。
この場で話を繕うことなど、何の意味もないのだ。
「え?じゃあ・・・相手って恋人?」
和やかだった場に沈黙が流れる。
「お腹の子は・・・」
そう言って恵子は押し黙る。
実の息子との近親性交によってできたのだとは言えるはずがない。
覚悟しているとはいえ、そんな生き恥を知人達に告白などできない。
 恵子はすっと立ち上がった。そしてだまって花柄のスカーフをはずしていく。
「それって・・・」
テーブルの向かい側に座っている、学生時代にペアを一緒に組んでいた江藤妙子が思わず声を出した。
深紅の首輪が現れたのだ。
新品の鮮やかな赤色をした首輪が、恵子の細い首に装着されている異様な姿に、
同級生達は目が釘付けになる。
「恵子、それ何よ・・・いやね。」
「どうしたのよ、恵子?それは一体・・・なんなの?」
加藤冴子が沈黙を破って言う。笑い声が混じっており、恵子は何かの冗談で
そんな犬の首輪をしているのだと思っている。
「わたし・・・こういう女なの・・・いえ・・・牝なんです・・・」
恵子はうつむいて、浴びせかけられる視線に耐えなければならなかった。
逃げ場など恵子にはない。
最後まで、マゾ奴隷の務めを果たすしかないのだ。
「冗談はやめてよ、恵子」
本田淑子はそう言いながらも、恵子のまじめな性格からそんな冗談をする女性ではないことを知っている。
ましてや恵子の表情は真剣そのものだ。
冗談ではないとしたら、恵子は一体何を言っているのか、理解に苦しむ。
「わたし・・・牝犬なの。牝犬の奴隷なのよ。」
恵子はさらに自分を辱める言葉を吐いていく。
同級生の女性達は、恵子の首輪をまじまじと見た。
真っ赤な首輪に金属のプレートがぶらさがっている。
隣に座っている多村美紀と川嶋友梨はそのプレートに刻まれている文字をはっきりと読み取った。
「淫乱マゾ牝熟母 清水恵子」と金属プレートに文字が刻み込まれているのだ。
「恵子、どういうことなの?」
隣に座っている美紀が真剣な顔をして、立ち上がっている妊娠の孕み腹に手を添えている恵子を見上げる。
「わたし・・・わたし・・・」
恵子は後の言葉が続かない。
押し黙ると、いきなりワンピースを脱ぎだした。
ワンピースは、その場の女性達が、唖然として見ている間に恵子の足下に落とされた。
いきなり、下着を穿かせてもらえないままに外出させられている恵子の全裸が露出した。


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