keikoさんの作品

美母恵子、受難の宴138



 1時間が過ぎてもまだ壮一郎は千里の後からのし掛かっている。
犬独特の交尾の構造が長時間の交接を可能にしているのだ。
千里の膣内に入ってるペニスの根本が瘤のように膨らみ、それがつっかえて抜け出ないようになっている。
オス犬と千里はつながったまま、離れることができないのだ。
聖子はすでに一郎を抱いて部屋の中に入っている。
愛実も太郎を抱いてメイドの聖子に従った。
聖子の息子の寛司だけが残って、交尾中の千里の裸体を竹の棒でつついたりしている。

「千里、楽しんでいるわね」
千里は、檻の前に立っている優子と譲二を、朦朧とした意識のまま、見上げた。
まだ、壮一郎と離れることができない。
もう2時間が経過しているのだが、壮一郎は腰を抱えている体位から臀部どうしをくっつけ合って
交接する体位に変えている。
もう何度アクメを迎えただろう。
 優子は長身の譲二に細腰を抱かれ、もたれかかるようにして、立っている。
譲二が優子の臀部をスカート越しに撫でている。
譲二は日やけした浅黒い精悍な顔にくわえ煙草で、檻の中の千里に冷たい視線を向けている。
「千里、うれしい報告よ。ここの名義変更が無事に終わったわよ。
もうこれで、この家も土地も譲二さんのものになったわ。
千里は、もうパンティ一枚もない無一文になったけど、こうやって再婚相手とも仲良くやっているし、
それに赤ちゃんもできて奴隷としては幸せでしょ?それからね、
犬を相手にできる女性が欲しいっていうところがあるのよ。
DVDの制作事務所なんだけど、お前の写真を見せたら、すぐに決まったわ。
壮一郎と出演できるのよ。
壮一郎のえさ代や赤ちゃんの養育費で出費がかさむのよ。
だから千里にはこれから、獣姦専用女優としてデビューしてもらうわね。
それだけじゃないのよ。
駅裏のストリップ劇場とも契約してあげたわ。
そこでも壮一郎と一緒に出演しなさいね。
いやだったら、愛実にさせるから断ってもいいのよ。
愛実にような綺麗で若い子が犬と交わるなんて、話題性十分でしょ。
人気者になるわよ。わたしとしてはどっちでもいいのよ」
千里は、悲哀に満ちた表情で後から壮一郎の瘤つきの子宮口をこじ開けるような
長いペニスでの責めを2時間以上も受けながらも、優子の恐ろしい話を聞いていた。
堕ちるところまで堕ちるのだ。
生き地獄を生き抜くしかないのだ。
そう思った直後、被虐の甘美な快感が黒雲のように胸中にわき起こり、
千里は背中をのけぞらして一気に絶頂へと登りつめていった。
その美熟女の痴態を見て、譲二はくわえ煙草を檻の前に吐き捨てた。
優子は譲二の厚い胸に片手を添えていつまでも笑い続けるのだった。


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