keikoさんの作品

美母恵子、受難の宴52



恵子は、千里の無念さを自分とだぶらせていた。
恵子も、雅史を守るためにこの身を雅史の同級生の少女たちに献げたのだ。
しかし、雅史は解放されることはなく、母息子ともになぶりものになっている。
無念だった。
怒りがこみ上げてくる。
それでもどうにもならない。
千里の無念さが痛いほどに分かるのだ。
「反抗的なママさんだな。どうする、譲二さんよお」
哲夫は笑いがなら譲二を見る。
「そうだな、ママさんが素直じゃないんだったら、かわりに愛実に今夜のショーをさせてもいいんだぜ。」
譲二がニヤリとして華奢な身体の愛実をグイッと引き寄せた。
「あうっ」
いきなり腰を強く抱き寄せられた愛実がかわいい悲鳴を漏らした。
その愛娘の悲鳴に、千里ははじかれたように、頭を下げた。
「あ、ありがとうございます・・・」
とかすれた声で屈辱の言葉をやっとの思いで喉から絞り出す。
愛する娘を襲い、しかも妊娠までさせた憎むべき男に頭を下げなければならないのだ。
母親としてこんな屈辱はなかった。
できることならば、譲二に刃物を突きつけたかった。
浩を人質同様にされ、仕方なくこの身を不良学生に献げたのだ。
奴隷として扱われることにも耐えてきた。
全て浩を守るためだった。
哲夫のマンションに軟禁され、毎日、身体を嬲られ続けてきた。
後の処女も不良学生に献げた。
浩をかたわにするぞと凄まれ、浩の目の前でも嬲られた。
アナルセックスさえ、息子の前でさせられた。
こうして、若者達の前に引き立てられ、SMショーに出演させられ、身体を買われることにも甘んじてきた。
哲夫はそんな千里の前で、浩を抱いた。
泣いて浩をかばおうとする千里に哲夫は、それならばお前と浩に近親相姦をさせると脅した。
千里は唇を噛んで浩が女のように哲夫の肉棒に後を犯される姿を見守った。
浩が、まるで女性のような声をあげて後をつかれるたびに喘ぐのを聞いた。
「浩もいい声でなくだろ?お前も尻穴を掘られるとヒイヒイって浩とそっくりの声でなくよな。
さすが、淫乱マゾ親子だぜ。」
哲夫はそういって浩の臀部に肉棒を打つ込みながら、千里を見た。
我が子が哲夫に陵辱されても、助けることさえできないことで自分を責めるしかなかった。
 その上、娘までもが譲二に犯され、孕まされていたのだ。
これまで、不良学生の言いなりになってきた。
それは千里と哲夫達が交わした約束であった。
そうすれば息子には手を出さないという契約であった。
その契約も破られ、娘も不良学生の手に堕ちたのだ。
頭を下げた千里に哲夫がさらに追い打ちをかける。
「何がありがとうなんだよお。ハッキリと言いな!」
哲夫の言葉は辛い。哲夫が千里の耳になにやらささやく。
千里は軽く首を振って、辛そうに表情をゆがめた。
「早く言いな!」
龍夫が強い口調で言った。千里はうなだれていた顔を上げた。涙で濡れた顔だった。
「あ・・・あ、愛実を・・・お、女に・・していただき・・・そ、そ・・・それに・・・に、妊娠までさせて・・・
いただき・・・あ、ありがとうございます・・うううっ」
さらにしゃがみ込んだ哲夫が耳打ちする。


メニューへ 妄想小説へ 次へ進む

動画 アダルト動画 ライブチャット