霧裡爺さんの作品

恥罰学園 序章4


 全体的に陰惨な感じのする部屋。
どう使われるのか分からない拷問のような装置が並び、
女を辱め弄るための道具の数々が揃えられている地下室。
にもかかわらずその一角だけは場違いな雰囲気を漂わしていた。
天王寺麗美の周辺である。
おそらくは無理に入れさせたのだろう。
値段の推測ができないほどの豪華な花柄のソファーにテーブルのセット。
給仕をするメイド姿の美女までついている。
そこで優雅にアップルティーを楽しんでいる美少女の様は絵になった。
が、その眼前で行われているのは拷問である。
全裸に剥かれた自分の担任女教師が鼻を吊られ、容赦なく尻を打たれ続けているのだ。
「だめよ」
そう言って麗美が立ち上がったのはもちろん拷問を止めるためではない。
「動いたら危ないわ、先生」
近づいて香織の足の甲を踏む。両足とも。
「もしも転んでしまったらお鼻が千切れてしまいますよ」
目の前で震える乳房を撫でる。
「素敵なオッパイ。Fカップくらいあるのかしら。
かわいそうに。痛かったんですね。こんなに汗をかいて」
2、3度揉んで感触を味わうと次に乳首をいたずらし始める。
怯える香織に笑いかけると足を踏んだままかかとを浮かせて全体重を預けた。
「ごめんなさい先生。私、重いですか。でも、これで動けなくなって良いでしょ」
香織の目が恐怖に見開く。
「いいわよ和美。続けて」
くぐもった悲鳴と哀訴の首振りが麗美の嗜虐心をそそる。
はい、と小さく答えた和美の太い腕がゆっくり振り上がってゆく。
(やめて、お願い…もう、いや…叩かないで)
懸命に香織は目で訴える。が、聞き入れられることはなかった。
(はぐっ!…ぐあ…がっ…)
足をも封じられ避ける術のまったく無くなったヒップに次々と打撃が加えられてゆく。
「いいなあ先生の。私の小さいからうらやましい」
面白半分に麗美は乳房と乳首をオモチャにする。
「やわらかーい。気持ちいい、これ」
ヒップを思い切り叩かれながら乳首をつままれて上下左右に伸ばされたり、
力の限り乳房全体を握られたり、乳首同士をこすり合わせたり、と好き放題だ。
「どうです。これ。感じません? あはははっ」
 
どれほどの時間が経ったのだろう。
いつまで耐えれば彼女たちは飽きてくれるのだろうか。
負けまい、と最初は思った。
無法に拉致され裸に剥かれ自由を奪われても自分は教師だ。
毅然としていなければならない。
彼女たちに諭さなければならない。
できるはずだ。
(痛い)
物理的な痛みが心の衣を剥いでゆく。
暴力で全裸にされたように上っ面の矜持が脱がされてゆく。
(ゆるして…)
教育者だの年上だの誇りだの…もう…いい。
(いや。やめてぇ。ごめんなさい。何でもしますからー…)
「あーあ。この先生泣いちゃったよー」
桃子が撮影しながら笑う。麗美が微笑む。和美は叩き続ける。
麗美は香織の足の上に乗ったまま両手で乳首をつかみ、後ろに体重をかけた。
水上スキーのような体勢だ。
あり得ないほどに香織の乳房が一直線に伸びている。
その状態で体を揺すったり乳首同士を擦ったりして笑った。
口に付けられているマスクの中で香織の悲鳴と泣き声が混じる。
(もう…もう…あ、あ、あ…)
香織は哀れな負け犬の目を麗美に向け、必死に許しを乞うた。


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