霧裡爺さんの作品

恥罰学園 18



「ど、どなたですか――」
目隠しされている理沙は、知らない振りを装って声を上げた。
背後の男性教師は金縛りにでも遭ったように立ちすくみ、声もでない。
それも無理のないことであろう。
女子生徒に呼ばれて嫌々来てみたら、全裸の女性が尻を向けて振っているのだ。
しかも、その女性は美しく誇り高い同僚教師の外園理沙である。
白く丸い尻には“便器”の文字まで見えた。
恐ろしく現実味の無い光景である。
噂は流れていた。
外園理沙が一部の生徒たちの言いなりになっていると。
実は露出狂の変態女だと。
何人もの男子生徒と関係を持ったと。
麗美の命令で最近の理沙の服装は、超がつくほどの短いスカートだったり、
ノーブラの胸が透けて乳首までも見えるものだったり、パンテイすらも与えられないことが多かった。
「お、お願いします……来て――」
普段の毅然とした声からは想像もつかない艶のある声が理沙の口から漏れ、
くなくなと白い尻が雄を誘う仕草で揺れる。
「だ、誰でも構いませんから……おまん……こを、お願い。して……犯して、アアッ――」
アナルから垂れ下がっている白い染み付きパンティが揺れる。
その向こうに、汁にまみれて湯気でも立ちそうな女の肉がチラチラと覗き見えた。
「見て。こんなに……が、我慢できません! ち、おチンポを……犯して! ハメてっ!」
理沙の心の底から叫ぶ声とあさましい肉の眺めが、男性教師の理性や思考を麻痺させた。
吸い寄せられるように近づき、ズボンを下ろす。
理沙の鼻腔を酸味がかった汚臭が刺した。
不潔で有名な化学の教師である。
常に白衣を羽織り、頭はフケだらけ、両手の爪は真っ黒。
普段は無口だが授業のときは湿っぽい小声でニチャニチャと呟き、その口臭もキツい。
眼鏡の奥から発せられる陰湿な視線は、理沙の肢体に絡みついてくることが多かった。
そんな男に自分から尻を振り、性交を求めねばならない嫌悪と屈辱が理沙の心を犯す。
だが一方で肉体は期待に震えていた。
「は、早く! 誰でもいいの。おまんこして。おまんこ。おまんこっ!――」
見せつけるように左右に振っていた理沙の尻が、いつのまにか激しく前後になっていた。
勃起しきったクリトリスに濡れたパンティを打ちつける動作だ。
止まらない。
止められない。
屈辱が被虐の歓びに転化されてゆく。
理沙は本気で求めて泣いた。開いたままの口からよだれが糸を引く。
「フゥッ――」
腰をつかまれただけで甘い吐息が漏れる。
待ちきれない腰が肉棒の先端を探り当て、迎え入れ、自らを貫かせた。
「ッ!――」
愉悦のあまりの大きさに理沙の息は止まり、声もでない。全神経がそこに集中してゆく。
不自然な姿勢で腰から崩れて抜いてしまわぬようにと、理沙は強く両足を握った。
そのまま狂ったように激しい前後動を繰り返す。
「イ……ィッ!――」
「クッ……あぉ――」
わずかな間で理沙は悦びの頂点へと駆け登り、うごめく肉襞が肉棒に絡みつき締めつけ、
男性教師を快楽の道連れへと誘った。
白濁液を体内深くに浴びせかけられ、肉の悦びに意識を弾き飛ばされそうになりながらも、
理沙は奇跡的に思い出す。麗美に与えられた命令を。
「……ブ……ヒ。ブヒ……ブヒー!――」
その豚鳴きの合図より一足早く、麗美たちは覗き見ていた空き教室から出て、
既に2人の背後に忍び寄っている。
一斉に飛び掛かって、性交中で無防備な2人の教師たちを押さえつけた。
「なっ――」
パニックに陥った小柄な男性教師を麗美たちは易々と後ろ手に拘束し、
理沙に入れている肉棒を抜かせる間も与えず、2人の身体を一分の隙も無いほどに
密着させたまま縛り上げた。
「呆れましたね。校内で何をなさってるんです。先生方」
生徒たちのあざ笑う声が、連結したままの教師に降り注ぐ。
麗美たちの悪質なアイディアは成功を収め、離れることのできない
男女教師は獲物同然に捕らえられ、仕置きを待つだけの哀れな身となった。
「さあて。こいつら、どうしてあげようかしら。あはははっ――」
勝ち誇る麗美の声を聞きながらも、理沙の肉体は悦楽を貪り続けていた。


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