霧裡爺さんの作品

恥罰学園 27



 いつもよりも残酷な気分で西城史子は金属製の指示棒を振るった。
無抵抗にスカートをめくり上げている立花楓の両腿やへその下に、次々と赤い筋が刻まれてゆく。
「まだ答える気になれない?」
聞くまでもないことだった。
自分から望んで汚れた下着を顔に被る者などいない。
何らかのいじめにあっているのは分かっている。
(どうでもいい。いい気味だ)
口うるさかった理事長も、最近は体罰に何も言わなくなってきている。
むしろ容認するようなことまで言い出した。
以前なら生徒の手の甲を軽く叩いただけでも叱責を受けたものを。
そのときの悔しさを思い出し、さらに史子は力を込めて打った。
「ウッ――」
打つ場所をへそ下から徐々に下げてゆく。
「アッ!」
「ごめんなさい。手がすべったわ。ここは痛いわよねー」
言いながらも女性器を打つ手を止めない。
指示棒の先端にある赤いプラスチック部分が楓の陰唇を叩き、割れ目に潜り込む。
「…………へ、平気……です。もっと――」
不自然な間の後、楓は答えた。
教室の最後尾に座っている麗美を含む数人が、楓に指示を出しているのだ。
それに史子は気づかないふりをした。
教卓を背にしている楓を打ち続ける史子。その斜め後方でスケッチブックが揺れる。
目を向けた楓が、辛そうに足を開き始めた。
(下手なテレビ番組みたい)
スケッチブックを叩く音に促され、さらに楓の足は広がる。
「……も、もっと……ぶって下さ――」
「そんなに腰を引いてたら当たらないわ。どうするの? ん?」
的確に棒の先端で捉えていながら意地悪く訊ねる。
「クゥッ! アッ、アッ――」
女性器を打たれながら楓の腰が前に突き出されてゆく。
「ありがとう。これで打ちやすくなったわー」
横から斜め下から強弱を変え、テンポを変えて打ち続ける。
「あなたさっき『もっとぶって欲しい』って言ったわね。どういう意味? 
皆の前でこんなところを出
して叩かれて辛くないの? 恥ずかしくないの?」
「……ウッ……」
「それに以前私に猛抗議したのはあなたでしょ。
『どんな場合であっても体罰なんて許されない』そう吠えてたわね。
忘れ物をした人の手の甲を軽く叩いただけで。
関係無いくせに担任や理事長のところにまで行って騒いでたじゃないの」
「……た、体罰は――」
楓の視線が麗美たちに向く。
「体罰は、あって当然だと思います……私が間違ってました――」
悔しげにしぼり出すようなその声に、史子の胸は晴れた。
「私のように……アッ……き、汚いパンツを被っているバカは……おま――」
――聞こえませーん。はっきり言ってくださーい。
野次が飛び、笑いが上がる。
史子は楓の女性器をリズミカルに打ち続けた。
「あの……お、おまんこを……ぶたれて、笑われて……反省するべきです」
――じゃあ、被ってるの取りなさいよ。
ばかにした声が上がる。
それができないことを知っている。見ているのだ。
麗美に絶対服従する姿を。
夏休み前には傲慢な麗美たちのグループを強く非難していたあの楓が、
麗美たちに犬のように芸をさせられ奴隷のように扱われる姿を。
「そうね。まずはそれを取りなさい」
史子が指示棒でパンティーを突く。
「……できません」
頭に血を上らせた史子は、それまで以上の力で楓の女性器を打ち上げた。
「ヒィッ!」
たまらず腰を引いて鳴く楓の動きに全員が笑う。
「い、いいかげんにしなさい! このクラスには男子だって……。あなた恥ずかしくないの!」
自分で晒し者にしておきながら史子は怒鳴った。
2年A組は30人の女子に対して3人の男子しかいない。
2年前までは女子校だったため、まだバランスが悪いのだ。
すでに楓はその3人の男子に1度ずつ、全員の見守る中で口を使っての性的奉仕をさせられ、
精液を呑まされていた。もちろん麗美の命令で。
「はーい。先生」
麗美とひそひそ話をしていた文恵が手を上げる。
「そいつが昼休み時間に何してたか、私見てましたー。聞いてくださーい」
文恵は底意地の悪い笑顔で一気にしゃべり始めた。


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