霧裡爺さんの作品

恥罰学園 28



  
「本当なの。それ」
おもしろおかしく誇張され、ねじまげられた文恵の長い話を聞いて史子は問うた。
「絶対に本当です!」
文恵が興奮して答え、ほぼクラス全員が頷いた。そして、
「はい。そのとおりです――」
うなだれた楓までが弱々しく認めた。
あいかわらず汚れたパンティーを顔に被り、両手でスカートをめくってノーパンの恥部を晒して。
「もう1度。あなたの口から言いなさい」
「はい。……私は皆にじ、自分からお願いして見てもらいました。……あそこを――」
スケッチブックを叩く音に楓の視線が動く。
「あの……お、まんこ。おまんこを、です」
「ふん。いやらしいわね。言い直さなくても分かります。それで?」
史子は指示棒で楓の女性器を軽く叩きながら促す。
強く打たれて引いていた楓の腰は、いつのまにか元通りに大きく突き出されている。
「今日、学校中に貼られていた写真。あの写真の……おまんこと私の、おまんこを見比べてもらって、
あれは私じゃないと証明したくて――」
「……本当に、あれはあなたではないの?」
史子の脳裏に先程の職員会議で、犯人探しはしない――と言い放った理事長、
千鶴の憎々しい表情が浮かんだ。
(もし、この娘が犯人だったら――)
「残念ながら違うようですよ。先生」
麗美が立ち上がって話す。
「まあ、あそこだけの写真だから絶対とは言えませんが違いすぎます。
こいつのはあんなに濃くなく薄めですし。
別人だというのが全員でじっくりと検分した結果です。それでもお疑いなら――」
麗美が見透かしたように薄く微笑む。
「どうぞ先生もご覧になって下さい。どんなポーズでも嫌がりませんよ、そいつ。
むしろ大喜びでたいへんですけど。フフッ」
一瞬、史子は気圧される。
「……い、いいえ。結構。結構です。続けなさい楓さん」
「はい。それで、あの……写真に合わせて指で……ひ、開いたり触ったりしているうちに……
変になって――」
「変? はっきり言いなさい!」
史子は強めに楓の肉裂を下から叩いた。先端がわずかに肉の内部に潜り込む。
「クッ! 私、私は――」
楓へのカンペ。指示の書かれたスケッチブックが揺れる。
「私は皆さんに……お、まんこを見てもらいながら……いじっているうちに……感じて……あの――」

叩き続けている指示棒の先端部に、少量の愛液が付着し始めた。
「い、イキ……イッてしまいました。アァ――」
「へ、変態っ!」
恥ずかしい告白をして罵られ、女性器を打たれて震える楓の惨めな姿に、クラス中がドッ――と湧く。

――あいつ最初っからベットリだったよなー。
――Mっ気あるんじゃない。
――見られてよくできるよ。
「私……そうです。あの写真を見たときから……あれがもし自分ならって。そ、想像したら……たまら
なく苦しくて――」
「……それで?」
「ごめんなさい。い、今まで私……生意気でした。マゾ……いじめられて喜ぶ変態です……
見られて興奮する……露出狂――」
「下着を被っている理由はっ?」
「……罰なんです。自分への……。き、教室でオナニーしてイクようなバカは……
おまんこ拭いたパンティーを被って――」
湿り始めた女性器を叩かれながら、楓はカンペで強要される言葉を続けた。
「汚い……ま、マン汁が乾くまで被って……反省をするべきだと――」
つまり楓は、学校中に貼られた鈴原奈菜の女性器の写真と見比べられるために裸にされ、
さらにはアクメを迎えるまで全員の前でオナニーをさせられ、
その愛液を拭ったパンティーを顔に被らされて授業を受けているのだ。
「あなたはそれを全部自分から望んでやったことだと?」
「……はい」
もちろん嘘だと史子にも分かっている。
「恥知らずっ!」
指示棒で黒板の左側の教室の隅を示し、
「分かってるわね。立ってなさい。あなたに私の授業を受ける資格はないわ」
史子は冷たく、吐き捨てるように言い放った。
教室の隅に密着させて角を向かせて立たせるのが、体罰を封じられていた史子が好んで使う懲罰である。

あえて前方の隅に立たせることで、みせしめとしての効果もあった。
従順に隅に行ってうな垂れる楓の尻を、気まぐれに史子が打つ。
「スカート越しだから、あまり効かないわね。後ろも――」
「いっそのこと脱いじゃえばー」
聞こえよがしの麗美の声は、楓にとって命令と同義である。
「……はい」
蚊の鳴くような声で返事をした楓はスカートのホックを外し、そのまま足元へ落として裸の下半身を晒した。
「そ、そうね。そのままで授業が終わるまで反省してなさい」
史子は楓のふっくらとした白い丸みに誘われるように平手を上げ、左右1発ずつ音高く打ちつけ、
「くだらないことで時間を無駄にしたわ。授業を再開します!」
そう言うと教卓に戻って教科書を取った。
  
  
(なんて楽しいんだろう)
史子は授業をしながら何度となく誘惑に負けて、楓の無防備な尻を叩きに行った。
素手で叩き、教科書で叩き、指示棒で叩いた。
楓のむき卵のようだった白くつるりとした尻は、あっという間にピンクに染まって腫れ上がり、
幾つもの赤い筋が刻まれた。
時折「ウッ」だの「クッ」という、くぐもった悲鳴を漏らすものを泣きも喚きもせず、その両手は痛む
尻を庇いたいのをこらえて腿の横に固定して耐えている様が美しい。
史子は、かつて自分に意見し逆らった生徒への虐待を満喫し、やがて魅入られていった。
(もし……。もしも、これが――)
史子の中で、耐える楓の姿が理事長の千鶴に変わってゆく。
(あの生意気な女をこうして……。いや、素っ裸がいい。あいつになど下着1枚も許してやるものか。
そう……自分で脱がせて。
職員室で全員の前で土下座させて、裸で踊らせてやる。どんな顔をするだろう)
楓を打ちながら史子の妄想が膨らんでゆく。
(尻も胸もぶって……泣き喚くまでビンタしてやろう。人を見下すあの目がどう変わるか。
くふふふっ……。這いつくばらせて靴を、足の裏も舐めさせてやるんだ。
こいつのように晒し者に……校内を引き回して。街、外にも出して世界一惨めで恥ずかしい女にして……あぁ)
暴走気味に増幅してゆく史子の妄想は、終業のチャイムによって打ち砕かれた。
史子は名残惜しげに楓の赤い尻を見つめ、とどめとばかりに思いっきり平手を打ちつけた。
「ヒィーーッ!」
肉を打つ甲高い音が響き、次いで笛の音のような悲鳴が楓の口からこぼれた。
逃げようにも前方を角の両壁に塞がれているので、楓の身体はまるで恥丘をこすりつけるように弓なり
に反って震えるしかなかった。
右の尻にくっきりと赤い手形を付けて。
その哀れで無様な眺めに、サディスティックな哄笑がクラス中に沸き起こった。
「アッ……アッ、ァッ……」
反ったために楓の整った顔が仰向けになり、そこに被せられているパンティーの隙間から
見える見開かれた瞳から、こらえきれなかった涙が一筋流れ落ちた。
「……今日はここまで。終わります」
史子は少しだけ満足して教室を出た。


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