霧裡爺さんの作品

恥罰学園 41



「どう? これがこいつの正体よ」
麗美は、いまだアクメのけいれんが治まらない香織の横顔を踏みにじりながら勝ち誇ったように笑い、
楓の両脇を固めている2人のボディーガードに指示して楓の口から黒革の猿轡を外させた。
「ひどい話だと思わない? いとしの先生を守るためにあなたは一生懸命に耐えていたっていうのに、
その映像を見ながら当の香織先生は興奮してオナり出すなんて――」
麗美は楓に目を向けたまま、ひょいと右手を横に伸ばして愛用の乗馬鞭を受け取る。
差し出したのは全裸のままで控えていた理沙であった。
「しかもこんなにハデにイッちゃうなんて。フフフッ。教師、いや人間失格かしらね」
弄ぶように乗馬鞭の先端で、軽くペチペチと香織の尻を打つ。
「……もう、やめてあげて……」
後ろ手に拘束されたままの全裸の美少女、立花楓は香織の裸身から目を逸らして呟く。
「楓。あなたが先生に会わせろなんて言うから連れて来てあげたんじゃない。
今の先生の状態をちゃん
と見てあげなさい」
鞭のへら状の先端が香織の尻から下へと移動する。半分抜けかけている太いバイブへ。
ヒクヒクと内部の淫らな収縮をまだ伝えているそれを、麗美は面白半分に打った。
「ね、私が言ったとおりだったでしょ。先生はここで毎日とっても楽しく過ごしているって。
ほら、こんなに大喜びじゃない」
「……か、楓ちゃん……いつから、ここに……」
その香織の問いに麗美が答える。
「あら、気づかなかった? 最初っからよ。先生が楓の映像を見ながら理沙に
オッパイ揉まれて嬉しそうに鼻を鳴らしてるとこも、自分のオマンコ弄っていやらしい音を立ててるとこも、
高校のときの笑える思い出話も全部聞こえたはずよ。ね、楓」
「…………」
尻を上げたまま這わされて横顔を踏まれている香織には、後ろにいる楓の表情は分からない。
が、楓の沈黙が苦渋の肯定を表していた。
もしも――と、香織は想像する。思い出す。
『ガマンしないでイッたらいいじゃない。もちろんそうなったら楓に罰を――。
楓には黙っておけばいいでしょ――』
その麗美の言葉にのっていたらと思うとゾッとした。
おそらく楓は引き出され、目の前でボディーガードの男たちに犯されていただろう。
結果、妊娠させられていたかも知れない。
麗美の言葉に誇張や脅しは無い。
実際に行える力があるのは今までに十分見せつけられていた。
「でも、よかったじゃない、楓。あなたにやらせようと思っていた校内素っ裸引き回しと立ちション。
先生が身代わりにやってくれることになって。嬉しいでしょ。先生の変態マゾっぷりに感謝しなさい」

楓が首を振る。
「……私が、やるわ。だから香織先生は――」
「なっ! だ、ダメ! いけな――」
止めようとする香織の口を、麗美が踏みにじって黙らせた。
「へー。楓。あなた本気で言ってるの?」
「その代わりに香織先生は助けて」
「オマンコ丸出しの素っ裸で歩くのよ。学園中を」
「かまわないわ」
「足を広げてみんなの前で立ちションしてもらうわよ」
「ええ」
「もっともっと恥ずかしいことや惨めなこともさせるわよ」
「あなたの好きにしていい。でも香織先生には何もしないで。
その汚い足をさっさとどけなさい、麗美!」
凍る空気に、そこにいる誰もが麗美の怒号を予期して緊張した。だが――。
麗美は笑っていた。しだいにその声は大きくなってゆく。
「あははははっ! そう。あなたそんなにこのマゾメス教師が好きなの。助けたいの」
笑いながら香織の尻を鞭打つ。楓の目の前で。
「やめてっ!」
猿轡だけは外されたものの、両手を後ろで縛られているうえに
2人の男に両脇から抑えられている楓にはどうすることもできない。
「あなた、さっきの見てなかったの? こいつを守る価値なんか――」
無いでしょう――と、麗美の鞭が激しさを増して香織の尻を赤く染めてゆく。
麗美は楓の存在を意識し、ついさっき香織を果てさせるときにはわざと声を潜めて命令を下し、
恥ずかしい言葉を言わせたり尻を振らせたりしたのだ。
香織が快楽に負けて勝手にそうしているように見せるために。
1分間と時間を制限され、しかも手を使わずにバイブを入れられた状態の尻振りだけで
香織が昇りつめなければ、楓にも罰が及ぼされていたことを当の楓は知らない。
教室でいじめられる楓の映像を見た香織が、過去に受けた恥辱と重ね合わせて欲情し、
我慢できずに発情したように見せていた。が――。
「鞭を止めて。やめなさいっ!」
楓に迷いは無かった。
「やめろと言われると、ますます叩きたくなるのよねー。ふふふっ」
いっそう楽しげに麗美は鞭を振るう。
口の辺りを踏まれている香織は呻くことしかできない。
すでに何十発と打たれ続けている丸みに、元の白い部分は見当たらないほどだった。
「そんなに……そんなに人をぶつのが好きなら私をぶちなさい! いくらでも叩かせてやるわ。
ほら、来なさい! 卑怯者! 親の力を借りなきゃ何もできないくせに!」
「下らない挑発ね。でもいいわ。そうして欲しいなら大好きな先生と同じ色になるまで打ってあげる。
ただし――」
後でね――と、麗美は口惜しげな楓の目の前で香織の尻を打ち続けた。
「やれやれ。これ以上やると血まみれで汚くなっちゃうか。
あんまり醜いと学校で晒すときにつまらなくなるし……んー。それにしても――」
鞭が標的を変える。香織の性器から出ているバイブに。
「先生ったら、いつまでそれ咥えてるつもりです? また、ずいぶんとお気に召したんですねー。
でもいいかげんに返してくれません?」
やっと麗美の足が香織の口から離れた。
「……れ、麗美、様……」
絞り出すような香織の声に、麗美は笑って答える。
「なあに、先生。あ、痛かったんでしょう。ごめんなさいね。
こんなに真っ赤になるまでお尻叩いちゃ
って。でも文句があるなら楓に言ってね。あんまり生意気な口を利くもんだから力が入っちゃったの」

「な、なにを――」
「いいの、楓ちゃん。私は……いいの。そんなことより麗美様。
さっきの話……校内を裸で歩く件ですが、あれは私に――」
「せ、先生!」
困りましたね――と、麗美は香織と楓の2人を交互に見てニヤニヤと笑った。
「そんな恥ずかしいこと、2人とも嫌がると思っていたのに……。いっそのこと2人で一緒にやります?」
もちろん香織も楓も晒し者になどなりたい訳がない。
自分の身を犠牲にしてでも相手を守りたい一心であり、一緒にさせられるのなら意味がないのだ。
「あれー? どうしました、2人とも黙って。仲がいいわりには一緒には嫌なんですか。
わがままですねー。フフフッ。じゃあ、そうね。勝負して勝ったほうにやってもらおうかな」
「勝負……?」と、楓。
何がいいかなと探す麗美の視線がピタリと止まる。
香織に挿入されたままの黒い極太バイブに。
「そうだ。それを引っ張り合いしてもらいましょうか。抜かれたら先生の負けね」
「そ、そんな……」
「だいじょうぶよ、先生。楓には口しか使わせないから。先生はオマンコ締めるなり、お尻を振ってい
れば簡単には負けないんじゃない。制限時間は……もうすぐ客が来るから、それまで。はい、始め!」

麗美が乗馬鞭でパチンと床を叩いた。
「どうしたの、楓。突っ立ってないで始めたら? 時間切れで負けになるよ。先生を助けたいんじゃなかった。
偉そうなこと言って結局は自分が助かりたいんだー。がっかりね」
動かない楓を麗美がなじる。
唇を真一文字に結んだ楓が睨み返す。
「手を解いて」
「必要ないわ。言ったでしょう。使っていいのは口だけ」
微笑む麗美を睨みながら、楓は全裸の後ろ手のまま膝を折って床に座る。
その正面には這わされている香織の尻がある。
「……香織先生……もう少し、その……お尻を上げて下さい」
「だ、だめ……いけません」
逆に香織は自分の尻に楓の息が当たるのを感じて、慌てて尻を下げて足を閉じた。
それを麗美が許すはずもない。
ヒュッ――と、独特の風切り音を鳴らして香織の尻を鞭打つ。
「それはダメ。反則よ。お尻を振るのはいいけど下げるのは無し。バイブを隠すような格好になったら
勝負にならないじゃない。ほら、足も大きく開いて」
「ヒッ……は、はい……麗美様」
楓の目と鼻の先に正視に耐えない眺めが露になった。
無数の鞭跡が付けられた赤い尻。
べっとりと愛液にまみれている股間。
太いバイブのせいで拡張され、隙間なく塞がれている秘穴。
そこからはみ出ているバイブは底部までも黒く濡れ光り、
ヒクヒクと生き物のような微動を表している様がなんとも言えず淫猥で生々しかった。
そこに楓はそっと口を近づけてゆく。
「あっ!」
楓の唇がバイブに触れ、その微かな振動を感じて香織が甘く鳴く。
「だ、だめ。楓ちゃん。汚れて……フゥッ!」
抜かれまいと香織は尻を振ってバイブを楓の口から離す。
それをまた楓が追う。
「ふふっ。あはははははっ。いいよー。どっちもがんばれー!」
淫らで滑稽な追いかけっこだった。
見ようによっては2匹の犬が尻尾でじゃれているようにも見えるが、2人の女はどちらも真剣であり、
それがよりいっそうの麗美の笑いを誘う。
「ヒッ!」
「……あっ。こんな……ずるい」
何度目かの挑戦で遂に楓の口がバイブの端を捉えたそのとき、麗美がリモコンでバイブを振動させて妨害を始めたのだ。
「簡単に決着がついたらつまらないじゃない。もっと笑わせてよ」
バイブは止まっては動き、また止まっては身をくねらせる。
「アッ……くう……あ、あ――」
たまらないのは香織である。
抜かれまいときつく締め付けているのでよりはっきりと振動が感じられ、
果てたばかりの敏感な肉体を刺激させられるのだ。
新たな女の蜜が溢れてゆくのを止められない。
「やらしいなー、また濡らしてる。でも今ならスルッと抜けるかもよ。チャンスだ、楓。ほら、行けー!」
麗美が乗馬鞭で楓の尻を打つ。
「いたっ! やめて……やめなさい」
「嫌よ。さっき言ったじゃないの。そんなに人をぶちたいなら私をぶちなさい。
いくらでも叩かせるって。フフフッ」
無防備な楓の尻を何度も鞭が襲う。
「こ、こんなときに……どこまで卑怯なの……ウッ!」
「あはははっ。卑怯で結構。約束どおりにあなたのも先生のお尻と同じ色にしてあげる。
文句言ってるひまがあるなら、さっさとバイブを咥えて抜きなさい。もう、客が来る時間は過ぎてるんだから。
いつタイムアップになっても知らないわよ」
「ヒッ! アッ……クッ――」
「ああっ……ん、ん、んあ――」
鞭打たれながらも香織を守るため、蜜汁にまみれたバイブを口で引き抜こうとする楓。
バイブの動きに翻弄されながらも楓を守るため、抜かれまいと必死に食い締めて尻を振る香織。
それは美しくて哀しく、淫らさの漂う絵図であった。
「フフフッ。ほら……ほら、ほら。あっははは――」
右手に乗馬鞭を左手にバイブのリモコンを持つ麗美が、嗜虐の熱に浮かされて夢中になってゆく。
猫がねずみを弄ぶようなその手の動きがやっと止まったとき、
楓の透けるようだった白い尻は香織に劣らず真っ赤に染められ、一方で激しく果てさせられた直後の香織はというと、
バイブによって刺激を受け続けた官能の残り火が再度燃焼して爆発寸前であった。
半分以上引き出されてしまった太いバイブが、香織の濡れそぼる肉裂から落下せずに
奇跡のように垂れ下がっている。
「はい、そこまでー。残念でした。時間切れで楓の負け」
音も立てずに背後に立ったボディーガードの1人から来客到着の報告を受けた麗美は、なおも這ったま
ま首を伸ばしてバイブを抜こうとしている楓の後頭部を軽く鞭打って止めさせた。
「ま、待って。もう少し……」
そう言う楓の唇の周りは香織の愛液にまみれている。
「フフッ、だーめ。先生はよくがんばったわねー。オマンコの締りがいいのかな。バイブ好きなだけか
も知れないけど……どっちにしても先生の勝利よ。おめでとう」
でも――と、小馬鹿にするよう小さく手を叩きながら麗美は続ける。
「めでたくもないか。これで先生が校内で恥ずかしい晒し者になるのが決定したんだから。
楽しみねー。ははっ。あ、もしかして楓はわざと手抜きして負けたのかな」
「…………」
どちらも精根尽き果て、這ったまま敗者のようにうな垂れる香織と楓には、もうその揶揄に反発する気力もない。
そんな2人を見下ろしながら振り向きもせず、麗美は背後に控えている男に命じた。
「いいわよ。客を呼んで来て。あ……女のほうはめんどうだから剥いておきなさいね」
その麗美の言葉に香織が反応する。
「……ここに、この部屋にお客様を?」
「そうよ。でも心配いらないわ。先生も楓も知っている人だから」
「そ、そんな……誰なんですか?」
麗美の口ぶりから、桃子や和美たちのようなクラスの生徒たちではないことは察せられた。
「すぐに分かるわ。そんなことよりも先生。みっともないからいいかげんにバイブを抜いたらどうです
。ほら、立って」
出入り口のドアを向いて立つよう香織は命じられた。
その隣には楓が、しかも鼻を吊られた状態で立たされた。
人を辱めるためだけに造られているこの地下室は、天井一面に丈夫な鉄パイプが網の目状に
張り巡らされており、室内のどこであっても鼻吊りはもちろん、逆さ吊りにすることすら可能である。
命じられた理沙は小声で楓の耳に「ごめんなさい」と一言囁いたものの、躊躇なくゴムチューブの付いたフックを
楓の鼻に入れてピンと吊り上げたのだ。
楓も同じような境遇の理沙が相手では抵抗しづらい。
また、あまりに逆らっても自分ではなく香織が痛めつけられてしまうことも分かっていたので
「好きにすればいいわ」と、麗美に強がって見せるので精一杯だった。
そして理沙も香織の隣へと並ばされた。
「うん。こんなものね。悪くない眺めだわ」
3人の前に立った麗美が微笑む。
それは悪くないどころか圧倒的すぎる光景だった。
中でも単純に美しさだけを競うならば、向かって右端の理沙が1番だろう。
日本人離れした象牙のような光沢の白い肌。
あまり表情を出さない整った小さな顔。
全身がマネキンのようにスラリと細く、なだらかな曲線を描いて指先までもが細い。
唯一難を言うなら胸の小さなことだが、それすらも全身を通して見るとバランスがとれていて、
華奢で上品な魅力になっている。
男からすると気後れしてしまいがちな雰囲気があり、同性が見惚れて憧れる種類の美であった。
最近になって生やされることを麗美に許された股間を飾る淡い柔毛が、
白一色の中でのワンポイントとなって女としての色香を際立たせていた。
その立ち姿には深い服従の度合いが表れていて、顔を伏せることもなく裸体の前面をドアに向け、
無抵抗を示すように自ら両手を背中で深く組んでおり、微動だにしない。
その隣、3人の中央に立たされている香織は、理沙と同じ姿勢をとろうとしているのだが、
どうしても怯えと羞恥が邪魔をして微妙に崩れてしまうのだ。
両手は後ろにまわしているものの指先を軽く触れ合わせる程度の浅いもので、
両肩を前に出して背中を丸めて少しでも乳房を隠そうとしている。
みずみずしい果実を連想させるそのふくらみは同性ですら魅了し、
頂点の乳首は玩弄を待ち焦がれているかのようにピンと斜め上に向けて立ち上がっていた。
腰はバイブを入れられ続けて汚してしまった羞恥の部分を隠そうとして引いているが、
濡れ光る陰毛の束がチラチラ覗けて、かえって濃密な色気を醸していた。
理沙が絵のような美ならば、香織は生身の美である。
隠そうとするほどに見たくなり、「許して」と哀願されるほどに嗜虐心をそそられ、よりいっそうにいじめてみたくなる。
どんな反応を示し、どんな顔で、声で鳴くのか見たくなるのだ。
つい、ちょっかいをかけたくなるタイプなので25歳という実年齢より幼く頼りなく見える。
そういう意味ではその隣の楓のほうが17歳ながら、しっかりして見えた。
踏まれても簡単には潰れない芯の強さが感じられる。
身体はまだ発育途中であるが十分に魅力的で、きりっとした眉と意志の強そうな大きな瞳が印象的な美少女である。
それだけに全裸で後ろ手に縛られ、鼻をフックで吊られている姿は無残であった。
「いいわ。どうぞー」
麗美の声で地下室のドアが開く。
捕らわれの3人の美女の目の前で。
「……いらっしゃいませ」
「ヒッ! アアッ!」
「そんな……どうして……」
それぞれの言葉がぶつけられるそこに、ひょろっとした風采の上がらない男が呆然と立ち、
驚いたように目を見開いていた。
明光学園教頭、鎌木義男である。
そしてその足元には全裸の女が1人うずくまっていた。


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