霧裡爺さんの作品

恥罰学園 43



「それにしてもずいぶん来るのが遅かったじゃない」
「ヒウッ!」
それまでとは段違いの強さで尻を鞭打たれ、千鶴が呻く。
が、姿勢は崩れなかった。
何かあったんですか――と、麗美は千鶴を打ちながら鎌木に顔を向けて尋ねる。
「教頭先生? 話聞いてます? ねえ? ねえ! ねえ!」
2度、3度、4度と鋭い音を鳴らし肉を打つ。
千鶴の反応は――美しかった。
1打受けるごとに、前方に突き出されブルブル震える腰。
汗を滲ませ弓なりに反り返る白い裸身。
上下しながら揺れるたわわな乳房。
その先端で震える背伸びした乳首。
八の字に寄せられた整った眉。
引き締められた唇。
踊るセミロングの黒髪。
大きく開いた鼻孔。
喉奥からこぼれる、くぐもった悲鳴。
前からは、開脚のうえに無毛のせいで、突き出された腰の奥にはっきりと秘唇のありさまが見て取れ、
緩く綻んでいるその狭間からは内部の艶かしい色合いの肉襞までも覗けていた。
「どうなんです!」
「くぅ、あ、あ」
痛みに鳴きながらも与えられた姿勢を崩すまいと耐え忍び、秘部を差し出すように跳ね踊る千鶴の仕種は、
見る者のサディスティックな欲望を強烈に喚起する。
が、目の前にいる理沙・香織・楓の3人はいずれも被虐の徒である。
むしろ目の前で千鶴が受けている痛みや辱めを自分のそれと置き換えるのだ。
自分が責め苦を受けているような表情で3人とも千鶴から目を逸らした。
やっと教頭の鎌木が「え、あ、ああ」と間の抜けた声を出したときには、
すでに千鶴は10発以上も鞭を受けていた。
完全に鎌木はこの異常な状況に呑まれている。
「……そいつが……千鶴が珍しく嫌がって、グズりやがったんで。それで遅く――」
「へー。そうなの、千鶴。私の呼び出しを嫌がるなんて、ひどいじゃない」
麗美が鞭先を千鶴の足の間に移動させた。
「も、申し訳ありません。お許し下さい、麗美様」
何をされるのか察知した千鶴が、惨めに哀願する。
「だーめっ!」
底意地の悪い笑みを浮かべて麗美が手首を返す。
うなりを上げた乗馬鞭が真下から千鶴の秘部を叩き、それまで以上の大きな迫力ある音が響いた。
「!」
爪先立ちの裸身がピンと伸び上がり、大きく開いた千鶴の口から無音の叫びが放たれる。
見ているほうがゾッとする打撃だった。
「千鶴ー。ここで私と楽しく遊んだ日々を忘れちゃったのー」
言いながら麗美は2発目を放つ。まるで容赦が無かった。
耐え切れず、か細い悲鳴を漏らしたのは見ている香織の方である。
「男の人に預けるとこうなるのよねー。女ってすぐに甘えるから」
3発目。
それでも千鶴は開脚の姿勢を保っている。
痛みに負けて勝手に動くと、よりひどい目に遭わされるのが分かっているのだ。
「言ってみなさい、千鶴。おまえは何?」
4発目。
「……ど、奴隷……麗美様の奴隷です……」
「そう。それが分かってるなら、どこをどうされようと文句は無いわね」
5発目。
「そこが使い物にならないようにしてあげましょうか」
6発目。
「お、お許し……」
よほど痛いのだろう。涙声で、腿が異常に震えている。
「ちょうどいい機会だから見せしめに使ってあげる。
もっと足を広げて……そうね、両手でお尻を開いてアナルも出しなさい」
たまらず「もう、やめて!」と叫んだ楓を麗美は睨み、ボディーガードの男を1人呼んで、
その男に靴下を脱いで楓の口に入れて塞ぐよう命じた。
吐き出させないように強力な白いテープを楓の口に貼り終えるのとほぼ同時に、
千鶴も命じられた姿勢をとってアナルを晒した。
「おまえに相応しいぶざまな格好ね。自分でお願いしてごらん」
「はい……お仕置きを、お願いし――」
待ちきれずに麗美の鞭がアナルを襲う。
「あひっ!」
「どんどんいくよー。動いたら承知しないからね」
「あっ! ……ふっ! ……あぁお――」
麗美は面白半分に前後を打ち分けた。
「顔を上げなさい! 見せしめなんだから俯いてちゃ意味無いでしょ。
バカッ! オマンコとアナルをどんな顔して打たれてるのか、ちゃんと見せなさい」
「はっ、はい。麗美様」
ぽろぽろと泣いている顔が持ち上がる。
普段の千鶴に凛としているイメージがあるだけにそのギャップが大きく、どこか艶かしささえ感じられた。
「ひうっ!」
「バカみたいに呻いてばかりいないで、どこを打たれてるのか分かるように言いなさい」
千鶴は開脚のまま両手で尻をいっぱいに開き、麗美に差し出すよう後ろに突き出しているので
前傾姿勢になっていた。
前から見ている香織たちには打たれている部分が見えないのだ。
「はい……いっ! 今、お……オマンコを打たれています」
「ははっ。そうそう、その調子」
その卑猥な言葉が千鶴の口から出ることさえ、香織には信じられない。
次々と肉を打つ音が鳴った。
「あっ! アナルを、打たれています」
「……オマン、コを打たれて――」
鞭打つスピードが上がってゆく。
「アナルです……オマンコ……くっ! アナル――」
打撃の音は強くなる一方で、次第に千鶴は泣き声になっていった。
「つっ! オマンコです、オマン、あ、アナルです。ふっ、ふうぅ。お、オマンコォ、オマンコですー。
あぁ。うっ……あうー、ひっく――」
「情けないわねー、このぐらいでピーピーと。香織先生や楓が呆れて見てるじゃない。
おまえのほうが奴隷として先輩なんだから、しっかりしてよね。
だいたい自分の半分以下の歳の女に叩かれて泣くなんて、おまえプライドないの?」
「あ、あふぅ……ご、ごめんなさ、ふっ、ふっ。おねがい……ひくっ――」
「何言ってるか分かんないでしょ! このバカッ!」
麗美が罵りながら強烈な一撃を秘部に加えた。
バチッ、と耳を塞ぎたくなるような音が鳴り、千鶴の身体は一瞬伸び上がり、
糸が切れたようにペタリと床に沈んでいった。
ねっ、教頭先生――と、麗美は呆気にとられている鎌木のほうは見ずに、
足元にうずくまっている千鶴の尻を軽く蹴りながら話す。
「奴隷が逆らったり、ぐずったりしたらこんな具合に躾けてやればいいんです。
犬と同じね。怒るとき
は厳しく。立場を身体で分からせてやるんです。いつも甘い顔ばかりしてるとナメられちゃいますよ」

千鶴の丸まって震えている背中が。嗚咽混じりの謝罪の声が哀れみを誘った。
が、麗美はむしろ楽しそうにその背中を踏みにじる。
「弱そうに見えても女の身体って、けっこうタフで打たれ強いんですから。
このぐらい何てことありません。ふふふっ」
香織にはとてもそうは思えなかった。見ているだけで痛々しい。
「いつまでそうしているつもり。立ちなさい、千鶴! 膝立ちになりな!」
後頭部を軽く踏まれた千鶴が小声で返事をし、ゆっくり身体を起こした。
(あっ……)
香織は息を呑む。
ぽつんと膝立ちになった千鶴の雰囲気が、それまでと何か違う。
裸に。初めから裸で現れた千鶴だったが、さらに一段何かを脱いだように思えた。
その千鶴が麗美に頭をつかまれて、膝立ちのまま近づいて来る。
「それじゃあ見づらいわ。もっともっと足を広げて腰も突き出して下さい、香織先生。
千鶴によく見えるようにね」
あの苛烈な鞭打ちを目の当たりにした直後だけに、逆らう勇気は無かった。
「見えるでしょ、千鶴。香織先生の」
「はい……」
吐息に股間をくすぐられる。
「どうなってる?」
「あの……とても、濡れているように見えます」
「あんたのせいよ、千鶴」
「……はい」
「あんたがあんまり遅いから、この淫乱先生は待ちきれなくてオナりだしてイッちゃったの。
それでも来ないから楓とバイブの取り合いまでしてたのよ。ね、先生」
「そ、それは……」
全て強いられたことだ。だが――。
「私が遅れたせいです。申し訳ありません」
「そうよ。責任とりなさい。こんなに汚れたままじゃ可哀想でしょ」
千鶴は何を求められているか理解した。
「は、はい……私に、清めさせて下さい」
くすっ――と、麗美が鼻で笑うのを合図に、千鶴は首を傾げて近づいてゆく。
「い、いけません。理事長、やめて――」
もうそこに、自分の知っているあの理事長はいなかった。
威圧するような眼光が影を潜め、濡れた艶のある瞳に変わっている。
その瞳を閉じないまま唇が開いて、赤い舌がチロリと伸びた。
「ヒッ!」
動かないで――と、麗美が耳元で囁く。
「逃げないで千鶴に舐めさせてあげなさい。それとも教頭先生に手伝ってもらいましょうか?」
その鎌木は前屈みになってこちらを見ている。
吐き気をもよおす目つきだった。
「教頭先生に後ろからアナルを犯してもらいながら、腰を引かないように押さえてもらう?
 あの様子じゃあすぐにでもしてくれそうね」
絶対に嫌だ。慌てて首を振った。
「じゃあ自分から腰を突き出して舐めさせなさい。ただし、こう言ってからね」
腰を引いた香織を、おあずけされた犬のような目で千鶴が見上げている。
「……ち、千鶴……私の――」
吹き込まれた言葉。呼び捨てにしなければならないのが辛い。
「全然聞こえない。大きな声ではっきりと。千鶴にも楓にも教頭先生にも聞こえるようにね。
できなければ本当に……分かってるわね」
意味ありげに麗美は鎌木の方を見る。
言うしかなかった。
「ち、千鶴! 私の……私のオマンコをきれいに、舐めなさい」
(ごめんなさい。許して……)
そろそろと腰を突き出す。
どちらにしてもさせられるのだ――と、自分に言い訳をして。
「はい。……はい。いたします」
答える千鶴に迷いは無い。
秘肉に唇がそっと当てられた。
「あ、あ……」
下から上にと温かい舌で何度も舐め上げられた。
股間から「ピチャ、ピチャ」と湿った音が響く。
繊細で力強い舌技に力が抜けてゆく。
「だ……だ、め……」
秘唇が指で大きく広げられた。
自分の陰毛越しに彼女と目が合う。視線が絡む。
濡れた瞳で「いいの」と頷かれ、「許して」と首を振る。
「ひっ! い、あ、あ――」
秘唇の内側を、まんべんなく舐められた。
さらには最も敏感な肉芯までも、掘り起こすような動きで刺激される。
それはすでに舐め清めるというより完全な愛撫であった。
「そうだ! 理沙。おまえもおいで。どうせ濡らしてるんだろ」
「はい。麗美様」
そこに立って――と、麗美が鞭先で千鶴のすぐ後ろを指し、
「おまえはここにオマンコこすりつけて拭きなさい」
千鶴の後頭部を軽く叩いた。
その命令に理沙は素直に従い、座っている千鶴を挟むように香織と向かい合わせに立って
「ごめんなさい」と一言断ると、腰を突き出して自身の秘部を千鶴の頭にすりつけていった。
「あはははっ。可哀想な千鶴。
理事長なのに私みたいな生徒に叱られてオマンコやアナルまで鞭打たれるわ、
自分のとこの教師のオマンコをを舐めさせられるわ、濡れたオマンコを頭にこすりつけられるわ。
ほんっと災難よねー。同情しちゃう」
揶揄されながらも一心不乱に舌と唇を使って愛撫を続ける千鶴は、
無意識に両腿をこすり合わせ腰をくねらせていた。
「ほら、理沙。自分のオマンコばかりこすってないで、香織先生の胸ぐらい揉んであげなさいよ。
弄って欲しそうに目の前で乳首立ててるじゃない。気が利かないわね」
「そ、そんなこと……あう!」
クリトリスがきつく吸われた。
「あ、あ、あ……」
強く吸われ、揺さぶられることで自分のそこが尖りきっているのがはっきりと分かる。
そして淫らな悦びにも。
「だ、だめ――」
理沙に乳房を揉まれ、乳首も摘まれた。
全てが快楽に蝕まれてゆく。
新たな蜜をこぼしてしまっていた。
それを恥ずかしい音を立てて千鶴が舐め取ってゆく。
「先生。拭いてるそばから濡らしてたらキリがないでしょ。まったく」
麗美が覗き込んで笑った。
「いいわ。千鶴。そのままイカせちゃいなさい。中途半端じゃ可哀想だし。
香織先生はけっこうエッチだから時間もかかんないわよ」
先生も――と、麗美は少し離れた位置に立っている鎌木に目を向ける。
「遠慮しないでお近くでどうぞ。
学園理事長と教師2人による変則3Pレズ。すごいですよ」
しかし鎌木は動けず、まばたきもしないで見入っていた。
「ああっ! あっ、あっ――」
舌が秘奥に入って来る。出し入れをされ、かき回される。
乳首も痛いほど吸われ、弄られている。
声を抑えきれない。
「もうなの? みんな呆れて見てるじゃない。ちゃんと宣言してからイキなさいよ」
千鶴が顔を使って激しくこすった。
「ヒゥッ!」
もう耐えられない。
「あっ! はぁっ! い……く……。い、イキますぅ! あっ、あああ――」
香織はビクビクと、立ったままでの断末魔の震えを晒し、ゆっくりその場に崩れ落ちていった。


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